アーカイブ:9月2022

ハッピーモード
ヴィンテージのメガネ

22.09.10

久々に在庫化進められています。とりあえず仕入れして、綺麗に出来ずに店で二度寝みたいなフレームがひしめいています。

年代不明です。蝶番が生地に埋め込んでいなくて、カシメのピンの面が合わせてなくて、テンプルに芯が入っていなくて云々である程度推測していくものなんでしょうけど。作りからすると60年代っぽいけど、レンズの大きさからすると70年代だよなぁって線もあり得ます。

蝶番がゴツければ60年代という判定はやや危なっかしいです。反例が割と簡単に出てきます。

黒のフレームは80年代のIDCです。このときすでに懐古的に昔っぽい作りをしつつメガネの意匠は80年代当時の最新、という合わせ技で昇華させている物が存在しています。そうしますと、冒頭のフレームの製造年の可能性としては60年代70年代80年代と30年の幅がありまして、一世代1サイクル回ってしまいます。ということで、80年代ならテンプルに印字が入るからやっぱり70年代までかなあとか、まだまだ推察出来ますけどとりあえず不明としておきます。

このケースからも感じますが、30年で一世代で本当に何事も回っていますね。さっきのIDCからさらに30年経つと、2010年以降ということで確かにヴィンテージブームに到来です。その流れはまだあって、今に接続出来ます。服の方が一足先に90年代ブームに突入して、そろそろメガネも動きがありそうですね。

目が見えなくなるくらいの濃い色のレンズを入れようかと思いました。でもそれだと、ガバッと顔を覆うサングラスになってしまいます。それだと現代的なサングラス、メイクしていないときの外出用サングラスと見分けがつかなくなってしまいます。せっかくのヴィンテージということで、薄めの緑をいれました。70年代以降のイブサンローランっぽい感じで目が見えるようにしました。いっそクリアが良いかもです。私は70年代だとこっそり思っていますが、そのハッピー感がありつつイブサンローランの天才感ありつつ、欲張りな良いメガネですね。

めっちゃ分かりにくいですけど、「52 22」の記載があります。今のボクシング表記に正すと52□20でした。現代のこういうガバッと顔を覆うデザインのサングラスだと、レンズサイズが58とか60くらいが一般的なので、そこと比べると大分レンズは小さめです。

ユニクロとヘルムート・ラングのジーパンが出ると記事を読んで。いまのメガネの状況からすると、ウェリントンとかボストンがやっぱりあてがわれると思うんですけど、ちょっと賢いが過ぎる気がしまして。少しハッピー感を足したいなと記事を読んで思い、載せてみました。

明日は休みです
雑記

22.09.05

月例の眼科さん出張のため、9/6(火)は店は休みです。

名古屋イベント案内
雑記

22.09.02

今週末でした。

ピンクミラー
ヴィンテージのメガネ

22.09.02

レンズメーカーによっては、ピンクミラーがあります。だいたい「シルバー・ゴールド・レッド・ブルー」までは一緒で、たまにピンクミラーが存在しています。気になってとってみました。ベースはスモークの75%です。

いい感じです。ピンクのような紫のような。ヴィヴィッドで潔いピンクでした。ベースのカラー次第なのか光源なのか反射角度なのか、ピンクからゴールドに掛けてのミラーの変化が綺麗でした。想像以上にスポーティ且つ現代的で、ちょっとヴィンテージのメガネに入れようとするとハイテク感が強すぎるかも。とか何だかんだ言いつつも、その辺を緻密にやり過ぎると何も出来なくなってしまうので、えいっと手持ちの60年代のフレームに入れてみました。

一気に90年代のオーバルサングラス感が出ました。家族は一緒に歩いてくれないかもですけど、かなり気に入りました。

理屈で納得出来ると思うなよ(自戒を込めて)
雑記

22.09.02

笑わない数学の虚数の回を見ました。

全然本題とは関係ない部分で気になったことが。マイナス×マイナスは何故プラスなのか?納得出来ていないということに対して、証明と称して式変形から「(-1)*(-1)=1」を導き出して、ほらねって感じで番組が進みました。納得出来ていない方からしたら、だから何だと。マイナス×マイナスの意味みたいな何かをこっちは聞いているんだよってことでむしろ不和を生むと思います。いやいやいきなり式とか出されても、納得から離れてしまうんですけど…と、思った人もいたはず。

とくに男性は脳みそ的に気をつけないといけないかも知れなくて、何か相談をうけたときにネットにのっているとか、理論的にこうなると決まっているとか返答しがちですけど、尋ねた側からしたらこうなるって決まっていないという話なわけで。ちょっと前に岡潔から引用した理解と納得は微妙にズレているということを見逃している気がします。すぐ男って難しい言葉とか一般論で丸め込もうとするよねっていう、それです。多分わたしもやりがちです。

納得出来ていない場合は、納得出来ないという心をとことん大事にすることも一つの手です。今回のマイナス×マイナスの件では、そうしますとマイナス×マイナスが0になるかマイナスになるか、それこそ虚数みたいな感じで新しい数を自分用に生むのか、とにかくプラスでは無いと自分用にこさえて紆余曲折するのもありだと思います。特に今回の式変形という理屈から説得するパターンですが、その式変形はマイナス×マイナスがプラスであることを認めた世界での式変形であり、トートロジー感があります。説得する側の理屈が、そもそもマイナス×マイナスがプラスであることを前提として疑いがありません。納得出来ない側は、多分その前提が引っかかっています。

1,000円札1枚を財布から出して、何か物を買ったとします。物を買う前、1,000円札を出す前は、財布に1,000円があったはずです。出す(-)前(-)なので、ある(+)ということで、マイナス×マイナスはプラスってのはどうでしょうか。私のオススメです。

_170831bk

pageTopLink