アーカイブ:4月2019

明日は休みます
営業案内

19.04.28

そういえばです。明日は休みです。親戚でバーベキューでした。

夏のバーベキュー、冬の鍋、会社とか親戚とか様々な関係において催されると思いますが、いつもポジションで迷うタイプです。特に、上記の二つはレベルが高いので。それに店以外ではあんまり喋んないですからね。

ツインカラー
ヴィンテージのメガネ

19.04.28

レンズカラーが分かりやすいように、白の土台にて。今日は頑張って、写真を撮るためだけに作業場から移動しました。

サングラスレンズ専門のメーカーさんの、度なしレンズのカラーバリエーションを眺めていますと、どこで誰が掛けているのだろうか?みたいなカラーがゴロゴロあります。ということで、ブルバキの出番な訳ですが、組み上がりは割と面白メガネ感が無い、カッコよいメガネになってしまいました。それで良いんですけどね。それが正しい。

スモークとブルーのツインカラーに、標準でシルバーミラーがかかっています。後ろの金のミルクに負けない煌めきを放っていますね。割と手間のかかる贅沢なことをしているのに、度なしサングラスレンズは安価なのが魅力です。

レンズ単体でみると、予想以上に邪悪な雰囲気のカラーでした。そもそもツインカラー自体が、業界外では馴染みが無さそうです。スポーツサングラス以外でのミラー加工も同じくでしょう。その馴染み無さの掛け算なので、さすがに初見は邪悪さも相まって驚かれるかもしれません。まさに、金のミルクくらい濃い仕上がりな訳です。確かに私も、元はミルクの国しか知らなかったので、金のミルクが出たときはその濃さに驚いたものです。

今回のようなスペースエイジのサングラス等々には相性良さそうです。ポップさが中和されて、怖くて不気味な雰囲気とか、謎にテンション高そうで不気味とかでは無くて、ノリの良さそうな人くらいな感じに自分の雰囲気をもっていけそうです。度付きの場合は、ちょっと頑張れば可能です。これを見本に特注で染色をした後、シルバーミラーを掛ければ良いです。ミラーがあると色の完璧な再現は難しくなりますが、近い感じにはなるでしょう。テレビジョンフレームに積み込んだら相当カッコ良さそうなので、試してみたい欲が凄まじいです。

ちなみにフロントが緑、テンプルが黄色、でもディオールなんですよね。素晴らしいフレームでした。

接写
目のことレンズのこと

19.04.27

後期のゴルチエもいい感じです。前期の方が、もちろん力の入り方が凄まじい感じですけど、後期の気兼ねなく掛けられるメガネの限界みたいなデザインも良いです。

チタンの鼻パッドに変えました。プラスチックパッドは黄ばみますし、芯が「JPG」と刻印有りというだけです。個人的にはそこのオリジナル性を尊重するよりも、パッドを変えてスチームパンクの雰囲気を高めた方が好きです。

青のフレームに青のレンズというのも良い感じ。気持ちティアドロップ感のあるオーバルというのも、仄かな変態具合いで絶妙です。細部まで気にしてなければ、オーバルで済む話なので。飾りに目が行きがちですが、ゴルチエはレンズの形も乙ですね。乙ですよ。

明日は15時オープンです
営業案内

19.04.26

昼一発目から検眼がありまして、明日は15時から開けます。よろしくお願いします。


無垢のメガネ(925silver,SPM)

19.04.26

お待たせしました。先に彫金無しだけ頂きました。オープンからお渡し等々のご来店がありまして、ようやく夕方、一人になったタイミングでフレームの調子取りと鼻パッドを交換して、今これを書いています。曲を消して窓を開けて、街の雑踏を聴きながら、暫くボーッと眺めていました。想像を超えていました。

スマホで見ると、画面からハミ出すと思いますが、知っててそのまま載せます。タブレットだと、ちゃんと表示出来ますよ。ホームページの綺麗さよりも大事なことがありますから無視しますね。

一発目、どの玉型にするか迷いました。今回はトノー(44)と、オーバル(42)にしました。理由としましては、FPDの問題があります。皆さんが言うところのサイズです。

ブリッジの取り付け部の長さを調節することで、リムと干渉しないようにしているため、トノーでFPD68ミリ、オーバルでFPD65ミリです。おおよそ日本人の男性の瞳孔間距離(PD)が65ミリであるところから、このバランスにしました。実際、PD60付近の方でも、FPD65くらいであれば、掛けて大きすぎるという風にはそこまで見えないと思っています。女性であれば、やや大きめの方が可愛らしくて見える為、好まれる傾向にあります。男性でもFPD=PDは、光学的にはレンズが一番薄く仕上がるし、何となくヴィンテージメガネ界隈で正しい掛け方と言われているのは知りつつも、やっぱりちっこいから窮屈そうで好みではないと感じている方はいらっしゃいます。むしろ、ブルバキでは多数派ですが。結局FPD=PDというだけでは、メガネの掛け方として正しいかどうかまでは言えず、またそこに緻密さを要求していないというのも、この2つを選んだ理由です。

また、昨今はレンズの縦横比1:1くらいの物が好まれる傾向にあります。要は、丸だったら欲しかったのに、と散々言われそうなはずなのに何でオーバル?みたいな話をさらに以下でします。

簡単には直観なんですけど、バランス悪そうかなと。1920年代のコートランド等々も、リム形成時の精度の問題もありますが、真円とこの楕円の間くらいな柔らかい丸です。ごはんですよ感が極めて少ない丸です。

また、まん丸ですとレンズサイズ40ミリか38ミリが、一山のフレームでは売れました。42ミリ以上になりますと、クラシックでキリッとするというよりは、フニャッと可愛いお爺ちゃんみたいになるからでしょう。日本人の眼の大きさも関係ありそうです。

そのときにブリッジ幅が23ミリ、レンズ幅40ミリだとすると、FPDは63ミリになります。男の人の瞳孔間距離の平均値よりマイナス2ミリです。だいたい女性の平均値です。やはり初めの一発は、ピッタリ派が多い男性の真ん中を作りたかったわけです。

では、ブリッジサイズを2つ設ければ良いかと問われると、それもまたやってみないと分かりません。金銭的な問題もありますが、それよりもブリッジの一番上の部分、横に真っ直ぐな箇所を2ミリ伸ばした時に、縦幅をキープすればブリッジ自体の縦横比が崩れます。一方、縦幅を比率を崩さず変えれば、全体が大きくなります。その時に、オリジナルに対して忠実に再現できているか?同じような雰囲気が維持できるか?この二点は保証出来ません。おそらく、この絶妙なバランスで保っている以上、崩れると予想出来ます。ならばブリッジのすべての要素は変えない方が良いと判断し、レンズサイズと形状によって、FPDのバリエーションを設けることにしました。

あとは、横長の方がこちらの都合が良いからです。乱視には角度があります。様々な要因で乱視になりますが、重力によって、弾力性のある角膜や水晶体が潰れても生じます。軸180度の乱視です。個人的な検眼の感覚ですと7割型はこの180度では無いでしょうか。確かに英語ではw.t.r.(with the rule)と分類されるはずです。ルールとは則ち自然法則であり、重力という話です。

では、180度の乱視(マイナス度数)は、レンズにするとどこが厚く仕上がるかと言えば、それは上と下です。しかも上下は左右よりも眼球運動が苦手な為、そこまでレンズ幅が要らないのに、そこが厚くなります。欲を言えばガラスのレンズを積みたい!として、残念ながらテンプルは細くて摩擦が生まれにくいです。であれば、少しでも重さを減らすために、不要な厚くなる部分は切り落としたいというのが、掛け心地も含めた美しさを考えたときに念頭にありまして、横長の玉型2つにしました。

以上、なんでこのレンズ形状?について書いてみました。以前もどこかで書きましたが、ただの眼鏡屋が、0からデザインをしようなどとは考えておりません。まずはヴィンテージを、保存出来る形式に変換することが第一です。その過程の中で選択に悩んだ時に、眼鏡屋として合理性のある方を選びました。ちなみに合理というのは、冷たい無機質な要素ではありません。例えば植物、生きるために不必要な器官は何一つ備えていません。つまりは、植物も合理の塊です。本で誰かが書いていましたが、忘れました。

お気づきと思いますが、美しさの秘訣みたいな、美魔女の種明かしみたいなことは書いていません。私もそこまで分かりきっていない、そもそも分かるとは畏れ多いという感じだからです。ですからそこは見ていただいて、それぞれに判断して頂ければと思います。

ガラスの枠入れ
修理とメンテ

19.04.24

タートのお持ち込みがありましたので、ガラスのフラット、ノンコートを枠入れしました。温めなくても、コツが分かればレンズ外せます。ギリギリの大きさを狙いました。レンズを拭く際に、フレームの中でガタつかないので、ひさびさながら良い仕上がりです。クリア部分が生成りっぽいので、出来る限り干渉を抑えたいという判断に依るものです。

もう一年くらい前ですけど、この周辺のフレームを取り扱っていないことを伝えたときに、「専門外じゃん」みたいに言われまして、それ以降、専門外でも良ければ頑張りますよの精神で承けております。むしろ、物が置いてあれば専門店になれるんだったら、ヴィンテージ眼鏡店って簡単だなと感じたことをいまも覚えております。そのときからヴィンテージメガネの専門店にはならずに、街の眼鏡屋を目指そうと誓いました。ヴィンテージも置いてある店くらいな雰囲気です。まあでも、一応古い眼鏡しか置いてないんですけどね。ヴィンテージは手段であって、ひとつの入り口くらいに考えています。ブルバキは別の入り口からでも歓迎ですよ。

お持ち込みの際に、フロントの歪み直し云々のご要望を伺いますが、レンズのご注文であれば不要です。枠入れの際に、もちろん可能な限り直します。リムの歪みが原因のことが多いので、実際には枠入れと同時に直ることも多々です。

直してねと、よく言われるので本当にただ嵌めるだけのケースが多いのでしょうね。値段もありますし、それぞれの店にそれぞれの経営課題と方針がありますから、眼鏡屋であれば必ずやるべき、とは言えない項目だと思います。

面取りは、ガラスなのでやや多めです。前面はプラスチック同様少なめです。

明日は15時から開けます
営業案内

19.04.23

いつも通り、明日は検眼がありますので15時からあけます。

ちなみに飛び込みの検眼が不可ではなくて、予告を頂いたのなら時間を確保しようという、そんな心持ちです。完全予約制にして、今さらプレミアム感も出すのもお互いむず痒そうですし、特に決まっていないです。

ちなみに、27日の土曜日も同じくです。また、5月5日は昼から2件の検眼がありまして、おそらく終わったらそのまま店閉めます。夕方にはゼーゼーになっていると思うので、満足な接客を提供出来ない恐れがある為です。先のことですが、5月15日は同じく予約で休みです。

鳩しか来ない日もありますので、(正確には購入・修理が0件で、受け取りは1件お越し頂いていました)相変わらず低空飛行で暇だったりもするのですが、予め判明しているところだけ、先にご連絡です。

レンズ替えました
無垢のメガネ(925silver,SPM)

19.04.23

銀無垢とK14ホワイトゴールドのメガネ。度数が変わって、今のところ不具合は無さそうなので作り直しになりました。いつものカザールは金欠でレンズ交換出来ず、まだ保留です。

インスタのニコルのフレーム、店頭でもよく聞かれましたが、あれは他人が掛けていたやつです。あまりにもカッコ良かったので、記念撮影させてもらいました。あと、今までピンときていなかった薄い緑が品があってカッコよいと感じましたので、その組み合わせも試しています。

ただ、そのままそっくりも面白くないので、シルバーミラーをかけています。ここ半年くらいは、どんなメガネでもミラーさえかけておけば、何でもカッコ良くなる気がしております。今回も最高でした。ただただ見た目に眩しいメガネが出来上がりました。

あとは、ガラスとプラスチックで収差の具合を体感してみたくて作りましたが、確かにプリズム入れると割と鈍感な私でも違いが分かりました。ケバケバした感じがやや出ますね。

こっちの方が色が分かりやすいかも。まだ在庫が1本残っています。

箱足取り付け
修理とメンテ

19.04.23

ネイティブサンズのメガネ。ブルバキも、とうとうアパレルの流れが来はじめましたかね。初です。ウェイファーラー系なんですけど、リムの緩急のつけ方と横幅を小さくすることで、ウェイウェイ感が控えめでカッコいい感じになっています。リベットもゴツくていい感じです。

で、問題はこれを女性がつけているということです。男向けで鼻幅が21.5(ボクシング表記で0.5というのは初めてかも)、さらに腕が145ミリです。

鼻盛りのご依頼でして、プラスチックを付けようか足を付けようか迷いましたが、足にしました。

修正前です。水平になるようにテンプルを置いた時に、鼻パッドの方向が鉛直方向に向いていません。お客さんの要望の中に「フロントが重たい」というのがありました。テンプルの添わせがありませんでしたから、フィッティング不良による重量バランスの崩れも考えられます。それともう1つはこのパッドの方向です。掛けた時に鼻パッドが鉛直方向を向いていない場合、鼻で支えきれません。懐かしい、物理のモーメントが発生します。それでメガネが飛び出ます。重量バランスは一層崩れ、重みを感じる訳です。

このフレームのカッコよさは、横にも潜んでいました。テンプルの傾斜もウェイファーラーみたいにキツくかかっています。頬っぺたに触れれば化粧が落ちるので、そこも回避したいところです。そうなりますと、やはりフロントとの距離を確保しつつ、鼻パッドの方向を鉛直方向に持っていくべく箱足の装着となります。

もうちょっと鼻パッドの角度をつけてもいいかも。とりあえずほぼ鉛直方向に向きました。確かに箱足をつけますと、セルフレームのスッキリとした醍醐味が失われますが、昨今はチタンパッドがあるおかげで、さほど野暮ったくなりません。箱足の取り付けも、必要であれば積極的に施していきます。

雑記中の雑記
雑記

19.04.22

本日も私より7こくらい下の子と話してましたけど、普通に接してくれるのが有難いなと思います。サラリーマンだったら、上司と部下ですもんね。それか小学生と中学生の差。お酒の場だったら、逆にこっちがお金払わないとですよね。

最近は、あらゆる流れが硬化することに怖さを覚え始めました。そんなこんなで、この前の東別院の骨董市では、初めてファイヤーキングを買ってみました。

ずっと、あの有名なジェダイが綺麗で良いなと思っていましたが、コップにあの値段はどうなんだ的な考えがありました。さらに最近ですと、あまり周りで耳にしなくなったから、もうイケてないのかな的な、一抹の不安で購入欲を抑えていました。

まあでも、自分にとって始まってもいないのに、実感の無い世間のあれこれから、恰も自分も同意見と思い込み、ついには終わったものとして蓋をしてしまう、それって自分にとって未開の物への態度としてどうなんだ?みたいな風に考え直しまして、勢いで買ってみました。今は、既に皿が欲しいです。ちゃんとハマりました。

若さといいますか、柔軟さみたいなあれこれをどうやって維持していくのか、店を名古屋に構えてからずっと心配ですね。お店でも、話す時間が長くて聴く時間が短くなってきているので、自分が硬化していく感覚が凄まじいです。

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