アーカイブ:10月2018

インスタグラムの忍者について
雑記

18.10.31

フォロワー減るかなと思っていましたが、まさかの一人増えました。商品載せると減るのに、何なんでしょうね。

毎回成功するわけでは無いですが、7割くらいバク転が出来る人形です。頂きました。ゆるいから好きとか、そういう話では無くて、単純にすごいです。

バネの力と、蹴り出す角度と、重心と、かなり設計時に試行錯誤したのでは無いかと想像出来ます。回転の動作をよく観察しますと、背中が鍵であることに気づきます。

ジャンプすると、足が伸びきって直立状態となりますが、その時に背中の刀が、ちょうど地面に接します。着地の時のブレを、この刀で補正しているわけです。刀がアブソーバーになっています。

また、刀が長過ぎれば、または取り付け位置が1ミリでも高ければ、両足が浮いてバランスが悪くなりますし、逆に刀が短ければ、アブソーバーの役割を果たしません。着地の振動を制御できずに転けるでしょう。量産品のプラスチック製品ですが、それなりの精度で組まれていることも伺えます。

メガネの見方も、大体こんな感じです。こんな感じと言われても困るかもしれませんが、こういう風に見ていまして、それで良いなと思ったものがおおよそ並んでいます。

ひし形
ヴィンテージのメガネ

18.10.31

ここ数日、忙しくは無いですが接客が続いていたので、紹介するのを忘れていました。ひし形のメガネです。なかなかのクレイジーさですが、掛けると“今日掛けてきたみたい”な、馴染み方を恐らくします。割と、遠目は楕円のサングラスに見えますので、たしかにぼちぼち普通です。

図鑑では、近いものが60年代として掲載されています。大体どの図鑑も60年代か70年代で紹介していることが多いです。

レンズの色は悩みどころですね。このままでも良いですが、レイバンカラーでも良さそうです。紫とかで、もう少し狂気的な方向に振ることも有りだと思いました。いずれにしましても、どの方向にもイメージを振れるという点が優れています。

悩み中
雑記

18.10.31

作業が溜まって店を閉めたり、11月は引っ越し云々で休むことが多いので、それ以外の理由で休むことは無いようにと考えておりましたが…。

鬼まんじゅうの研究って、めちゃくちゃ面白そうです。しかも、ちょうど先週にお客さんに教えて頂いた「揚輝荘」で行われるとあって、個人的な推しイベントです。揚輝荘にも行ってみたいです。

セミナーとなっていますから、作るとかでは無くて、最適な粉の分量とか、芋のチョイスとか、水と捏ねる時間のバランスとか、蒸す時間の最適解とかの話でしょうか。一層気になります。

さすが名古屋です。一年経ちましたが、私にとって未開なだけで、今もなお面白いことがどんどん現れてきます。

テレビが快調です
ヴィンテージのメガネ

18.10.31

テレビメガネです。テレビ系のデザインとしては、60年代中頃から存在していた模様です。フロントの埋め込みの蝶番や、やや大きめなレンズから察するに、70年入っていると思われます。これでも、FPDは67ミリですから、言ってもそんなに巨大なフレームではありませんが。販売の時には、そのあたりの年代云々の話をしないことが多いので、ここでフォローを入れておきます。

とりあえず、デモレンズとしてノンコートのプラスチックを入れています。落ち込んだレンズ周囲によって、レンズの凸感が強調されています。滑らかなその凹凸を、目が勝手に追ってしまいます。右から左、左から右へと絶えず行われる視線の移動が、フレームにダイナミックさを与えているのでしょうね。

フロントの左右の角を落とした部分も、全体のボリュームや威圧感に対する配慮が感じられて、大変良かったです。珍しく、普通のメガネ(色無)でかけたとしても、抜け感がなく格好良いテレビメガネでした。

あれですね。そろそろブラウン管を知らないことが普通になるので、“テレビ”と形を形容したところで、「何すか??」ってなってしまいますね。

はじめまして
修理とメンテ

18.10.29

エルメネジルドゼニアのメガネのお持ち込みです。現行の品です。ブルバキへのお持ち込みは初めてですね。

鼻盛りが出来るかどうかは、色々な判断方法があったりします。一つは鼻パッドの初期の付き方で分かります。先頭の写真は初期の鼻パッドですが、実はこの時点で、おそらく鼻盛り可能と即座に判断しています。流石にお客さんのメガネなので、他にも裏をとってから作業には移ります。

とりあえず、乗せて乾かし中です。土台が狭いので、これからはみ出した部分の削り落としを行います。新品のフレームは、溶剤の反応に優れています。いつもよりもピタッと乗るので調子良いです。

キズ消し
修理とメンテ

18.10.29

ご要望により、リベットは逃して磨きました。リベット付近にピンストライプみたいなキズがありまして、それを磨き取るついでに全部バフ掛けしております。

AOは少々厄介でして、レッドドットと呼ばれる機構があります。

ネジ頭が赤く染められています。このネジが特殊ではなくて、蝶番が特殊です。蝶番にシリコンチューブみたいなものがピッタリと差し込んであり、それにネジが通してあります。それの摩擦や噛み合わせのおかげで緩まない、ネジが抜けにくいというシステムです。ただし、シリコンチューブがピッタリ嵌りすぎて蝶番から抜けないため、フロントとテンプルがバラせません。いざ、磨こうと思うと、フロントとテンプルが別れない場合は、不用意に他方が伸びているため、バフの機械に巻き込みそうになります。割と厄介だったりします。

とりあえず、無事に終わりました。レンズサイズが異常に大きいので、0.4ミリくらい小さくしました。経年変化による、フレームの縮みでしょうね。パツパツでキツかったので、レンズの取り外しにも苦労しました。

明日は休みです
営業案内

18.10.26

予告通り、明日の10/27(土)は休みです。受け取りも出来ません。何卒ご容赦ください。

参考品
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

18.10.25

展示会にて、個人的な注目商品です。

枠無しフレームの場合、プラスチックレンズのみ製作可能です。ガラスレンズを入れる余地がありませんから、いっそ、銀無垢特有のバチ先テンプルじゃなくても良いかなと考えてもみましたが、一旦保留にしました。いくらプラスチックレンズで軽くしても、装用感に関わりますからね。

サイドの、この滑らかな凹凸が堪らないです。実際にテンプルの開閉で力が加わりますから、プレスで厚く堅牢にして強くすることの意味は大きいです。尚且つ装飾的であり、最高に良かったです。

925シルバーとK14のホワイトの組み合わせでしたが、前回ご紹介した、同じ素材使いでツーポイントの物より、値段が段違いに上がっています。製作時期に依る違いが大きく、やはり金も銀もいまは相当高いということですね。鼻パッドをK14のホワイトに変更しなくても、標準装備のプラスチック鼻パッドで価格が上回っています…。

 

パターンについて
雑記

18.10.25

昨日は、東京に居ました。展示会です。

銀無垢に関しては、年明け、むしろ新年度になってから生産するかもしれません。ひょっとするとラウンドのみ、先に作って頂けるかもしれませんが、まだ不透明です。

彫金に関しては、持ち込みのパターンも出来るそうです。彫りの様式が異なりますから、完全再現というわけにもいかないのでしょうが、かなり近く、むしろ切削面の鋭さと深さから、より美しい装飾を施せる可能性が見えてきました。作業時間で価格が決定します。どれくらいの価格になるのかは分かりかねますが、相当楽しみですね。写真の通り、B&Lのパターンを復活させたい気分です。

水曜日は休みです。
営業案内

18.10.23

水曜日は休みです。東京に、メガネの展示会で行きます。

展示会初日、月曜日にはメガネベストドレッサー賞が発表されました。業界的にはお祭りムードですが、ニュースで全く見ないですね。まだまだ世間では注目度が低いのが残念です。

毎年、10月はメガネの新年です。昨年行けなかったので、今年はしっかりと、現在のメガネの状況を把握してこようと考えております。

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