お渡し済み
修理とメンテ

20.12.15

この前の、外に出て依頼を承ったやつです。親戚の知り合いのなんやかんやの色々あって、つまりは私にとっては他人なんだけどなぁという心持ちで、特別に受けました。

お受けした理由は他にもありまして、それが上の写真の通りです。使っていたべっ甲のフレームをもう一度使いたいなぁという話でして、詳しく伺うと他所で断られたということでしたから、眼鏡界の近藤産興である私、ブルバキの出番となりました。貸さないけど、何でもやります精神です。

行く前は、散斑のオール甲かななんて思っていたら、まさかのフロントk18の腕が白甲だったので腰抜かしました。やっぱり、ちゃんと買える人が日本にはいるんだなと、こんなに持ち物の差はあれど私たちはみな同じ大地を踏みしめているんだなと、なんだかしみじみしましたね。それなりのお店で一旦診てもらい、枠入れ不可と言われたらしいですが、基本はただのナイロールフレームですから、使用済みのオール甲の枠入れよりレンズ交換の作業は楽です。

20年以上前でうん十万円、今だとどうですかね3桁かもしれませんね。それを一回きりの消耗品にしてはいかんなと、私で食い止めれて良かったなと思います。おそらく、似たようなケースで食い止まらないことも多いのでしょう。そこが時計と眼鏡を分けた差かなと感じました。

そういえば、無垢パッドのときに引き合いに出していた、芯金がk18のパッドとはコレです。これは見た目には殆ど関与しませんから、エチケットみたいな感じです。

土曜日は休みです
営業案内

20.12.11

明日は休みます。また日曜日にお願い致します。

明日は休みです
営業案内

20.12.07

月一定例の眼科さん出張です。店にも居ません。また水曜日以降に。

手彫り例
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

20.12.06

いつも唐草ばっかり彫っていましたが、菱松模様も彫ってみました。アスタリスクみたいな形かと思っていましたが、三角形の外枠に囲まれて、放射状に松の葉がピッピと伸びております。私もこれまでしっかり見れていなかったことを反省です。これもとても良いです。幾何学模様で冷たい雰囲気かと思いきや、植物の有機的で健やかな雰囲気を纏っており抜群でした。民藝全集を読んですぐなので、やたらと物を褒めるときに健やかと言いたい気分です。

今までの柄の確認不足および在庫で持たなかった言い訳としましては、メーカーのサンプルではヒルトンクラシックみたいな、マンレー山に彫ってあるものしか見たこと無かったので、ちゃんとイメージ出来ていなかった為としておきます。

テンプルの広がった部分、広い面で松のピッピの伸びが鮮明な部分が特に良かったです。非常に健やかでした。切削面の鋭さ、煌めきの落ち着いた感じがたまらんです。

まだまだ続く
雑記

20.12.06

ようやく、決着が自分なりにつきまして、わからないことが好きというのは有限主義なんだなと。そうです、以前のブログ書いてからも、延々と考え続けていますよ。

分からないことが好きというのは、「この文は間違っている」に近いなと。つまり、分からないことが好きというのは「分からないことが好きということが分かっている・明瞭である・判明している…」という状態を示していると思うんですけど、分からないというイメージとしては濁っている感じのことが、迷いのない透き通ったイメージの好きと組み合わさっており、結局どっちなの?好きなの?嫌いなの?この文は合ってるの?合ってないの?みたいな疑問がずっとありました。

違うんだと、混ざっていないんだなと。分からないという濁りをそのままパッケージしてそこで区切り、その上でパッケージごと好きなんだなと。そういうことかと、何となく腑に落ちました。つまり、好きという宣言が有限主義の宣誓そのものなのだと、そういうことです。その方がいつまでも分からないとして、延々のたうち回る可能無限や実無限の立場よりも賢明なのかもしれませんね。

それでお前はどうなんだという話なんですけど、お会いした方はご存知の通り、分かりやすいものが大好きです。今日の、ケミカルな黄色の花瓶は結構気に入っています。

吹上の骨董市やってました
雑記

20.12.06

昨日の夜に知って、急遽本日の開店前に覗いてきました。吹上の骨董市です。コロナでやってないのかなと、5月も9月も気にしていませんでしたが、どうあれ12月はやってました。

出店も半分くらいで、めちゃくちゃ空いていましたね。今年一番、コロナの影響を感じたかもです。もうアレですね、骨董古物もネットオークションの時代ですね。

とりあえず何か買わないとと思いまして、どの花の美しさも搔き消しそうな花瓶を買ってみました。特に黄色がケミカルな黄色で良かったです。あと、初めて公式の買い物袋を頂きましたが、これのニセモノ感が私には刺さりました。

15時で閉めました
営業案内

20.11.25

すみません、水曜日は15時で閉めました。貧乏暇無しです。こちょこちょ店離れて動いています。

金曜日は通常通りです。

途中、ピザの話です
雑記

20.11.25

民藝のお勉強。そろそろ、この本は前読んだあの本と似ているなとか思い始めたので、民藝が頭に入ってきたかも。全集7巻『民と美』です。色んなことが滅多打ちでして、私も無傷で読むことは出来ませんでした。

あれなんですね、やっぱり最大多数の最大幸福が念頭にあるんですね。そしたら、ブルバキの銀無垢等々は生産数一桁ばっかりなので、世界中の人々が使ってニッコリ出来ないので民藝の観点からはダメでした。ここでの分類ですと、美術工芸のカテゴリーでしょうか。いずれにしても、大半は健やかではないと一蹴されちゃうんですけど。やっぱりブルバキはカルチャー無いわー。しくしくです。

ちょっとブログで書く旬を逃しましたが、2週間くらい前に、ドミノピザをピザのプロ達が食べて合否を出すテレビ番組が放送されていました。

アレをみて思ったんですけど、それは村上隆の「アート」の分類から着想を得ていますが、pizzaとピッツァとピザが有りませんかね?ごめんなさい、突然変なことを言い出して。眼鏡屋なのに。以下、もうしばらくピザの話です。

なんとなく、ざっくりな分類で。イタリアの正統派な“pizza”、日本のお店による、pizzaの解釈によってうまれた“ピッツァ”、そして宅配ピザとかの“ピザ”です。ピザにピザ(伊)とピザ(米)の分類があるかもしれませんが、一旦省略です。さっきの、「ピザのプロ達」という部分は、この分類では「pizzaとピッツァのプロ達」となります。

これに、順序構造を組み込んでしまっていませんか?そこが引っかかったところです。無意識のうちに、“pizza>ピッツァ>ピザ”の順序が尺度として想定されていませんか。要は、ピザはpizzaとピッツァと同一の物差しで測りうるのか?測れたとして、その物差しではpizzaが最大となるのか?色々考えようと思えばキリがありませんが、

(ピザ)=k(pizza) (kは実数、0<k<1)

みたいな関係が、まさにリニアな関係が無意識に想定されている気がします。数式にしたらここまで何で一生懸命書いてるんだろうと、一層自分に呆れてきました。際立ちましたね。

ここで、もう一回ピザから民藝に話を戻します。民藝は、美を美術と美術工芸と民藝に分類するところから生まれているみたいです。そうしますと、pizzaが美術でピッツァが美術工芸で、ピザが民藝でしょうか。つまりは全部美味しいってことです。

眼鏡ですと、例えばブルバキに於いてですと、銀無垢の眼鏡に対して「チタンの眼鏡と比べてどう?」みたいな質問を頂くことが、ぼちぼちあります。

眼鏡だと分かりにくいですがピザなら分かり易いはずです。あっさりなピッツァの気分の時もあれば、マヨネーズがドバドバのピザの気分もありますよね。きっと、チタンの眼鏡と銀無垢の眼鏡の違いは、そういうことだと思います。

土曜日は休み
営業案内

20.11.20

土曜日は休みます。

日曜と月曜は通常通りです。この日は東別院のアンティークマーケットですね。

水曜日は休み
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20.11.17

明日は休みです。イレギュラーで、外商の予定です。

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