カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

かわいい
ヴィンテージのメガネ

18.04.07

レストアが久々に進んでいます。イギリスから届きました。物はフランスです。

特にカタカナで表現されるカワイイは、時代に適していることを指すような感じがします。今回のフレームは、そう言う意味でのカワイイ感じは無いですが、小さくて個人的にはかわいい部類です。

サングラスにした方が、今は売れる可能性がありそうですけど。やっぱりメガネで掛けた方が美しいだろうなと思ってそうしております。

50年代か60年代か分かりかねますが、錯視アートから直結するデザインであることからすると、60年代くらいかもしれませ。アートとメガネが直結するというのも、ちょっと古の良さですね。

ジウジアーロ
ヴィンテージのメガネ

18.04.03

メガネもジウジアーロの手にかかれば、車みたいになります。とにかく、物としてカッコいいです。この際、掛けてカッコいいかどうかは関係ないです。ジウジアーロをメガネで取り入れたいかどうかでしょうね。時計では物足りないとか。

写真はレストア後。残念ながら、肝心の先セルから臭いにおいが出ていましたので、交換しました。経年変化でダメになっていました。銀杏みたいな、樹脂製品特有のあれがプンプンでした。

デモレンズがない場合も、加工はもちろん出来ます。今回も、型板を用いて、フリーハンドで何となく形を決めた後にレンズを削り、それを砥石で整えて嵌め込みました。

カザールもそうですが、80年代のデザインでよくある、やたらブリッジ部分を空洞にする、このアクセントが好きです。他だとディオールとかサンローランのライセンス物でも見かけます。

オプチル
ヴィンテージのメガネ

18.04.02

70年代の日本のメガネ。オプチル素材による立体的な曲線と、透き通る色の綺麗さが特徴です。フレームのオレンジ色に合わせて、レンズカラーはネイビーにしました。黄色と青の補色の関係を用いています。クリスマスの緑と赤みたいな感じです。

オプチルは鼻盛りが出来ません。出来ないと言いますか、プラスチック片を融着出来ないために、プライマーの塗布をして瞬間接着剤でくっつけることで鼻盛りをします。

今回は日本の設計のフレームでして、鼻幅14ミリでした。鼻盛りをせず、フレームの透明感を活かしたまま掛けることが出来ます。デザインとメガネとしての設計のどちらも欠いていない、良いフレームだったと思います。

レストア
ヴィンテージのメガネ

18.03.26

オリバーゴールドスミスの次は、これを直します。レンズの形がどキモいです。最高です。

相当綺麗になりました。砂の汚れの除去、磨きあげ、型直しのみ。あとはこだわってガラスのG15を入れておしまいです。

想像より、かなりカッコよくなりました。かけた感じも、割とスッキリした見た目になるので不思議なものです。

蝶番の作り、デザイン、パーツの選定等々から60年代の中頃でしょうか。程よく気品みたいなものも残っていて、いいメガネです。

とりあえず外れました
ヴィンテージのメガネ

18.03.21

レストア中。レンズがキツイかつ、生地が縮んでいます。外すのに苦労しました。ガラスが熱々で、指先にやけどの手前のチクチク感が残っています。

これで、古いバイクに乗ったら最高だなと思います。久々に行灯カブに乗りたくなりました。

レンズは、当時のガラスレンズが入っています。度付きの場合は、サイドガードと色を合わせるために、プラスチックレンズで、見本染色をすれば、ほぼ同じ見た目になるでしょう。もちろん裏面マルチのコーティングがおすすめです。

クワガタみたいなフレーム
ヴィンテージのメガネ

18.03.20

オリバーゴールドスミスの、この感じの物が手に入るとは思っておらず、相当な嬉しさです。全ての仕事を保留にして、とりあえず本日はこのレストアのみ。

イギリスから商品が入りました。ちゃんと販売するものは、明日以降に順次直していきます。とりあえず、嬉しすぎて仕事の順番間違えました。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

18.03.15

ローデンの金張りです。

昨年末から、ツーブリッジがぼちぼち出ます。私自身も、少なくとも3年以上はエッセルのツーブリッジを掛けています。それを店で掛けていて、まさかカッコいいと言われる日が来るとは思っていませんでした。

 

この度は、薄い色のメガネというお題でした。ということで茶色を入れました。ただ、黄味がかった茶色です。レイバンのアンバーマチックみたいなカラーです。

普通の茶色でも渋くてカッコいいとは思いますが、レンズカラーとフレームの組み合わせがお父さん過ぎますので、ちょっとカッコいい感じに仕上げました。AOのスカイマスターのような、パイロットグラス系の形で、フレームがカッコ良ければ普通の茶色でも良いのでしょう。今回は、元々ファッションに振っていないフレームでしたので、カラー選択は慎重に行いました。

一抜け
ヴィンテージのメガネ

18.03.12

直近で仕入れたカザールの中から、これが一抜けしました。自分も、カザールの中で好き度が上位クラスなモデルです。薄い青色を入れて掛けているアレです。複雑でゴチャついた感じがたまりません。80年代の、四角の目のスーパーカブに似ていると思います。ちなみに青と水色の縦縞は、全部手でペイントしてあります。

ガーメンツとかニードルスとかに合わせたら、相当カッコいいでしょうね。一層、完成が楽しみな案件です。

カッコいいです
ヴィンテージのメガネ

18.03.06

加工済み。搭載レンズは、ガラス1.52のハードコートです。形は、米軍の支給品みたいなフレームですが、生地の色が野暮ったさを掻き消しています。透かすとよく分かります。70年代頃のドイツフレームです。鼻盛りもうまく付きました。いいメガネになりました。

変わり種
ヴィンテージのメガネ

18.03.05

ぷよぷよみたいな、変わり種メガネです。70年代のフランスです。

GF 14Kの刻印があります。ホワイトゴールド、14金張りは珍しいです。なぜかフランスのこのメーカーだけは、それがよく出てきます。

ややレンズは変わっていますが、金張りの仕上げであること、割智の精度が高くてネジが抜けにくいことを考えますと、もちろん本気のメガネだったと思われます。

_170831bk

pageTopLink