最近、ポパイの21号(ミラノ特集 1977年)を手に入れました。スポルディングのメガネの広告がありまして、テンションが上がっています。右のフレームたちは、もちろん販売をしていますが、好きで収集もしています。シューター型が欲しいです。
完全に、レイバンとアメリカンオプティカルの“オマージュ”です。ただ金張りなので、レイバンも時代で金張りなのかメッキなのか分かれますが、それよりも綺麗に仕上がっているのではないでしょうか。主観ですが、ちょっと上品。フランス製なので、モレルに作らせているのかもしれません。販売元が山本防塵光学ってのも良いです。EYEVANと同じメーカーというのにグッときます。
サングラスではなくて、70年代スタイルでメガネのまんま使ってもらえると、より一層嬉しいです。特に女性でティアドロップのメガネは、海外の方しか見たことありませんが、かなりカッコいいです。
全身のイメージで合わせていくとティアドロップも、なんとかいけるのでは無いでしょうか?顔に合わせようとすると、時代錯誤感で尻込みしてしまう方も多数いらっしゃると思います。でも、だからこそ他人とは違う感じがお手軽に演出できます。
この時代の雑誌の広告を見ていると、文言のカッコよさに惹かれます。今と違って、全力でカッコつけることがカッコいいことだったんでしょう。ちょっと気が抜けたくらいがカッコいいという感じは見受けられません。以下、宣伝文句の引用です。
「1つのメガネが都会を生き抜く男たちの道具となるならば。1つのサングラスが他人に見せたくない優しい目を隠す道具となるならば。女の数ほど所持したいものだ。今、スポルディングは、風吹く街のなかで、アイドロップを中心に、スポーツグラス&フレームが幅ひろく肩を並べた。」
振り切れてキザでカッコいい…。