アーカイブ:2月2020

裏メニュー化
修理とメンテ

20.02.10

これらは加工後。元々の鼻パッドの左右の角度が違ったので、熱加えて曲げてみたんですけど、根元からパリッと折れたので、新しく鼻盛り。今回は、特殊オーダーで当時っぽくしてみました。新しいパッドをのせた後に、削って磨くだけですから、そりゃまあ出来るだろうなとは思って簡単に承けたんですけど、予想より大変でした。今後は裏メニューにします。発動条件はひみつです。

サンニシで気軽に手に入る黒いパッドがこれくらいなので、幅寄せや高さを出すための盛りの部分や、左右対称にかまぼこ状にアーチを描いている箇所を、鼻腔側に向けて削ったり、結構あれこれ時間掛けてみました。

皆さん鋭いですね
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

20.02.09

実は、先週の水曜日くらいに届いてました。来店が重なってしまうと、それだけで1日終わるので、それは皆さんにとっても不幸ですから、何となくフワッと待っていました。そしたら、いい感じに半分くらいは披露が出来ました。ということで、オーダー下さった皆さん、大変大変お待たせ致しました。まずは完成をご覧いただき、レンズを選びにお越しください。来週までに何もリアクションが無かった方は、ちゃんとこちらより電話しますね。

まだ分かんないんですけど、在庫の補充、特にラウンドの品揃えの強化が出来ないっぽいです。結構作りましたが、全部売れそうです。一度お越し頂いたり、レンズ交換の依頼を下さった方が、事前にご購入の意思表示をして下さったおかげで、店頭に並ばずに消えました。ありがとうございました。また次のロットでお会いしましょう。

また3月くらいに、最終的にどの辺が補充できたのか、ブログにあげるかもしれません。

これのために生きているっていうのは過言なんですけど、そんなことを言ってみたくもなります。

明日は休み
目のことレンズのこと

20.02.03

4日火曜日は、月一回の外回りのため、休みます。

やや遅れて開けます
営業案内

20.02.03

今日は、急遽14時オープンです。

毎度ながら
目のことレンズのこと

20.02.02

迷う事例。

・40歳半ば、緑内障(片眼のみ)、s-4.00くらいの近視。瞳孔間距離63ミリ。

・主訴、夕方くらいに近方が見にくい

緑内障は、10年くらい前から罹患しており、現在は進行を抑えられている状況なので、眼鏡屋としては触れることも出来ない、触れなくても良いことなんですけど、検眼の手立てがかなり減るので、検眼のプランを組むのに一工夫が要ります。あとは、朝昼夜で視力が著しく変動する場合も考えられるので、とりあえずはそこを念頭にあれこれ測ります。

緑内障側の眼の、中心窩周辺の視野が失われており、抑制とかあるのかなと思って、赤レンズテストをしたところ、おぉーなるほど、というご返答。外側が赤で、中らへんが透明ということなので、抑制は起こっていないようでした。だからこそ、緑内障に気づくのは難しいんでしょうね。

精度は落ちるんでしょうけど、おもむろにクロスグリッド(#14B)をしてみたところ、(-0.75)という結果に。これが結構焦る結果でして、必要以上に力を出してピント調節するクセがついてしまっている現れでして、プラス球面処方が真っ先に思いつきます。

オートレフで-4.25や-4.50あたりで、赤緑やりながら何となく-4.00で決着をつけている感じが歴代の処方度数から伺えるわけですが、そこからさらに+0.75は確定で処方したいところです。それに、過去のメガネの光学中心の距離を測りますと、短くて60ミリくらいで制作されていました。瞳孔間距離との差異から、1.2△B.Oが発生しております。それも力を抜くことを妨げる要因です。これも取り除く必要があります。

で、ここからが迷うわけです。何にか。他の使い分ける予定のメガネ達との関係です。良くも悪くも、度数の変更がそれなりに劇的であれば、違和感や慣れるまでに頭痛を経験したりします。とくに今回は、休日用のメガネという立ち位置ですから、他のメガネ達の方が掛けている時間が長く、さらに頻度も高いです。脳は、新しい処方を毎回異物として認識しそうな気配がプンプンです。ということで、いつも着地に迷います。

理想は、まずは仕事用を変えて、慣れたタイミングで休日用にも新処方を組み込むとかですね。

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