本日金曜日は17時に閉めます。明日明後日、土日は13時ごろ開けます。しばらく変則的です。よろしくお願いします。
土日は13時ごろ開けます
営業案内
19.11.22

問い合わせよくあるので
メガネのはなし
19.11.19
もちろん、AOのカタログから指定して頂いても構いませんよ。今回はfv-204の指定で、尚且つ上を平にするということだったので、そのようにしました。
上のcs-4と比べて、若干左右非対称で、尚且つ先細りのシャープさがある感じを上手く残さないとダメそうです。

カタログをよく見ますと、そのままだと上が軽くアーチを描いています。今まであんまり見てなかったですね。個人的にはアーチがあった方が柔らかくて好きだなぁ、へぇーと思いつつ、スパッといきました。とりあえず、ちゃんと水平は出せました。



土曜日の活動報告
雑記
19.11.18
この前の土曜日は、ちゃんと東別院にも古書市にも行きました。東別院では、コップに合わせて皿だけを買いました。4月のときにコップを買いましたが色々あって、向こうが覚えているとか関係なしに、個人的にはそういうことは完遂するようにしていますから、しっかりと皿も買いました。自分はこんな感じで店をやっていますけど、自分の買い物は基本無言です。サッと買ってサッと去ります。
古書市では、特にメガネの資料も見当たら無かったので、面白そうなものを1冊だけ。帯が良かったので、多分面白いはず。
あと名古屋は、12月頭の吹上の骨董市ですね。一年早いです。

もう一発
ヴィンテージのメガネ
19.11.18
めちゃくちゃどうでも良い話なんですけど、ハードディスク録画のレコーダーをようやく買いました。ようやく、朝ドラが見れます。スカーレットが最高です。特に先週の土曜日、林遣都が戸田恵梨香と大島優子とおしくらまんじゅうをしているシーンと言ったらもう。ヴィンテージメガネの店をやる人生も良いけど、戸田恵梨香と大島優子と、おしりとおしりでお知り合いになる人生も良かったなと、しみじみしてしまいました。お知り合いのネタ元は、クレヨンしんちゃんです。
ということで、意匠バチバチのフレームをもう一発載せます。全く、ということで、では無くなりましたが、スカーレットとどこが関連しているのかは話すと長いので店で気が向いたら話します。
メガネ業界の人間が、一生懸命どこもかしこも考え抜いてデザインを込めまくった無名の物を見せたい欲の赴くままに載せます。
それが冒頭の、キャットアイ気味のオーバルのメガネです。このアウトラインがそもそも優美ですが、醍醐味はフロント表面の処理です。

テレビジョンカットみたいに、表面にえぐりをいれています。さらにそのえぐり自体に傾斜がかけられておりまして、鼻側が深く狭く、耳側が浅く広く削られております。光の反射が単一ではなくなり、トロトロと艶やかに光沢を放っております。化粧でいう、アイシャドウ的な効果があるんでしょうね。この辺りの処理が綺麗だと、まずは物として単純に綺麗ですし、それが顔にのったときを想像すると、そりゃ一層綺麗で良いですなあと思います。
エレガントさを出すことに全力を注いだ感じが伝わる、良いメガネでした。

こりゃたまらん
ヴィンテージのメガネ
19.11.18
逐一感動していたら商売になんないんですけど、これには感動しっぱなしでした。昨今のグッチとかロエベの、トラッドにこんな感じのメガネを唐突に差し込むという手段も、もう前から存在していたのかもしれませんね。新しさはどこにあるのか、感動と同時に、いま一度考えちゃう代物です。





全てに配慮がうかがえます。例えば一番最後、リムの内側にえぐりがあります。裏から見ると、テレビジョンカットのようです。おそらく意図としては、重量の削減ですかね。フロント幅およそ150ミリ、FPD75.5ミリですから、相当大きいです。そのままだと重すぎて掛けられなかったのでしょう。
また、そこからの産物として、光の抜けが一層美しいですね。それが上から2枚目、リムを上から撮った写真で確認出来ます。見た目も少し軽やかにすることで、質量があるフレームなのにもかかわらず、流体の中を進むような、流れを感じることができます。テンプルの表面も丸みをだして、上手くフロントの流れを止めずに受け継いでいます。
意匠バチバチも良いです。未処理を、今のきっちりと綺麗に配慮と処理が行われたプロダクトと比較し、その違いを手作りの温もりとして抽出することが増えた気がします。要は、今のプロダクトより上に格付けするということなんですけど、それは下手すると、ただの退行に繋がりかねないので、やっぱりまずはきっちりとしたいものです。その上で、未処理の良さをそのまま味わうのが格別です。

わからないです
ヴィンテージのメガネ
19.11.16
上がお持ち込みで、下がうちの在庫でした。尋ねられたこととしましては、上のこれが本当にO.G.なのか?ということなんですけど、まあ分からないですね。フロントと腕に注目して、カシメのコマが水平に組み合わさらず微妙に斜めなので、多分キメラなのかなと。全部推測の域を越えないですし、古い物は信じるしか無いんですけどね。
ちなみにアメリカのヴィンテージであれば、AOの博物館が当時の広告を公開しているので裏を取りやすいです。
下のはポラロイドのフレームで、イギリス製です。このポラロイドが先なのか、O.G.と言われているものが先なのか、もっと他にオリジナルが存在するのか分かりませんが、似たような時代、産地で似たようなデザインが出るのは今も昔も変わりません。ヴィンテージで言えば、ローデンのリチャードもどき、カールトンもどきなんて沢山あって、それぞれにいい味が出ています。
なので、せっかく他所でも買った物ですし、援護射撃してあげられることと言えば、年代と産地はあっていそうなので、そういう空気は含んでいるでしょうねということです。
今週末
雑記
19.11.12
そう言えば今週末は、東別院のアンティークマーケットですね。あとは、鶴舞の古書市です。
店を休むとかでは無くて、そのアナウンスでした。ちゃんと開ける予定です。

色レンズ投入
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)
19.11.12
色レンズ入れてみました。SPMフレームのツーブリッジ。ツーブリッジというよりも、ネタ元はエックスブリッジの1900年あたりの丸メガネな気がします。

あの辺りは、ブリッジが日本人向けに設計されておらず、鼻にかからないです。これは、エックスブリッジ(日本の図鑑では撫松葉とか書いてあります)の現実的なデザインという感じです。


ナイロール
ヴィンテージのメガネ
19.11.12
デモレンズが無かったので、ようやく作って入れ直しました。エッセルのARC。
一度、ドイツから入れたことがあったので懐かしいです。これは日本の倉庫から出ています。記憶を頼りに、手で成型です。

たしか、眉のラインとレンズ下端が平行に近く、割とそれが特徴的だったはずなので、そのようにしました。横に視線が伸びるような、そんなレンズです。レンズサイズは変えず、51ミリです。


再メッキ
修理とメンテ
19.11.11
カザール、再メッキです。マットブラックの、ハンドペイント部分の剥離が目立つとのことで、綺麗に直しました。
工程としましては、一旦全て剥がして再メッキをし、その後マットブラックでペイントです。ここまで復活するとは思っていなかったです。とても良いです。
テンプルは、ロゴがあるので何も行いませんでした。メッキの金の色味に差が生じてしまいましたが、かなり近い色でメッキをして頂いたおかげで、ほとんどその差は分からないと思います。
