お隣さんのイベントです。微力ながら、ご協力いたします。
私は電車の都合で22時半前には閉めますが、それまではスペースを開放します。
17.12.12
お隣さんのイベントです。微力ながら、ご協力いたします。
私は電車の都合で22時半前には閉めますが、それまではスペースを開放します。
17.12.11
お客さんのメガネ。半年くらい経過していると思います。ほぼ、新品のようです。鍛え抜かれたSPMの美しさに、圧倒されました。
初めは、SPMをやらない予定でした。なので銀無垢は自分で使っていますが、SPMは使ったことがないです。半年くらい経てば、流石に何かしら使用感が出てくるものですけど、こういう感じなんですね。
ただし、手で巻いて貰っているセル巻き部分の縮みは観測されました。黒色は、もう一本特注で作らせた茶色に比べても、ちょっと縮みが早い気がします。
縮むことによって、フレームへの食いつきが相当しっかりしました。おかげで外れることはないでしょう。くすんできたタイミングでの交換が良さそうです。
私の親族周辺は、この辺りのフレームをつけて貰っていません。このメガネの持ち主さんは、夫婦でSPM着用して頂いています。自分の理想みたいなところを、先に実現させて見せて貰った感じです。
17.12.11
このパターンが、ここ2〜3年はセルフレームでは一番好きです。大きめの四角のフレームです。
他所の壁を使って、他所の机の上で撮っています。多くのお客さんはサーモントはいけても、ここになると難しく感じるようです。野暮ったい感じが強く出すぎるのが原因でしょう。個人的には好きだから、出れば必ずピックしますけどね。やめられません。
ローデンストックの、ローダフレックス搭載のタイプです。エクスクルーシブというラインです。具体的に、いつ頃から”exclusive “の刻印が、筆記体から、現行のブロック体表記になったのかは掴めておりません。
スライドバネ丁番は、テンプルを閉じる時に、バネの力が一気に解放されない仕組みになっており、バネ切れに強いです。
写真だとほとんど分かりませんが、中の芯に、旧ロゴの”R”がプレスされており、ブランドのアピールが控えめな点が良いです。立体感や曲線の出し方もほどほどで良いです。装飾が無く、作りの良さや堅牢さが一番前面に出ており、長く使うことを想定した、いいフレームだと思います。
17.12.10
今度の土曜日、16日の営業後に、ちょっとした催しがあります。いまは出張先で手元に何もないので、忘れないうちに書き留めます。
それの準備で、御影石買いました。形から想像つく通り、ボーズのあれです。音質を高めてみようかなと思っています。16日に向けて。お客さんに教えて頂きました。
最初は分からなかったですが、低音の包み込む感じが増しました。また、特定の曲で今まで聞こえていなかった音が聞こえるようになりました。
皆さん、色んなことに詳しくて、すごいなと思います。本来はこちらが楽しませる側ではありますが、教えてもらって楽しませて頂いている感覚もあって、何だか恐れ多いときもあります。
17.12.10
表題のとおり、今月12日の火曜日の営業について。
一応休業とします。豊橋でバカ売れしたとかでは無いです。今、これを更新出来ているわけですから。
機材を運んで、設置し直さなくてはいけません。ちゃんと整えてから、水曜日にビシっと開けます。
17.12.08
今度の10日と11日、日曜日と月曜日に豊橋に出張販売に行きます。デリバリーメガネします。場所は、1年半居候させて下さったanalogさんです。店舗は休みとなります。ぜひ豊橋にお越しください。
また、それに伴って明日の土曜日は、事前準備のため18時ごろに閉めます。よろしくお願いします。
17.12.08
フルビューの枠入れ。1930年代です。今回のお持ち込み品が面白かったのは、日本のメガネ屋から出てきたという、入手経路でしょう。
上の写真は、右レンズ(向かって左)が型直し後、左レンズ(向かって右)が型直し前です。共に鼻側がふにゃふにゃしていましたので修正しております。左右の形も異なります。当時はそれくらいの精度だったということでしょう。そのままレンズを入れるとみっともないですから、直した上でより形の良い方を片眼トレースし、反転させて左右に嵌め込みます。
ガラスのBR15%を入れました。
フルビューで気をつけたいのは、可動部、つまり智の部分の合わせです。もちろん、現代みたいに精度が出ているわけではありません。逆に、現行の加工機は0.05ミリ単位で正確に仕上げてきますから、その齟齬から上手くいかないところが生まれます。
ただのメタルフレームですから、他所で持ち込んでも割と受けてもらえると思います。ただし、フレームに負担をかけないように綺麗に仕上げるためには、まあまあ解消するべき問題はあります。無理矢理レンズを入れようとすると、大体ネジが舐めかかっているか、死んでいます。プラスチックレンズでも同様です。
17.12.06
ツーブリッジですが、カザールのツーブリッジにはナード感が1ミリも無くて良い感じです。
フレームの時代としては、90年に入ってからの物ですし、反射光の色までこだわる必要もないです。ただ、カザールに関しては、デモレンズの風合いを出すために、その辺をこだわるのも面白いです。あとレンズで味付けするなら、青色光カットのミラータイプ、青く反射するレンズを使いますと、やんちゃ感が増します。
17.12.04
持ち込み品です。ブロータイプのメガネです。
ガラス1.52のハードコートを積みました。今回、なかなか強敵でした。眉部分がねじ止めではなく、二箇所ともカシメてあり、眉部分が脱着出来ませんでした。フレームカーブが整えられない、穴を広げて眉位置をちょっと上げる等々も出来ない状況でした。
今回は偶然、度数が低くガラスの球面設計を採用なので、フレームカーブとレンズカーブが大体同じようになり、綺麗に収まりました。ただ、レンズサイズの見極めは目視が困難なので苦労しました。
また写真の通り、セル部分の迫り出しが多く、レンズがフレームに干渉しやすかったです。今回度数はs-1.00 程度ですが、それでも干渉しておりました。眉パーツの溝にレンズが入らず、多めの面取りで何とか嵌め込んでいます。
基本、今は加工機が優れているのでレンズを削る・枠に収めることなら誰でも出来ると思います。ただ、綺麗に入れようとすると、それなりに苦労します。
おそらく、このフレームの時代は凸レンズ(老眼)の方が、メガネの処方としては多かったのではないでしょうか。凸レンズは縁が薄くなるので、眉部分との干渉は考えなくて済みます。
今回のように凹レンズ(近眼)の場合は、縁が厚いレンズになります。ですから、当時よりも縁が厚いレンズを入れようと考えますと、それなりの工夫が無ければ、もちろん綺麗に収まらないわけです。こういう干渉が起きたまま使い続けた場合は、大体フレームが負けて端が欠けるか、レンズにチップが入るか、どちらかがだいたい起こります。
17.12.04
合理と書くくらいですから、理に合っている、もっと分解して
・理は何を指すか
・合うとはどのような状態を意味しているのか
の二つくらいが、真っ先に気になります。
ちょうど、いい言葉が思いつかないなぁというタイミングで、前述の本で「合理性と能率性の混同」が指摘されていて、いい表現だなと思いました。
思うに、混同というよりはむしろ、ムダを省くことだけが合理的であるわけではなくて、それは論理で照らした合理性というだけであり、合理性の一側面でしか無いという感じの考えです。辞書的な意味の合理性は、「道理に合っていること」ですから、そもそも合理性を説明するのに際して、道理という範囲の広い言葉が使われています。よって、おそらく合理性の範疇も広そうです。
高校の同級生に、何年か振りに会いました。話す内容や、その結末から伺える価値判断の基準を察するに、単純さに重きを置いた合理性でした。この10年で何が異なり、そして合理性に対して姿勢の違いが生じたかは分かりませんが、自分が合理性から逸脱したという感覚は無いですね。合理性を違う側面でも見るようになったのか、はたまたこの10年で「理」の質が変化したということだと思います。それが良かったのか悪かったのかは、これからの10年くらいで測られていくような予感がしています。