ちょっと前に、こんな記事を書きました。
最後の結びが良くなかったなと、最近お客さんと話していて、ふと思いましたので書きます。
大人は、視力1.5は要らないとヤフーの記事にあります。それは私もそう思います。生活環境にもよります。
そして子供の例を挙げて、視力1.5の遠視が原因と思われる集中力の低下の例もありますよ、と書きました。原因の全てとは言い切れませんが、可能性はあると思います。
ここからが重要でして、もちろん遠視はいかんですが、子供は視力1.0の完全矯正が良いと思います。ここが抜けていました。
以前のブログでは、大人は0.7〜0.9くらいで筋肉を緩めましょうという話でした。なのでその流れですと、子供の遠視もちょっと心配ですよ→子供も視力0.7〜0.9くらいが良いという記事に読めてしまいますね。0.7〜1.0の判断は子供だと難しくなりますが、言い換えればちゃんと矯正してあげるのが良いということです。キツかったらダメですが、ちょっと緩めるとかは不要では無いかなということです。
視力の形成は、おおよそ8歳で完成すると言われています。とくに5歳くらいまでがキーとなっていて、この時までに焦点を網膜の中心窩(一番正しい位置)に当ててあげて、ちゃんとした像を脳みそに覚えさせてあげることが重要です。そうしてあげないと、矯正してもくっきりした像が認識出来なくなってしまう可能性があります。
子供の場合は、検診等々で判明してお医者さんからメガネが要るor要らないの判断をもらうと思います。その値でいきましょうというお話でした。一番後ろの席からも黒板が見えないといかんですし、高校卒業くらいまでは完全矯正なのかなと思っています。高校生の受験シーズンで目が疲れるなら、デスク用のレンズを使う手もあります。
早いもので目の筋肉のピークは12歳頃なので、筋肉の衰えが徐々に出始める頃から、クッキリさよりも緩やかさを重視するのが良いのでは?というのが前回同様の考えです。もちろん、完全矯正の方が眼球運動がスムーズになり、良いという主張もあります。
眼位も関係してきますので、各人にそれぞれの処方があるとしか最後には言えませんけどね。そんなことを考えながら検眼等々を行なっております。
メガネも大分お手軽なイメージがついてきましたが、お手軽出来ない要素やお手軽ではダメなこともあります。