テンプルサイドの彫金。手彫りです。余白を残してあります。滑らかな面の美しさを残すということもありますが、使用していくうちに自然につく小傷の感じも好きというのが理由です。経年変化の余地が残してあります。繋ぎ目が分からないほど精密に彫ってあります。
今の時代にはオーバースペックなほど美しいのかもしれません。ちょっとした崇高さを感じるくらいに。だからこそ愛でたくなりますし、遺していきたいと思えるのではないでしょうか。どうでしょうね。
16.09.21
テンプルサイドの彫金。手彫りです。余白を残してあります。滑らかな面の美しさを残すということもありますが、使用していくうちに自然につく小傷の感じも好きというのが理由です。経年変化の余地が残してあります。繋ぎ目が分からないほど精密に彫ってあります。
今の時代にはオーバースペックなほど美しいのかもしれません。ちょっとした崇高さを感じるくらいに。だからこそ愛でたくなりますし、遺していきたいと思えるのではないでしょうか。どうでしょうね。
16.09.21
選別と、ある程度のレストアをして、最終的に販売できそうなものをピックアップしていきます。
16.09.19
およそ、レンズの発注から1週間でお渡ししております。それは、レンズが特注になると切削やカラー処理、コーティングの蒸着に時間がかかるので、レンズだけでも日数がかかるからです。
その間ブルバキでは、再磨きや、プレフィッティング時の側頭幅に合わせて、腕の開きをヤスリで広げたり、鼻盛りしています。
デザインの良いメガネは掛け心地があまりよろしくないという認識がチラホラあるようですが、基本的には現行のものもヴィンテージも、適切にフィッティングしてあげれば、装用感は改善できます。
鼻盛り後。さらに腕の開きをヤスリで広げました。たくさん削ると、フロント部分と接するところに段差が出来てしまうので、そのフロントの段差も削り、これからバフで磨きの仕上げをするところです。
手間をかけてお届けしております。お待たせすることになりますが、ご容赦下さいませ。
16.09.18
925シルバーのメガネがようやく仕上がりました。念願です。ネジ穴のステンレスの補強部分以外、全て925シルバーです。彫金は、和彫りです。無機質なメガネに、有機的で美しい模様が躍動しています。
昨今のメガネについて感じることは、
①オシャレなアイテムになったけど、オシャレのフィルターを通れるメガネのデザインの幅が、むしろ狭まっていないか?
②最終的に憧れを抱くようなメガネは何か?機械時計やジュエリーのように、受け継がれていくようなものはないのか?
でした。①に関しては、ヴィンテージのメガネの範疇で、②に関してが、この925シルバーのメガネの範疇だと考えております。
そうしたときに、ヴィンテージとシルバーのメガネの風合いも値段もその他諸々に差異があるわけですが、現状に対しての自分なりの回答として、同等であるという感覚もあります。理想論ですが、常に掲げていたいのです。
16.09.17
NHKの連ドラで、2016年上半期の「あさがきた」の脇役、のぶちゃん(主人公の娘の友達)のメガネは良かった。レンズが恐ろしいほど白く反射していました。あれ、ちゃんと度付きで今も作れます。もちろんブルバキでも可。おそらく、ガラスのフラットレンズ、ノンコートです。反射の具合も、反射防止コーティングのない明治時代に合わせるマニアックさでした。
現行のメタルの丸メガネでも、そういったレンズに変えることで雰囲気はガラッと変わります。物自体もそうですし、掛けた佇まいもインテリっぽくなります。フレームよりも、レンズの見た目の方が重要かもしれません。正面から見たら、一番面積が広いのはレンズですからね。
変わりまして、下半期とと姉ちゃんでは、主人公のお父さん、友達の星野ともに緑色の反射光で、反射の具合もほどほどでした。反射防止コーティングは、大戦以降なので時代とマッチはしていません。ただ、テレビの世界は役者さんの顔が命です。レンズが入っているだけでも珍しいなと思いました。メガネキャラの俳優・芸人さんでも、レンズ無しは多々います。
レンズの材質、色、コーティング、表面カーブ、見た目に影響するポイントはいくつかあるので、レンズで遊ぶのも手だと思います。今なら、まだあれこれやりようがあります。
16.09.17
キレイとか面白いとかスゴイという感覚からスタートしたい、そこを大事にしたいなあと考えています。オシャレとの距離感は常に葛藤になるので、難しいなと感じるときも多々あります。
16.09.16
ラウンドのメガネに、クリップオンサングラスを作ってはめてみました。
上のサングラス部分は、跳ね上がるしくみで、いちいち着脱しなくても一時的に元のレンズのみで使えます。レンズのカラーは、他にも5種ほど。偏光板です。
お持ちのメガネがあれば、何でも作れます。取り付け出来ます。プラスチックのメガネに装着すると、ちょっとだけ重厚感が増してカッコ良いですね。実用性もあります。
16.09.15
80年代のヴィンテージメガネ。おそらく後期かと思います。まんまるでは無いですが、クラシックな抜け感のあるメガネです。今の流れから大きく逸れる感じはしませんので、挑戦しやすいのかなと思います。
16.09.15
メガネの耳のところの、特に先っぽのプラスチック部分を、先セルとかモダンとか呼びます。
もちろん交換可能です。全く同じものということでは無いですが、近いモノで交換です。それなりにカラーバリエーションがあります。
修理ご依頼品です。早速磨いてみましたが、さすがに光沢が戻りませんでした。
今回交換する幅が広い先セルの方が、摩擦がより多く発生し、メガネが下がりにくく掛け心地が良くなります。フィッティングの観点から、交換することもあります。
16.09.14
幸水しか食べたこと無いかもでした。包み紙がでらシャレてます。