眉毛が乗っかっているサーモント型が、今に当てはめるとボストン型みたいなそんな時代がありました。何でもイケてるメガネは眉毛付き。
そして、スペースエイジデザインに乗っかって、面白いフレームがたくさんあります。
けっこう構造はギリギリな感じです。眉側の留めは、初期値で首の皮一枚です。
眉毛パーツは、特に上から引っ張るような物でも無いですし、リム全体の摩擦でズレず、ネジに全荷重が掛かる訳でもないです。なのでそういうものとして、やや取り扱いを気をつけるくらいな感じです。
それよりも、眉毛パーツ側の穴がギリギリなのが困りました。
初期値で余白が1ミリも無いくらいです。少しでも厚みと強度を足したいところです。
ツーポ用の穴埋め材を用いました。埋めたあとに、ピンポイントで穴を開けます。
元々はしいたけみたいなネジが入っていました。それの笠が収まるように、大きめの穴が空いていたのでまずは塞ぎ、ネジ径ピッタリの穴を開けました。ネジ径が1.2ミリで、現行のメガネの鼻パッドの取り付けネジと同じ径です。
上が新しいネジ。長いので、緩衝材の意味も込めて樹脂のワッシャーをはさみました。
商品化の為の修理で壊れてお終いパターンもあります。今回はうまくいきました。
眉毛がグラデーションになっているんですよね。それも軽やかでいい感じです。