明日は休みます
営業案内

25.12.26

明日12月27日(土)は休みます。

明後日12月28日(日)が、年内最後の営業です。

年末年始の営業
営業案内

25.12.22

年末は28日(日)まで営業します。年明けは1月5日(月)から営業します。

12月27日(土)は、臨時で休みになりますのでご注意下さい。

無言の圧力
雑記

25.12.22

スニーカーの呪縛から解き放たれて、いまはシールに囚われております。色々な流派があるようですが、立体シールとまとめて称することとします。この立体シール、マジで買えないんですよね。まさかこんな時代が来るとは、シールが買えない時代がくるとは思わなかったですよね。

資本主義のリズムに合わせて勝手に身体が動いちゃうくらいなら軽快で良いけど、踊らされ過ぎるのは疲れて幸せじゃ無くなってきます。そうなったら休憩するとか別の楽しみを見つけましょうという合図なんでしょうけど、そうは言ってもなかなか止められないわけで。自分のことでしたら、買うのにあまりにも負荷がかかるならカテゴリーごとスルーしちゃうんですけど、子どもが欲しがるとなるとそれはまた別ですね。とりあえず踊ってみるしかありません。

それでこのシールですが、接着面を交換のときに触りすぎているのか、お菓子を触った手でシールを触っているのか、ポロポロ家で落ちています。シール帳がそういう剥がれやすい仕様というのもあるのでしょうけど。

ホコリが着いてダメなものを回収して、両面テープで再生するのがここ最近の日課です。勿体無いし、買う苦労を考えると大事にして欲しいなぁと思いつつ、まあでもシールだもんなぁとも思いつつ。トップの画像は再生後です。

自分の子どものときを思い出してみても、冷蔵庫やらタンスやらにとにかく貼っていました。貼ったらなぜか気が散漫になるのがシールだなと。だったら貼らなくて良いのにね。何なんでしょうね。私はレトルトのクレヨンしんちゃんカレーのデカいシールか、カードダスのドラゴンボールのキラカードがシールになっていて、それらをメインに家中貼りまくってました。

この立体シールたちも、シール帳に移さずそのまま箱ごと眺めるのが一番整然としていて綺麗だなと大人は思っちゃいます。とりあえず子どもは手帳に貼り替えます。そうするとポロポロ落ちます。それを掃除機をかけるときにピックしています。

再生に至るまでに考えていたのは、例えば自身の手帳に貼り替えた後に、無意識のうちにポロポロとシールが落ちてしまっているのは、シールを大事にしていないのか?ということです。いやでも、よくよく考えてみますとシールを大事にしているからこそ、自分の大好きな手帳にまず一回貼り替えを行っていると。しかもシールとしての機能をまず一回は味わっているわけです。それは、まさにシールを大事にしていることの現れではなかろうかと。

そういう変なことを考え始めてしまいますと、なんだか注意出来なくなってしまいます。そもそも、その大事にしていないという注意は的を得ているのかと。飾るスニーカーと履くスニーカー、どちらが大事にされているのか?大事の仕方、大事の方向が違うだけでどっちもです。シールも同じことかと。それで、注意出来ないなぁってなってしまい、毎日無言でピックし再生する日々です。

店のメガネも一緒で、物は味が出なくなるまでしゃぶり尽くさないといけないという大事な理があります。そのスピリッツをこっそり忍ばせながら、今日もシールを再生しております。

自分も再生したシールをもらって、貼っています。キラキラでかわいい。

資料
メガネのはなし

25.12.15

日本史の教科書とメガネの歴史がくっついたような、素晴らしいまとめ方がされており驚愕。ほにゃららの歴史とか何とかの社史とか、メガネ関連はぼちぼち集めております。その中でも日本史とハイブリットのこの本は、なんかもう凄かったです。纏めてくれてありがとうございますと、感謝しか無いです。

第二次世界大戦前後の様子とかなかなか様子が掴めないなぁ、みたいなところもこちらには記述があります。資料は焼けてしまっているので、記憶を頼りにまとめ上げているようですが、余裕でお腹一杯です。すごい。

 

(眼鏡店の記録 p.32)

(眼鏡店の記録 p.241〜p.242)

この記録によれば、1948年にレンズの拡大化(47ミリ→50ミリ)とあります。

(眼鏡店の記録 p.120)

先ほどのレンズの拡大化が先にあって、それをうけてか昭和26年(1951年)の変形型の成長が起こります。

(眼鏡店の記録 p.129)

ここで指す“変形型”とはパリジャンやウェリントンその他諸々です。型の命名に、フランスのパリが使われているということで、フランスのヴィンテージメガネの40年代というのも、その存在はある程度の確証が得られそうですね。ただ、フランスもドイツ占領下でしたし、なんだかんだで40年後半かなと推測しております。

また、この本が昭和52年11月10日発行です。編集に2年の歳月を費やして出来た本とのことで、つまり1975年の時点でウェリントン型という名称は存在していたことになります。

また、レンズの標準径が47ミリというのは非常に小さいです。例えばp.32のフレームの規格「寸五 45.5ミリ」や「五〇 41.5ミリ」で考えたときに、寸五はほぼPD=FPDを要請されるわけですし、五〇であっても許される内側・外側への平行移動は2.5ミリ程度しか無いわけですから、これもPD≒FPDとならざるを得ない状況であったということが伺えます。

さらに、1948年以降の標準径が50ミリだった場合でも似たような話で、パリジャン44ミリで3ミリ程度しか横に余裕が無いわけです。例えばF.D.R.の48ミリのフレームがあったとして、レンズ径が50ミリであれば内側・外側いずれにしても余白1ミリしかありません。これもまた自ずとPD≒FPDを要請されるパターンです。

 

これからのメガネは、何となく横長だったりツーブリッジだったりいずれにしてもレンズが大きめに揺り戻しが起きている状況です。オーバルとかスクエアとか、ティアドロップも選んでいただける機会が増えました。

当店ではいつも申し上げている通り、PD=FPDだけが正解なメガネの掛け方ではありませんし、それを成立させてクラシックなスタイルを作り上げても良いですし、結局はなんでも良かったりします。ただ今回、歴史を紐解いてみますと、当時の人々も『PD=FPDを正しいと考えてメガネを販売していたか?』ということに対しては、おそらく違うのかなと。レンズのサイズと、目と目の距離による制約条件によって、当時は自然にPD=FPDと成らざるを得ない状況であったのだろうなと、そうじゃ無いとメガネとして形にならないと、そんな風に想像出来ます。

 

 

明日は休み
営業案内

25.12.08

明日12月9日(火)は、月例の眼科さん出張のため店は休みです。

良い感じにおさまる
修理とメンテ

25.12.01

ジェントルモンスターのお持込みがありました。

めっちゃカッコいいです。元々はグレーの50%くらいのレンズが入っていました。今回は、度付きの調光グレーにシルバーミラーです。クリア時にも目がちょっと見えない感じを足しております。

いわゆるハイカーブフレームですが、あれこれ度数次第です。ちょっとのマイナス度数であれば、球面レンズで4〜5カーブくらいあるので、ハイカーブレンズでなくても綺麗に嵌め込むことができます。あと瞳孔間距離が大事ですね。それぞれがうまく合わさりますと、今回のように普通の球面レンズでいけます。

 

余談ですが、これがカッコ良かったので、それをキッカケに私もウェイファーラーを使ってみようかなという気分になりました。レンズの形は違えど、トラッドからストリートの流れがサングラスに起こっていまして。それを象徴する形が、こういうオーバルレンズのフレームなわけで。オーバルが筆頭というだけで、ストリートな雰囲気があればオーバルかどうかはお好みで、という感じだったりしますし。

今回のジェントルモンスターのフレームは、レンズ幅59ミリでした。例えば私みたいに凹レンズ(-5.00)くらいの人間は、厚みもカーブも、どうあがいてもそこそこ厳しいわけです。ウェイファーラーであれば、レンズ幅50ミリですから厚み等の問題を考慮することなく、気にせずスイスイと上手くいくことができます。

余談ですが、今日レイバンのオンラインショップを覗いてみたところ、ウェイファーラーの素材はアセテートになっていました。“オリジナル ウェイファーラー クラシック”です。ほな謎の材質Xちゃうかと、ミルクボーイ状態です。超最新版が鼻盛り出来るかどうかはまだ試したことがないので、遭遇したときに、またブログ書きます。そういえば50ミリと52ミリで選べたと思いきや、52ミリの1サイズになっていました。

ウルトラ極東カスタム
修理とメンテ

25.11.29

ウェイファーラーです。そんなに古く無いです。2000年以降です。

この店を始めたときは、ウェイファーラーもこんな感じで鼻盛りが出来ました。この店が名古屋に移ったときくらい、多分2018年か2019年くらいから鼻盛りがつかなくなってしまいました。アセテートでは無い材質Xに、作りが変わっています。その関係で令和最新のフレームは、輪郭が角張っている気もします。

それでお馴染みの傾斜が問題になります。知らない方向けに、どう問題になるかと申しますと、この角度でもって頬に突き刺さります。

解決策としましては、まずはシンプルに傾斜を弱めるという一手があります。ありますけど、この角度がウェイファーラーのウェイファーラー感を司っていると言っても過言では無いわけです。そこで角度を変えずに快適に掛けられるように、どこまでいけるのか実験です。

ということで、まず鼻盛りで眼鏡の位置を土台から持ち上げて、ガラスのレンズを外してプラスチックに変更(度付きのため)しております。軽くなって、なおかつ鼻盛りによる安定性を手に入れた状態であれば、耳の後ろの曲げをグッと強めて顔にめり込ませずに使えます。

この段階で、私の骨格では頬に突き刺さる、めり込むことは無くなりました。無くなりましたが、私の場合は真顔でフレーム下端がさわさわ触れるか触れないかのオートフェザータッチ状態です。もう少し鼻が高ければ…。

1日使ってみまして、さわさわ感が気になります。鼻や耳の皮脂で、ちょっと下がり気味になったときに頬にプニっと来る感じもあります。あと一手、何かが必要です。

施術前、片側施術後です。分かりにくいですね、上下反転してます。

下の写真で右レンズ側、フレーム下端の顔側のみを削って薄くしています。つまり、フェザータッチしちゃっている部分を薄くしています。白だと分かりずらいですね。

 

横は削る必要が無いですし、横の姿は角度同様に変えたくありません。下だけを削っています。削るといっても、1ミリ程度しか削れる余白がありません。ということで1ミリ削って薄くしています。

そこまで改造しますと、私は完全に頬とフレームを離すことが出来ました。例えば通常の咀嚼でも離れておりまして、バーガーキングのワッパーを頬張る感じで大きく口を開けますと、さすがにフレームが頬にぷにッとくる感じです。

とりあえず、力技でなんとか。骨格次第ですが。

素607
ヴィンテージのメガネ

25.11.29

メッツラーのヴィンテージです。サイズが良くて50◻︎18-140です。

カザールのMOD.607というモデルがあります。レイバンのウェイファーラー的な位置付けです。あれのメタルの飾り無し、レンズ小さめ版といった感じです。

オールドヒップホップ感がありながら、やり過ぎない演出しすぎないでそんな雰囲気を足せるので良い感じです。

ミリタリー顔
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

25.11.29

銀無垢のサーモントにも同じように、テンプル表にレーザー刻印をしております。

スタッズのフレームに対してのテンプル表面へのレーザー刻印は、ジュエリー感を抑え込む効果がありました。サーモントに対しても、ジュエリー感を結果として抑え込むことになっています。それはレーザー刻印がある強調表現に繋がったことによってなされたように感じます。

そもそもこのヨーロッパ型のサーモントは、銀無垢による開発時の狙いとしてアメリカの雰囲気を足すことでダンディズムを減らして粗野な漢らしさを足し、バランスをとることとしておりました。それでアメリカのヴィンテージに倣って、眉毛をクリアグレーにしてみたりアレコレがありました。

銀無垢の経年変化と、眉色、そしてレンズカラー、それにこの度のレーザー刻印を表に施すことによって、ミリタリー感がめっちゃ付加されたと思います。ちょっとした変化ですが、かなりカッコよくなりました。本物のUSSよりも、謎にUSSみがあります。銃とかの装備品の顔しています。

以前載せましたが、ジュエリーに振り切ることもしてみてはいます。彫金もそうですし、昨年からは天然ダイヤの埋め込みをしてみています。

その一方で銀無垢でメガネを作るという行為の中に、無意識に入り込むジュエリーの感覚を逆に切除していくというのも、今回のケースがそれに当てはまりますが、これもなかなか面白いです。銀無垢による豪華なメガネが欲しいのではなくて、ただ銀無垢のメガネが欲しいというそういう願望ですね。それを叶えるメガネですね。

プロダクト顏
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

25.11.29

オーバルも刻印を表に施してみました。レーザー刻印が、手彫り、プレス模様、貴石の中で一番外への発信が弱い装飾だなと感じます。1メートルくらい離れると、まっさらテンプルに見えます。それが良いです。

テンプル裏面の刻印は消して頂きました。畳みの姿が真っさらです。美しいです。ヴィンテージのローデンストックとかメッツラーにもこの美学は存在しています。

このスタッズブリッジのオーバルフレームを作る際に、日常に潜むメガネというコンセプトがありました。レーザー刻印は、それに倣った良い装飾です。そのままでは銀無垢でちょっと良い物感が強めなメガネですが、模様ではなくただの記号の羅列にすることで、工業製品感が強調されてジュエリー感が引っ込むため、さらに世を忍んで生活出来そうです。

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