上がヴィンテージのメガネ、レストアが完了した商品です。デッドストックでも、型崩れ、かすれ、傷、汚れ等々があります。それらを検品してから販売しております。
下は、また入ってきた商品です。ようやく上が終わったタイミングで、またまた入ってきました。
もうレストアが追いつかないです。ご覧いただけますが、輝きが足りないかもしれません。その場で直して、イメージしやすいようにします。何卒ご容赦下さい。
17.12.01
上がヴィンテージのメガネ、レストアが完了した商品です。デッドストックでも、型崩れ、かすれ、傷、汚れ等々があります。それらを検品してから販売しております。
下は、また入ってきた商品です。ようやく上が終わったタイミングで、またまた入ってきました。
もうレストアが追いつかないです。ご覧いただけますが、輝きが足りないかもしれません。その場で直して、イメージしやすいようにします。何卒ご容赦下さい。
17.12.01
ヤカン買いました。乾燥対策です。これで、ちょっと居心地良くなったと思います。
今日から、吹上で骨董市やっています。名古屋へお越しの際は、ぜひブルバキにもお立ち寄り下さい。私も日曜日には、店のオープン前に吹上に行くと思います。
17.11.28
SPMの新作です。赤の生地が出てきたので作ったみたいです。赤っていうだけで、まあまあ不評なので、オーダーして良かったと思いました。こういう場合、誰かには強烈に刺さる予感がします。
色が変わるだけで、似たような形でも評価がガラッと変わるのは面白いですね。何をもって良しとするか、良しとしているのか、判断なのか反射なのか、それらを考えるキッカケになりました。
17.11.27
この線の細さで、この存在感は、このメーカー以外に、後にも先にも無い気がします。ブルバキのスタート時から温めていたヴィンテージメガネでした。
フレームカーブが深すぎて枠入れに苦労しましたが、無事に非球面レンズが入りました。レンズ面がほぼフラットになることで、よりシャープに、四角感が強まりました。さらに良くなりました。
ヴィンテージメガネ界隈では、この辺のフレームの評価が低いです。むしろこの辺こそ、もっとちやほやされるべきくらいに思っています。
17.11.26
お持ち込み。現行品、レスカのお持ち込みです。
メガネが下がる、鼻盛りのご依頼です。構造的には、そりゃ下がります。鼻の削りが綺麗なカッコいいフレームです。
下の画像ですが、鼻の部分の削りが多すぎるのが何となく分かりますでしょうか。これが日本人には合わない原因です。
日本人の男の鼻骨底部の幅は、おおよそ16ミリ〜18ミリくらいです。大雑把ですが、鼻が当たるであろう箇所の距離で、実測23ミリです。
解決に向けて、鼻盛りをしていくわけですが、ここで問題になるのは、鼻の部分の削り込みが斜めなことです。
通常の鼻盛り用のチップは、土台が真っ直ぐなことを前提にパーツが用意されています。このままですと、レスカの斜めな土台にチップをつけた場合、鼻に突き刺さる角度で仕上がります。また、アールが付いているので接着面に隙間が出来ます。それも加味してチップの方に削りを入れます。
削って調整したものを並べました。平面な台に置きますと、鼻の当たる面が上に向きすぎてしまうくらいです。つまり、割と削っています。
融着後、磨く前です。乾燥中です。何とか隙間なく、綺麗に乗ったようです。一安心です。
これで、実測17ミリまで詰められました。やっと、違和感なく掛けられそうな雰囲気が出てきたという感じです。
チップを取り付ける他に、おそらくプラの小さい板を斜面に貼り付けて対応する場合もあるのでしょう。私がそのタイプの仕上がりがあんまり好きでは無い、それだと幅が詰め切れないという理由で、チップの取り付けを行なっています。加えて、このフレーム形状と日本人の目の落ち込み方から察するに、レンズと顔の距離を少し出してあげないと、まつ毛が当たってしまい、結局掛けていて不快で使わなくなるパターンなので、そうならないようにという狙いもあります。
乾燥後のヤスリがまた大変です。通常よりも、ちょっとお値段増します。
17.11.25
ぴったり。自店の胡散臭さが消えたので、やっぱり植物の美しさは良いなと思いました。年末の準備です。
言葉本来の使い方では無いですが、生命の弾みのようなみずみずしさに惹かれることが多くなりました。おそらく、銀無垢とか無機物ばかり眺めているからかもしれません。
17.11.25
ガラスの度なし、ノンコートのカラーレンズが取り易くなり、加えてシャドースリーの色味が仲間に入ったので、あれこれ遊ぶにはそこそこ嬉しい環境が整っています。
ということで、自分でも使ってみようかと思います。写真のような、黄味がかった緑です。レイバンの一般的なカラーレンズ、G15カラーは、灰色っぽい緑です。シャドースリー(#3)は、遠くからも緑と分かります。可視光線透過率も高めです。
80年代のヴィンテージ、複式跳ね上げがあります。これを使えば度付きのひとでも、ノンコートの有色ガラスが使えます。
型直しも磨きも相当時間が掛かった割に、思った以上に人気が無いので、自分で使います。
17.11.24
レンズの枠入れ依頼でした。ヴィンテージ、増永眼鏡のブローです。
おそらくデッドストックですが、その場合でも、ただレンズを削って入れるだけではありません。少なくとも当店では、ですけど。
レンズサイズが適切かどうかチェックする為に、なんだかんだ眉は外さなくてはなりません。そうしますと、経年変化でプラスチックが縮んでいる分、ネジ穴とのズレが生じます。写真ではわかりにくいですが、ネジ穴で半分くらいの縮みが観察されます。この場合は、ドリルで穴を広げるしかありません。迂闊に眉パーツを外すと、穴あけできない場合は戻せなくなります。
フレームカーブも変更です。眉なし(写真右手)が加工後です。これくらいフレームカーブを落としておけば、綺麗にレンズが入ります。これは度数との兼ね合いもありますが、球面設計なのか非球面設計なのか、この選択にも依存します。いずれにしましても、レンズ、フレームともに負担をかけないようにするには、整えてあげるべきでしょう。
ここまで処理してあれば、今回のようにガラスレンズを入れても、テンプルの開閉で眉とレンズが干渉し、レンズに小さな欠け(チップが入る)とか逆にフレームが欠けるとか、あれこれの問題も生じないと思います。
サーモント、ブローのフレームが、修正しながら枠入れしていると一番時間が掛かるかもしれません。
17.11.22
メガネとは関係ないサイズ感について。
コミュニケーション能力とか、その周辺の話になりました。そういえばメガネ屋なのに、そこそこの頻度でその辺りの話になります。メガネとの関わり具合を探るために、仕事の内容や状況の話に行き着くことが多々だからかもしれません。
それが有るとか無いとか、有る方が望ましいのか無くても良いものなのか。それぞれの方の考えがあって面白いなと、いつも聞いております。そのときに考えているのは、その人の想定しているコミュニティの大きさは、どれくらいなのかなということです。
想定しているコミュニティの大きさで、望ましいコミュニケーションの質も変化するでしょうし、お互いの想定しているコミュニティのサイズ感のズレが、望ましいコミュニケーションについて会話している最中のズレに繋がるのでは無いかなと考えています。大きいのか小さいのか、密なのか粗なのか。
メガネの販売でも共通する部分はありまして、カッコいいメガネ、オシャレなメガネと言われた際の「カッコいい」「オシャレ」というワードが、どれくらいのことを包括しているのか。そこをいつも気にしています。加えて、例えば「美しい」メガネと、「カッコいい」メガネの概念に、重なりが有るのか無いのか。有る方が優れているとかでは無くて、有れば一石二鳥のメガネが作れるなと、無ければどっちの要素が生活に欲しいのかなと、それくらいの感覚です。
17.11.22
本日は、18時半ごろには閉めます。よろしくお願い致します。