カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

レストア
ヴィンテージのメガネ

18.03.26

オリバーゴールドスミスの次は、これを直します。レンズの形がどキモいです。最高です。

相当綺麗になりました。砂の汚れの除去、磨きあげ、型直しのみ。あとはこだわってガラスのG15を入れておしまいです。

想像より、かなりカッコよくなりました。かけた感じも、割とスッキリした見た目になるので不思議なものです。

蝶番の作り、デザイン、パーツの選定等々から60年代の中頃でしょうか。程よく気品みたいなものも残っていて、いいメガネです。

とりあえず外れました
ヴィンテージのメガネ

18.03.21

レストア中。レンズがキツイかつ、生地が縮んでいます。外すのに苦労しました。ガラスが熱々で、指先にやけどの手前のチクチク感が残っています。

これで、古いバイクに乗ったら最高だなと思います。久々に行灯カブに乗りたくなりました。

レンズは、当時のガラスレンズが入っています。度付きの場合は、サイドガードと色を合わせるために、プラスチックレンズで、見本染色をすれば、ほぼ同じ見た目になるでしょう。もちろん裏面マルチのコーティングがおすすめです。

クワガタみたいなフレーム
ヴィンテージのメガネ

18.03.20

オリバーゴールドスミスの、この感じの物が手に入るとは思っておらず、相当な嬉しさです。全ての仕事を保留にして、とりあえず本日はこのレストアのみ。

イギリスから商品が入りました。ちゃんと販売するものは、明日以降に順次直していきます。とりあえず、嬉しすぎて仕事の順番間違えました。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

18.03.15

ローデンの金張りです。

昨年末から、ツーブリッジがぼちぼち出ます。私自身も、少なくとも3年以上はエッセルのツーブリッジを掛けています。それを店で掛けていて、まさかカッコいいと言われる日が来るとは思っていませんでした。

 

この度は、薄い色のメガネというお題でした。ということで茶色を入れました。ただ、黄味がかった茶色です。レイバンのアンバーマチックみたいなカラーです。

普通の茶色でも渋くてカッコいいとは思いますが、レンズカラーとフレームの組み合わせがお父さん過ぎますので、ちょっとカッコいい感じに仕上げました。AOのスカイマスターのような、パイロットグラス系の形で、フレームがカッコ良ければ普通の茶色でも良いのでしょう。今回は、元々ファッションに振っていないフレームでしたので、カラー選択は慎重に行いました。

一抜け
ヴィンテージのメガネ

18.03.12

直近で仕入れたカザールの中から、これが一抜けしました。自分も、カザールの中で好き度が上位クラスなモデルです。薄い青色を入れて掛けているアレです。複雑でゴチャついた感じがたまりません。80年代の、四角の目のスーパーカブに似ていると思います。ちなみに青と水色の縦縞は、全部手でペイントしてあります。

ガーメンツとかニードルスとかに合わせたら、相当カッコいいでしょうね。一層、完成が楽しみな案件です。

カッコいいです
ヴィンテージのメガネ

18.03.06

加工済み。搭載レンズは、ガラス1.52のハードコートです。形は、米軍の支給品みたいなフレームですが、生地の色が野暮ったさを掻き消しています。透かすとよく分かります。70年代頃のドイツフレームです。鼻盛りもうまく付きました。いいメガネになりました。

変わり種
ヴィンテージのメガネ

18.03.05

ぷよぷよみたいな、変わり種メガネです。70年代のフランスです。

GF 14Kの刻印があります。ホワイトゴールド、14金張りは珍しいです。なぜかフランスのこのメーカーだけは、それがよく出てきます。

ややレンズは変わっていますが、金張りの仕上げであること、割智の精度が高くてネジが抜けにくいことを考えますと、もちろん本気のメガネだったと思われます。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

18.03.04

トレー頂きました。カッターマットより、断然良く見えます。

お客さんのメガネ。丸メガネをお探しでしたが、丸じゃない変わり種メガネとして、クラウンパントをご紹介致しました。初メガネで初ヴィンテージでして、クラウンパントの存在もご存知ではなかったので、一番良いお渡し方が出来たかなと思います。ちょっと変わっていて良いねという感想が久々で嬉しかったです。クラウンパントも、残念ながら記号化の波に浸食されています。

個人的に、この薄いタイプも好きです。この辺りの年代の、フランスなのかイギリスなのか、クラウンパント系のフレームは、形の良さ、生地の色、各種バランス、作りの良さ等々のフレームの持ち味と、そして一番大事なかけた時に顔の個性を全て奪わずに、そのひとに似合うかどうかが、検討されることが少なくなってしまいました。生地の厚さのみで良し悪しが語られることが多いです。確かに分厚いと物として存在感が増し、カッコいいとは思います。

 

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

18.02.19

同一のお客さんのメガネです。当店でご購入していただきました。黒のコンビフレームは、松下幸之助さん風で好きでした。サンプラチナであったこともポイントが高い理由です。

両眼ともs-6.00くらいです。乱視はc-3.00 AX180なので、簡単に言えば上下に物凄く分厚いレンズです。それでも、ある程度のフレームサイズであれば、屈折率1.67でもスッキリと収まり良く枠入れ出来ます。アッベ数を重視するということで、屈折率1.60でも良かったくらいかもしれません。

こっちは、フレームが6カーブでちょっとややこしいです。強度数の場合は、レンズが大体1カーブくらいであがってきます。レンズ表面がほぼ平らです。

フレームカーブを落とすのにも限界があります。前回の増永さんのチタンフレームとは異なり、今回はある程度はフレームが触れます。4カーブくらいに落としました。レンズの薬研にも傾きをつけることで、リムに負担をかけることなく、レンズが入っています。

例えば、美観に拘るのであれば、カーブの深いレンズを選択する等々あります。それの方がこちらも加工しやすいです。リムとレンズカーブがピッタリ一致して、綺麗に仕上がります。ただし、それなりに値段も上がります。また、年齢的に老眼も2〜3年で考えられる方でしたので、普通の単焦点で済む方法で枠入れしました。

鼻幅狭め
ヴィンテージのメガネ

18.02.13

日本のヴィンテージのメガネ。44□18サイズです。小さめです。

腕の長さが145ミリ程度ありますから、子供用というわけでも無さそうです。この長さはありがたいです。

瞳孔間距離が狭めな方や顔が小さい方には良いと思います。下のクリア部分の変色も少ないので、清潔感があります。多分、そこが一番のポイントです。

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