カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

レストア待ち
ヴィンテージのメガネ

17.12.01

上がヴィンテージのメガネ、レストアが完了した商品です。デッドストックでも、型崩れ、かすれ、傷、汚れ等々があります。それらを検品してから販売しております。

下は、また入ってきた商品です。ようやく上が終わったタイミングで、またまた入ってきました。

もうレストアが追いつかないです。ご覧いただけますが、輝きが足りないかもしれません。その場で直して、イメージしやすいようにします。何卒ご容赦下さい。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

17.11.27

この線の細さで、この存在感は、このメーカー以外に、後にも先にも無い気がします。ブルバキのスタート時から温めていたヴィンテージメガネでした。

フレームカーブが深すぎて枠入れに苦労しましたが、無事に非球面レンズが入りました。レンズ面がほぼフラットになることで、よりシャープに、四角感が強まりました。さらに良くなりました。

ヴィンテージメガネ界隈では、この辺のフレームの評価が低いです。むしろこの辺こそ、もっとちやほやされるべきくらいに思っています。

 

シャドースリー(#3)
ヴィンテージのメガネ

17.11.25

ガラスの度なし、ノンコートのカラーレンズが取り易くなり、加えてシャドースリーの色味が仲間に入ったので、あれこれ遊ぶにはそこそこ嬉しい環境が整っています。

ということで、自分でも使ってみようかと思います。写真のような、黄味がかった緑です。レイバンの一般的なカラーレンズ、G15カラーは、灰色っぽい緑です。シャドースリー(#3)は、遠くからも緑と分かります。可視光線透過率も高めです。

80年代のヴィンテージ、複式跳ね上げがあります。これを使えば度付きのひとでも、ノンコートの有色ガラスが使えます。

型直しも磨きも相当時間が掛かった割に、思った以上に人気が無いので、自分で使います。

ツーブリッジ
ヴィンテージのメガネ

17.11.11

ローデンストックのツーブリッジが入りました。中央産業貿易が引っ張っていた時代です。

鼻パッドが、箱型ではなくて輪っか状です。これだと、現在一般てきな箱タイプよりもスッキリ見えます。可動の範囲は箱タイプのまま、カシメや抱きかかえ型のパッドの見た目でカッコいいです。加えて、汚れが溜まりにくいという、実用性も兼ね備えています。個人的に、一番好きな鼻パッドの形状です。

まさか、ローデンの特許だったんですね。だからどこも再現しないのか、残念。

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

17.11.08

街で芸能人を見かけたら、写真撮りたくなると思います。それに近い感覚です。記念撮影です。

お渡し前なので、暗闇で分かりにくくしております。やっぱりカッコいいです。この辺りは、今後もやらないのか、そのうちやるのか不明です。

ガラス1.52のノンコートを嵌めました。プラス度数なので、外径指定でギリギリまで詰めて、厚みは削ぎ落としました。

ガラスも、屈折率をあげて薄くすれば良いってものでは無いです。それはプラスチックの場合と同様です。あとは、比重の問題があります。ガラスの1.70以降はそこそこ重いので、削れる厚みと全体の重量の変化に気を配らなくてはなりません。つまり、削れる量が少ない場合、金額は高くなり、厚みが減って、重くなる場合があります。

今回は若干のプラス度数なので、1.52を選択しました。1.60と比重はほとんど変わりませんが、アッベ数に差が出ます。アッベ数59の使いやすさを、他のプラのレンズと比較してもらう意図が込められています。

カールトン風
ヴィンテージのメガネ

17.11.07

あくまでも、カールトン風です。レンズサイズ58ミリ。やや大ぶりです。

これくらいレンズが大きければ、濃いめのカラーを入れても、レンズがちっちゃく見え無いと思います。日本のメガネにしては珍しく傾斜がしっかりついていて、本家を見習っているところに好感を持てます。傾斜はキツイですが、足つきの鼻パッドがしっかり稼働できるタイプなので、頬に打ち当たらないように出来るのもポイントが高いです。

度数s-9.00くらい
ヴィンテージのメガネ

17.11.05

お客さんのメガネ。

S-9.00くらいなので、さすがに屈折率1.74を搭載しました。

ほぼ FPD=PD なので、厚い部分が上手い具合に処理できたと思います。後は、レンズ後面の面取りを多めに、鏡面加工してあげればちゃんと収まり良くなりました。

レストア頑張ります
ヴィンテージのメガネ

17.11.03

外箱通りでは無いので、ローデンやら増永がたくさん入った訳ではありませんが、それなりの数がデッドストックで入りました。順次綺麗にしていきます。

サーモントを突き詰めると
ヴィンテージのメガネ

17.10.23

眉と先セルが鼈甲で、フレームはK18です。サーモントを突き詰めたマックスはこうなります。これは、セカンドハンド品です。

鼻パッドの芯までK18です。どんな格好でも、例え古着や軍モノ着ていても上品に見せることが出来ますから、やはり素材が本物中の本物というのは良いもんですね。

鼈甲はもちろん消耗品ですから、セカンドハンド品でそれなりの値段で一回使ってみる、鼈甲と試しに関わってみるというのが、金銭的にはまだ現実的だと思います。

縞模様の出方、軽さ、硬さ、透明感と柄の奥行き、それとヤスリ入れた時の粉の匂いが懐かしいです。私自身も一回、白甲の先セルを新品で使っていました。久々に、トロッとした鼈甲の独特な光沢をみました。実物見ますと無機物にはない良さがあって、やはりグラっと揺らぎます。美しいです。

 

 

お客さんのメガネ
ヴィンテージのメガネ

17.10.22

曲線が美しいです。60年代の家具みたいですね。BR15%のオールカラーを入れて正解でした。女性のお客さんなので、コーティングの美観ではなく、汚れの付きにくさ落ちやすさを重視しました。鼻盛りしましたが、どうしてもまつ毛がかすめることがありますからね。光学的にも、そこまで頂間距離(目とレンズの距離)を出したくないので。

とりあえず、そろそろ閉じます。

_170831bk

pageTopLink