謎のメガネ。ゴルチエに通ずるスチームパンクっぽさが良いです。大きさは38.5□27.5です。テンプル長は個体差があって140ミリ〜145ミリです。私がいつも掛けている銀無垢に近いサイズ感です。PD65くらいの人間がかけると、あんな風になります。
鼻パッドの足が、謎のバネ性を帯びていました。カッコいいけど意味不明です。
フレームの作りからすると確かに60年代くらいの粗雑さと、金属のしなやかさの無さ(その代わりめちゃ硬い)を読み取れますが、鼻パッドは新品のシリコンパッドに変えてありました。パッド足の構造からすると、真円のシリコンパッドの方が良さそうなので、販売するときはこちらで変えておきます。
割と親切設計でして、鎧智で横幅が稼いであります。フロントが狭くなる以上、少しでも横幅を稼いでくれるフレームはありがたいです。フィッティングに有利です。結局、ちょっと粗雑でも良いなと感じるフレームは、メガネとしての機能を果たす予感のする物が多いです。道具としての良さが滲み出ています。
ちなみにインスタグラムで、ヘンテコメガネと同時に載せて、一番いいねが稼げたのがこれでした。それも想定していましたが。
ただインスタの世界に於いては、カッコ良さよりもアートっぽさ(そもそもアートっぽさとは??)の方が上位概念っぽく扱われていますから、ひょっとしてどうかなとも思っていましたが、やっぱりダメでしたね。