アーカイブ:4月2023

黒セルへの鼻盛り
修理とメンテ

23.04.29

ルノアの鼻盛りしました。

昨年、当店で枠入れしており、やっぱりまつ毛がレンズ後面についちゃうよねってことで、今度は鼻盛りしました。

幅はあまり変えずに高さだけ出したいので、外側いっぱいに取り付けて、はみ出した部分は削るとこんな感じです。

細くて華奢な感じを邪魔せずに盛れたかなと思っています。鼻盛りの主張が強いと、鼻!!って感じのメガネになっちゃいますからね。

バージョン違い
無垢のメガネ(925silver,SPM)

23.04.29

ヴィンテージの金張りのフレームに施されている、ボシュロムのダイヤ柄を手彫りで再現してもらいました。

これは元ネタ。

これが手彫りの再現です。銀無垢のメガネに施しました。

違いの部分は、ブリッジのセンターをどうしよう問題がありまして、元ネタは朝日っぽいシンボルが真ん中に来ます。

トップ画像と比べてみてください。今回はセンターシンボル抜きでお願いして、※みたい部分がセンターにきました。それも良いですね。

 

2・4・5は確定です
営業案内

23.04.28

5月2日(火)は、月例の眼科さん出張のため休みです。

5月4日(木)は、定休日です。

5月5日(金)は、色々あって休みです。

ツーポの枠入れ
ヴィンテージのメガネ

23.04.28

お持ち込みツーポの枠入れ。一般的に、30年代の〜と言われている金張りのフレームです。この前インスタにも載せたものですね。

フレームからレンズ掴みが表と裏と2本、レンズを挟む形で伸びているタイプです。掴みの裏側にネジがきってあります。レンズの厚みに影響を受けますし、そもそも保持するために挟む意味ないやーんってなって、今の形式になったんだと思います。

一発どこかで枠入れがしてありまして、そのときに右腕のネジがプラスに変えられていました。この手のフレームの初期のネジは、マイナスの溝が浅かったりネジの頭が脆かったり、加工しているときにアレコレありますから、仕方が無いと思います。

元はこんな感じでした。

すでにネジが1本変わっちゃっているのなら、こちらも思い切れるということで、美観を良くする為に現行のネジに総取っ替えしております。汎用のネジで、それっぽいのがちょうどあります。それに変えることで見た目のみならず樹脂ワッシャーとかナットとか、緩みにくくさせる手段が格段に増えます。相当実用的になります。

テンプルの閉じが微妙に合わないのが気になりましたが、智の部分が左右で形が違いますし、開いてテーブルタッチテストをしてみて、左右レンズと左右テンプルの4点で接地しているなら、この辺は追い込まない方が吉だと考えています。形状を整える過程でメキッと逝くかもしれないですから、フレームの変更は何やかんや言いつつも最小限です。

玉型変更とのことで、手元にあるAOの細長い八角形をもとに製作しております。せっかくのヴィンテージですし、アメリカで揃えてみました。

緑の10%の濃さのレンズです。ガラスのショーケースのこんな感じの雰囲気が足されるので、ツーポに緑レンズはいつ見ても綺麗だなと思います。レンズの濃さ10%の緑なら、正面はほとんど透明に見えます。

サーモント枠入れ
ヴィンテージのメガネ

23.04.28

サーモントの枠入れでした。amorのお持ち込み。

枠入れとなりますとなんともこれは大変で、リムの前面にも後面にも眉毛パーツが掛かっています。例えばフレームが出来立てホヤホヤで、眉パーツのセルがピンピンな当時なら目をつむってしまい、レンズとそれが干渉しようが御構い無しに枠入れをするということも考えられます。ただそれが製造から50年ほど経った現在となりますと、目を逸らすわけにはいきません。レンズと眉毛パーツが干渉し合えば、眉毛パーツ留めのネジ穴付近から亀裂が入りやすくなります。加工の理想像としましては、レンズと一切干渉させず、眉毛パーツの見た目通り、フレームに乗せるだけということになります。眉毛パーツは添えるだけです。

当時の精度なのか意識の問題なのか判然としませんが、とりあえず眉毛パーツがリム側に被さった原因は、眉の取り付け位置が左右非対称です。比べますと、右レンズはリムにかかり、左レンズはほとんどリムにかかりません。原因が分かったところで、フレームのカーブが強いこと(7カーブくらい)、今回の処方のレンズが左右とも単性であることを考慮して、眉毛パーツの前面は削らないことにしました。リムにかかる部分だけ眉毛パーツの前面を削ると、完成を正面から見たときに眉毛パーツの形がモロに左右非対称になってしまうので。まず後面で何とかします。

例えば、処方が強めの凹レンズの場合、ベースカーブが1とか2とかほぼ平らに上がってくると思います。レンズ端の厚みがあるため薬研のデザインで、ある程度は薬研のカーブをフレームカーブに近づけることも可能です。それをやると、今度はレンズの端っこが眉毛の前面に当たります。

 

なんやかんやありますけど、完成はこんな感じです。

後ろをキッチリ合わせました。リムにはみ出していたのは右レンズ側でしたが、左レンズ側もちょっとだけ綺麗に整えております。

それでは枠入れしていきます。

薬研位置は限界まで前側にして、レンズの厚みは全て後ろに持っていきました。とりあえず綺麗に入ったので安心しました。

眉毛パーツを付けたり外したり、アレコレ干渉し合っている状態で行うと、ネジに変なテンションがかかっている為に、真っ直ぐ入らなくてネジ穴を壊したり、ドライバーがなめてフレームやレンズを傷つけたりします。

この辺の段取りをしておくと、ネジがスッと入っていくのでドライバーも逃げにくく、最終の仕上がりも綺麗になります。

明日は休みます
営業案内

23.04.25

明日4月26日(水)は休みます。

何時に店に着けるのか、今のところちょっと分からないのに加えて、加工が詰まり気味の為です。

次は金曜日に開けます!

こってり感が良いです
メガネのはなし

23.04.14

リザードの型押しのケースが、いつものよりさらにウルトラギリで入庫って感じです。

暗黒面
ヴィンテージのメガネ

23.04.14

いままで見過ごしてきた気がします。加飾してあるフレームたちが急にめちゃくちゃカッコ良く見えてきています。80年代のエアコンとか扇風機と同じで、カッコ良く見せようとした一手間がやっぱり良いよねっていう感覚がじわじわと。

どうやってセルフレームを彩ろうかなとなったときに、何だかんだブランドロゴがカッコ良かったりしますよね。ヴィンテージですと例えば古いディオールのロゴとか、ロゴ自体もロゴの大きさも質感もアレコレ凝っていたりして、ちょっとネガティブに「ブランドロゴだけ」とは言われがちなものの、かなりの意思決定がそこにされているわけですから、会社にとって大事なロゴですし、やっぱり良いですよね。

それでこれはといえば、ロゴがきそうな部分に金属パーツがありまして、日本製の純朴なロゴ無しフレームなんですけど、この加飾が80年代に各所で想い描かれていた未来感があってカッコ良いです。郷愁を誘います。

台紙が残っていました。モデル名が「マーシャル」で、意味を調べると“元帥”とか出てきます。妙に納得できる名前でした。

カラー名が“ダークサイド”ということで、それも何だかじわじわきます。

フレームもフットワークも重くてもいい
無垢のメガネ(925silver,SPM)

23.04.12

この前の軽いTR90のメガネを運動用に作ったものの、、、。あれは球技とか町内会の運動会とか、第三者が居てもっとアグレッシブなスポーツの類いのときに、メガネの破損のリスクが高いときに使おうかなと。

何年前か忘れましたが、トム・ブラウン(デザイナーの)のランニングの様子が紹介されておりました。シャツにカーディガンを着て、超短パン(スラックス?)を履いて、エッサホイサと走っていました。それの衝撃たるや!検索してみてください。ウルトラカッコいい、走る事務員って感じです。

記憶違いで、トム・ブラウンはアシックスを履いていると思っていたんですけど、その写真ではナイキでしたね。パーフォマンスの意図も若干はあると思いますが、それにしましても自分と切り離せないし日常とも切り離していませんよ僕の服は、みたいなそんなメッセージが強烈に伝わりました。

その伝説を思い出したところで、そうだそうだと留まりました。やはりランニングも銀無垢のメガネだなと。私の場合は、1秒でも長く顔に銀を乗せていたいと、それは常々思っていますからね。

それと冒頭のあの画像、70年代のランニングブーム時における眼鏡の広告なんですけど、あの雰囲気でランニングしたいなという願望もありました。めっちゃ清々しくてカッコいいなと気に入っている広告です。だけど時代感もありまして、軽やか過ぎず男性も女性もちょっとゴージャスなんですよね。

スポーツだからティアドロップ型のメガネを選ぶという思考は、現代にはほとんど残っていないのでは無いでしょうか。その部分を再現したいなと。

結果、画像のあれを掛けて日々のランニングをすることにしました。ランニングの再開は4年ぶりくらいです。朝の4時半くらいだとまだまだ暗いですから、レンズの色は薄めでマロンの15%に交換しました。

雑記
雑記

23.04.10

この2週間くらい、店頭でしっかりとメガネの話をしていました。その反動で、雑記の中の雑記というものを書きたい衝動が。

30代の真ん中になりますと、たしかに味覚といいますか嗜好が変わりますね。若い時には信じられなかったことが現実に起こります。

年齢的にちょっとその変化が訪れるのが早いかもですけど、ご飯のおかずは冷奴があれば最高ですね。もはやそれさえあれば。気温が高かろうが低かろうが、キンキンに冷えた冷奴はいつでも安定して美味いです。ちょっと前までは、冷奴はおかずにカウントしないという、ご飯の準備をしてくださる方全てを敵に回すような危険な思想を持っていたんですけど。回心しました。

スライスしたトマトが入っている形式のハンバーガーがありますよね。あれはどう思いますか?今までは生のトマトが好きではなかったので、外すまではしなくとも要らんなぁって思っていました。それもここ最近変わりまして、あった方が美味しいから入れるんだなと、ようやく理解できました。

それって結局、のどごしが良い方に嗜好が流れているかと思いきやそうでもないようです。チロルチョコのアソートがありますよね。小さいときからあれのミルクが好きで、コーヒーヌガーはちょっと苦手でした。いまは逆で、コーヒーヌガーが一番で、ミルクは1個あれば十分という感じです。

変化しないことには超人的として憧れますし、変化し続けないとダメというのも納得で、そうなりますと、その都度自分の心が落ち着く方に陣取れば良いと思うんですけどね。そうは言ってもとにかく変化しなくてはと焦るときもあります。意外にも内側を探すと他人からしたら屁みたいな変化かもですけど、生きてる以上なにかしら変わっていることがあるものですね。

おじさんの味覚の変化ということで、本当にしょうもない情報だったんですけど、自分としては特にトマトが入っている形式のハンバーガーが好きになったことはかなり大きな変化でして、久々に発見の鋭い喜びを得ました。

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