カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

カールトン風
ヴィンテージのメガネ

17.11.07

あくまでも、カールトン風です。レンズサイズ58ミリ。やや大ぶりです。

これくらいレンズが大きければ、濃いめのカラーを入れても、レンズがちっちゃく見え無いと思います。日本のメガネにしては珍しく傾斜がしっかりついていて、本家を見習っているところに好感を持てます。傾斜はキツイですが、足つきの鼻パッドがしっかり稼働できるタイプなので、頬に打ち当たらないように出来るのもポイントが高いです。

度数s-9.00くらい
ヴィンテージのメガネ

17.11.05

お客さんのメガネ。

S-9.00くらいなので、さすがに屈折率1.74を搭載しました。

ほぼ FPD=PD なので、厚い部分が上手い具合に処理できたと思います。後は、レンズ後面の面取りを多めに、鏡面加工してあげればちゃんと収まり良くなりました。

レストア頑張ります
ヴィンテージのメガネ

17.11.03

外箱通りでは無いので、ローデンやら増永がたくさん入った訳ではありませんが、それなりの数がデッドストックで入りました。順次綺麗にしていきます。

サーモントを突き詰めると
ヴィンテージのメガネ

17.10.23

眉と先セルが鼈甲で、フレームはK18です。サーモントを突き詰めたマックスはこうなります。これは、セカンドハンド品です。

鼻パッドの芯までK18です。どんな格好でも、例え古着や軍モノ着ていても上品に見せることが出来ますから、やはり素材が本物中の本物というのは良いもんですね。

鼈甲はもちろん消耗品ですから、セカンドハンド品でそれなりの値段で一回使ってみる、鼈甲と試しに関わってみるというのが、金銭的にはまだ現実的だと思います。

縞模様の出方、軽さ、硬さ、透明感と柄の奥行き、それとヤスリ入れた時の粉の匂いが懐かしいです。私自身も一回、白甲の先セルを新品で使っていました。久々に、トロッとした鼈甲の独特な光沢をみました。実物見ますと無機物にはない良さがあって、やはりグラっと揺らぎます。美しいです。

 

 

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

17.10.22

曲線が美しいです。60年代の家具みたいですね。BR15%のオールカラーを入れて正解でした。女性のお客さんなので、コーティングの美観ではなく、汚れの付きにくさ落ちやすさを重視しました。鼻盛りしましたが、どうしてもまつ毛がかすめることがありますからね。光学的にも、そこまで頂間距離(目とレンズの距離)を出したくないので。

とりあえず、そろそろ閉じます。

スペースエイジ感
ヴィンテージのメガネ

17.10.15

ドイツフレーム。堅牢さ抑えめな、綺麗なフレームです。黒もあって、それも中々重厚感抑えめで良いです。

ツーブリッジ
ヴィンテージのメガネ

17.10.15

ツーブリッジのメガネ。70年代の日本です。サンプラチナ製。

ほぼほぼ、ローデンのトロの形です。そのなんちゃって感がまた良いです。

レンズサイズ52ミリの鼻幅15ミリなので、日本人の男なら過剰に大ぶりにもならず、かと言って窮屈にもならず良いサイズ感だと思います。

サーモント
ヴィンテージのメガネ

17.10.06

お客さんのメガネ。ローデンのリチャード風です。こっちのメッツラーのサーモントの方が、実寸で50◽︎19くらいのサイズ感なので、大きすぎずにスッキリと掛けられると思います。標記は52◽︎18でした。

元々が過矯正のPDの狭めでしたので、今回は度数を緩め、緩めた分だけ目と目が開くのを、プリズムでカバーしたという感じです。性能としてはザックリそんな感じですが、物理的にはレンズを薄く仕上がるように、そもそもの要素を見直しました。

これで、赤レンズテスト等々の結果の改善、つまりは融像力の向上が見受けられば狙い通りです。普段は1.70や1.74の高屈折レンズを使っているようでしたが、1.60で問題なく、綺麗に収まりました。レンズ周辺の色収差が少なくなります。その辺は気付きにくいところですけど、それも改善しております。レンズは実際は、お金出して薄くしたら良いってもんでは無いです。

s-5.00くらいです。

50年代の日本の眼鏡
ヴィンテージのメガネ

17.09.30

完成です。ガラスのレンズを搭載しても良かったのですが、掛けられる方が、初眼鏡であるということもあり、プラレンズにしました。ただし、コーティングはもちろん通常のマルチを避けて、反射光が白になるようにしています。クラシックさを追求しました。

これくらい、フレームにパンチがありますと、敷物にも負けないですね。ストレートテンプルは、物としてはカッコいいですが、やはり構造上の難点があります。それをカバーするために、プラレンズを選定したのもあります。

オプチル
ヴィンテージのメガネ

17.09.30

枠入れ完了です。

サングラスはいつまで掛けるか?と、たまに聞かれます。私は年中ですね。冬も色付きの物をかけます。

眺めていると、フレームに対して最適な色味と色の濃さみたいな要素が見えてきますので、色のレンズをはめ込んでいきます。70年代のオプチルの枠は、やはり濃い色のレンズが似合います。レンズがクリアだと間抜けに見えるフレームも、色を入れると見違えます。

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