ヴィンテージも、ある程度ブランド化してくると、デッドストックの通販とか、中古の通販とか、中古の中古みたいな感じに多様化してくると思います。ただ、ブランド化に成功したメーカー、型番のみが値段が付くシステムなので、そこから外れると価格はほぼ0円でしょう。
そのようなルートから外れてしまったメガネ、なんちゃって系とか、未分類なヴィンテージに惹かれます。こちらも、メガネとして大したことのないものを、ただ古いからといって持ち上げ、金額を算定するわけにもいきません。作りや今のメガネと比較した良さ、それ自体の放つ良さ、それぞれを考察しますので、買い付けの中でも本気の本気で一番悩むところです。お客さんも、予測不能なメガネの出現で困惑すると思います。
この、掘りだしてからお客さんの手元に届くまで、滞りなく進むことが一つも無いのが良いところで、基本は手間しかありません。その辺りのやり取りに付き合って下さって、ありがたいなあと感じております。