カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

特に最近カッコよく見える
ヴィンテージのメガネ

24.06.02

エッセルの眉毛メガネ、サーモントです。サーモントもエッセルの手にかかればナイロール仕様です。サーモント⇒重厚感という連想を見事に裏切る軽やかさです。眉毛の形も、ちょっとシャキーンっとしていて、スポーティーな軽やかさがあります。天地が浅めなのも気分というやつですね。

ありがたいことに、度なしで厚み指定のレンズを頂きました。厚みマシの3.0ミリです。

近視の凹レンズと異なり、度なしの厚みマシは均一に厚みが増すので、結構重くなります。度なしレンズの厚みが大体2.0ミリ前後であることを加味しますと、ようやって3.0ミリということでそうしました。

練習で削った、度付き(s-4.50)1.60材のレンズ。

ご注文の、度なしの3.0ミリ厚レンズ(1.60材)。

CRのレンズ(中心厚2.2ミリ)。

ということで、ぶっちぎりに3.0ミリ厚のレンズが重いです。そして今回も、度なしのCRとまあまあな近視の度付きのレンズがほぼ同じ重さという結果になりました。伊達メガネも結構大変です。

 

後はスタッフが美味しくいただきました
ヴィンテージのメガネ

24.05.31

そんな感じで、先ほどのアルミのフレームの加工時に割れてしまったレンズを再利用して入れてみました。割れたといいますか、5ミリ×10ミリくらい欠けたという感じだったので、綺麗な部分をうまいこと使いました。

レンズはクリアにシルバーミラーのハーフのレンズです。スモークのグラデーションぽく見えますね。スモーク部分がシルバーミラーです。

めっちゃ今っぽくて良くなったなぁと感じると同時に、ちょっとピコ太郎の要素が入りすぎたなぁとも。ピコ太郎は2016年〜で、もうすぐ10年経つみたいです。

 

しかも2本
ヴィンテージのメガネ

24.05.28

二股に分かれたヨロイのタイプとしては、線が細くてシンプルです。ディオールのロゴの入り方もカッコよいです。

もとはマダム系フレームなんですけど、それに限らない感じがしたので入荷してみました。

現行だと、グッチの名義でこんな感じのサングラスが出ています。

かれこれ40年も50年も事あるごとに生まれ続けているデザインということで、丸やボストンやウェリントンに限らない広義のクラシックということなんでしょうね。

持ってました
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

ジェネラルってこれです。

孫の手みたいですよね。ノーマルのレイバンは、割ってある智に、爪の形状のテンプルです。ジェネラルは、一個智で孫の手のテンプルです。そのため智は塊で強い、爪が潰れるとか無し、ボリュームが増して見た目がちょっとイカツくなりますが、その見た目通りの堅牢性を手に入れたということになります。

今度ボシュロム
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

続き。今度はボシュロムです。

金張りの剥離やカスレがほとんど無いので、こちらもほぼ未使用かと。鼻パッドも当時のままです。ヒビ割れは無いです。

これは、テンプルのネジ山が両方とも潰れかかった状態で仕入れています。写真は交換済みで、ちょっと残念ですけど新しくネジ穴を作っています。ネジ頭が綺麗に収まらない等々でネジを締め上げてもすぐ緩むため、下から樹脂入りナットで共じめしています。これも汎用品のネジとナットで直しています。サッといつでも交換・直せるように。

これはボシュロム製なんですけど、テンプルの構造がレイバンのジェネラルなんですよね。孫の手みたいな形なんですけど。レイバンのジェネラルより先に、この構造のテンプルがあったんですね。

あと、構造で面白いのはレンズの保持の仕方です。

リムの弾力性を活かして、引っ掛かりに掛けているだけです。ツメがグッと噛んでいるので、割と安定固定です。

70年代にも、フランスのエッセルでこんな感じの機構のフレームがありました。それの謳い文句はレンズのクイックチェンジということで、お客さんがあらかじめ加工しておいた様々なレンズを用途に応じてその場でチェンジ出来るとのことでした。今回のフレームは、そのエッセルよりも時代が古いものですが、同じようにクイックチェンジを意識して作られたのかもしれませんね。

BALGRIP TENSIONって書いてあります。

ブリッジ24ミリです。

AOの入荷
ヴィンテージのメガネ

24.05.20

店を続けていると色々あるもので、アメリカ物の仕入れがあったんですよね。

さすがにデッドストックであることは諦めたといいますか、まずその条件は外しています。そのときに程度の良い使用済みで尚且つ例えば新品チタンのメガネかそれ以下くらいの価格でやれるの無いかなぁくらいに考えていたところでした。

まずはこれなんですけど、AOのNUMONT FULーVUEです。彫金模様の無いこのパターンは、やや珍しい印象です。時代的に、模様がビッシリのパターンが好まれたということかもしれません。このあっさりバージョンが良いんですよね。特に好きなのは、上から見たときのブリッジの形状と取り付け方ですね。あっさりしてカッコイイの極致って感じです。

 

ケーブルテンプルのかすれも無く、鼻パッドの白色化も無いのでほぼ未使用かと。ただ、レンズは割と新しめなプラレンズが入っており、そのタイミングで違う銀色のネジが差してありました。ということで、美観を整えるのと、元のネジで無いのであればいっそのこと日本の汎用品のネジにしておけば何かと安心なので、ネジ穴を作り直して日本のマイナスネジに変えてあります。

ブリッジは18ミリで、フレームの元の表記はレンズ幅44ミリとなっておりますが、この黄緑色のレンズは49ミリでした。FPD67なのもちょうど良いし、このレンズの形も何だかギークシック味があってちょうど良い気がして、とりあえずそのままにしてあります。

 

オークリー風
ヴィンテージのメガネ

24.05.10

60年代のフレームと推測。生地の柄とか透明感とか、その年代のフランスフレームによくあるあの感じです。透明度の高い、赤っぽい茶色です。

芯なしでバチのテンプルでこんな感じのヴィンテージフレームを見たことが無かったので面白いなあと思ったのと、ブリッジ広めのオーバルのフレームがオークリーのトレンチコートみたいな雰囲気で、それがとても良くて載せてみました。試しに入れてみたレンズは、グレーの30%くらいでシルバーミラーのレンズです。ふりかけ程度に、90年代感をレンズで足してみました。

良いんじゃないでしょうか
ヴィンテージのメガネ

24.04.26

ローリフレクション系のコーティングの仕上がりを見たことがないので、実験も兼ねて。

どの方向からもレンズの色が緑と分かるように、反射で色が飛ばないようにという狙いもありました。レイバンカラーのG15でこんな感じです。

2024年のシンプル
ヴィンテージのメガネ

24.04.19

ロゴドンのサングラスが、けっこう小気味よい今日この頃です。ブルバキではプチブームで、お持ち込み増えています。

私が店を始めた頃は、シンプルで研ぎ澄まされたデザインブームだった気がします。その頃から続けている、当店の銀無垢フレームに手彫りの彫金を施すことですら、そういうことじゃないんだよなぁなんて反応が多々ありました。

研ぐということは、身に厚みがあることが前提です。削ぎ落とすみたいな表現も同様です。そこであの時代には、まず加えることありきですかなぁみたいなことを、ここで書いた記憶があります。また無理に削いで、何もないのにうるさいみたいな物も存在して、つまりそれはそれでマイナスの装飾ですよみたいなことも書いた記憶があります。結局、シンプルで研ぎ澄まされたデザインって難しいですし、それって何だったんでしょうね。

それでいまリバウンド期に突入したのか、メガネは装飾・加飾ブームがきている気がします。考えるときの前提条件がガラリと変わった感覚を、とくに昨年末くらいから覚えます。

そのときに、何が一番カッコいい装飾なのか?みたいなことを考えると、答えの一つとしてブランドロゴがあがってきます。ロゴのバランスとか、それ自体がカッコいいと認識される理由もあるんでしょうけど。それより何よりブルバキみたいな新参者が絶対埋められない、歴史がそこに詰まっていますもんね。時間の厚みがぎゅっとそこに。それって凄いことですよね。

ロゴドンとはシンプルで研ぎ澄まされたデザインの対極でもあり(と、思われている)、よくよく考えればロゴだけをうまく取り入れているという点で、シンプルで研ぎ澄まされているともいえます。例えばここにロゴドンとそれの装飾がないメガネがあったとして、何も装飾がない方がシンプルで研ぎ澄まされているかどうかは、装飾しないということがマイナスの装飾になり得ることもあわせて考えますと一概に判断出来ず、ロゴドンの方がシンプルなこともありそうです。あれこれ難しく書きましたが、いまの(メガネの)リバウンド期において、ロゴドンはけっこう面白い手だなと思っています。おそらくロゴドンってやや悪口なニュアンスを含んでいそうですけど、だったらそこも逆手にとって、ドーンって感じを活かして勢いで楽しく掛けたいですよね。

ちょっと前に、グッチで同じような黒セルの横が金のロゴドンで、それに度付きのグリーングレー(G15)みたいなカラーをいれたんですよね。それがけっこう良かったので、今回のお持ち込みのシャネルにも適用してみました。本来なら要素にないアメリカ感が入ることで、基本はタクシー移動ですみたいな都会っぽいスマートさが減って、bmx?スケボー?っぽいアクティブな雰囲気が足されて良いです。それに、本来のシャネルは黒セルにはほぼグレーのレンズが入ります。このレンズの組み合わせによって、微妙にニセモノ感が足されるのも良かったりします。

段取り8割
ヴィンテージのメガネ

24.03.18

USS の下ごしらえでした。左右同じ薬研カーブの枠入れをしたいので、不良在庫の黄ばんでしまっているプラスチックレンズで同度数のペアを削って、フロントの反り具合をみてみました。

普段はそこまでしないんですけど、今回はテンプルのガタつきが1センチくらいありまして、どこからガタついているのかハッキリさせたくて、ジャブでダミーレンズを削りました。結果はフロントは関係なさそうで、テンプルから角度を直すしか無さそうです。

元のネジが刺さらなくなるので、1.4ミリに拡張して日本製のマイナスネジを挿しなおしています。

反対側の蝶番は、当たりに偏りがあったので、とりあえず調子を取って本番に備えています。

_170831bk

pageTopLink