70年代の日本のメガネ。オプチル素材による立体的な曲線と、透き通る色の綺麗さが特徴です。フレームのオレンジ色に合わせて、レンズカラーはネイビーにしました。黄色と青の補色の関係を用いています。クリスマスの緑と赤みたいな感じです。
オプチルは鼻盛りが出来ません。出来ないと言いますか、プラスチック片を融着出来ないために、プライマーの塗布をして瞬間接着剤でくっつけることで鼻盛りをします。
今回は日本の設計のフレームでして、鼻幅14ミリでした。鼻盛りをせず、フレームの透明感を活かしたまま掛けることが出来ます。デザインとメガネとしての設計のどちらも欠いていない、良いフレームだったと思います。