入荷その2vintage

22.11.18

ティファニーのセルです。これも90年代とクレジットが付いていましたが、CEのマークはやはり無いので93年以前かと思われます。

サイズは45□20です。フレンチヴィンテージやその周辺に近いサイズです。今っぽいサイズ感です。クラシックな雰囲気になる、セルでは小さめのサイズです。これが作られた時代、80年代後半から90年代頭となると、52□18とかもっとレンズが大きくてもおかしくないです。ティファニーの他に、アルマーニもこの時代はクラシックテイストで、当時としてはレンズが小さい、それが今となっては丁度いいサイズ感みたいなことが起こりがちです。

しかもストレートテンプルです。何だかんだストレートテンプルで太いと、それだけでカッコよく見えます。これも手元用だからレンズが小さくて、着脱しやすいようにストレートテンプルなんでしょうかね?用途と一体化しているかどうかまでは判然としませんが、ストレートテンプルだとカッコいいです。ストレートテンプルで企画してくれてありがとうです。

メタルの蝶番になっておりますが、これがフロントが狭いことに対しての対策として働きます。このメタルパーツの曲げを開いて側頭幅まで合わせれば良いので、フィッティングは簡単です。カザールの607とか、80年代のフレームにはよくあるセルフレームの蝶番への装飾方法なんですけどね。

金属はシャーリング加工がされていて、ピカピカではないです。生地の綺麗さを邪魔しない程度に光沢を放っている感じです。

生地の色も透明感もフレンチヴィンテージっぽくて、30年前もあの辺のクラシックは参照されていたんだなと感じ取れます。ティファニー名義なので、アメリカで言えばF.D.R.とかですよね。何度もおんなじこと言っちゃいますけど、時代はグルグル回っているんですね。

_170831bk

pageTopLink