カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

テレビ
ヴィンテージのメガネ

19.04.05

物心ついたときから、テレビがぺったんこになっていて、記憶上テレビとは画面が平らである、そういった物しか知らないとなると、何歳以下なんでしょうね。そういえば。

テレビジョンフレーム、テレビカット等々、この手のフレームに対して説明がされますしブルバキでもしてきましたが、気が付くと、それがおじさんの始まりでした。そうそう、もうすぐ令和が始まる今日この頃です。補足をしておきますと、テレビに奥行きがあって、上面のスペースにリモコンを置いたり好きな人形を置いたり、程よい便利スペースがあった時代があります。そして画面は曲面でした。

フランスのヴィンテージです。製造国もそうですが、蝶番のパーツと刺さっているネジがO.G.のズークと一緒っぽいので、造りまで遡ると近い関係のかもしれません。ブリッジの処理もかなり似ています。

違う箇所といえば、生地の貼り合わせによる表現でしょう。クリアをベースに、ビロードみたいな茶色をはっています。テレビフレームはサングラスにしますと、かなりモードかエレガントな雰囲気を帯びますが、これは一層その傾向が強いです。非常に堪らない。これさえあれば、サングラスなのにチャラい感じにならず、尚且つ、夏暑くてだだくさな服でも、ある程度キッチリした印象を与えられそうです。だだくさは、名古屋弁でした。雑で適当な感じに仕上げることを指します。

珍しく、裏にも生地を貼っています。表から見ますと、茶色、クリア、茶色の生地の裏がシルバーの光沢になっているのでその光沢面が所々のぞきます。綺麗さ軽さ宇宙っぽさがバランスよく混ざり合っているのが見て取れます。

只者なのに、このサングラスを掛けて只者では無い感をプンプンさせて、今年も催されるトリエンナーレの会場をくるくる回りたい気分です。

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ヴィンテージのメガネ

19.03.31

この手のものですと、多分みんなが気にしているのはサイズなんで、題に書いておきました。

ただ、フレームに刻印してあるサイズが、今のボクシングシステムの測り方と違うことが多々。鼻幅の取り方が違うことが多いです。レンズサイズも、リムの内径か薬研位置かで1ミリほどズレていたりしますから、何だかんだ掛けてみるまでピッタリかどうかは分からない場合が多いです。

これくらいの目尻の上がり具合でしたら、男もいけると思います。小綺麗な感じ、上品な感じ、妖艶な感じを加味したい場合はオススメです。

ブリッジ裏側をみますと、深く削り込みがあります。確かに鼻幅が広いですが、削り込みもあるお陰でメガネがグッと奥にかかります。日本人は眼窩のくぼみが少ないので、まつ毛が当たるかもしれませんが、当たらないのであればそのまま掛けると外人みたいでカッコいいです。ほっぺに乗りまくる場合も諦めでしょう。

なんとなく薄い青のレンズを入れました。それもいい感じです。

珍しくたくさん載せます
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

カクカクしたブリッジのゴツさ、台形の謎のレンズシェイプ、煮え切らない眉と腕のカラー。それぞれの要素の分解すれば違和感しか覚えないのに、纏まって呈示されると何だかんだしっくりきます。例えばこれが黒の眉と腕だと、パキッとし過ぎて印象が強くなりますから、この色で良かったんだろうなと感じます。ブリッジを滑らかにしたら普通のフレームですし、レンズシェイプも同様です。

何気に見たことがないタイプのサーモントが入荷です。

これも
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

推定80年代、サフィロの何気ないティアドロップ。しかも日本では大木凡人風として忌避されがちなセルタイプの。

日本で発掘されるものと違って、レンズシェイプの微かな差がカッコよく見えてきます。…海外にかぶれたかも。実際には、その前から選択して物を送ってもらっていましたが。一層良く見えているのは確か。

頬の部分が垂れ下がりすぎていないのと、フロントの立体感が野暮ったさを減らしています。踏み外してダサい方に流れるのではなく、自己のイメージに、ふにゃふにゃさを付加するに止まるはずです。

これと、次に載せるサーモントが男性は良かったですね。

入荷
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

スペインは、ボストン型がほとんどいなかったですね。サングラスは、ほぼメタルのレイバン。メガネはバラバラ。日本と違って遠視が多いので、若い子でもプラス度数で掛けているひとが多かったなという記憶です。

女性は、こんな感じの目尻が上がったものが多かったですね。あとは、女性のティアドロップが多かった気がします。帰りの飛行機のときの、自分よりやや下くらいのスペインの子が仕上がっていました。ボブに白い緩やかなニットにイーストパックのリュックで、黒のティアドロップのメガネで、とりあえずジャパンでは拝見出来ないような、とてもいい雰囲気でした。顔のつくりが違うとかそういう話ではなくて、それを自信を持って引き受けている気概がカッコいい感じです。

これも入荷です。知性的でゾクゾクする感じです。ティアドロップは、知性的でふにゃふにゃな感じです。

久々の入荷
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

パパッと何本か載せます。

たまにはメガネのご紹介
ヴィンテージのメガネ

19.03.18

アンミカさんのパリコレ学にハマっています。

いつ見ても冨永愛さんはカッコいいですね。カッコ良さが進化している感もありました。

思わず冨永愛さんのインスタを覗いてしまったわけですが、こんな感じのメガネを掛けていたので載せます。キリッとしたクールな雰囲気のメガネを掛けつつ、ニコッと美味しそうに料理を頬張っていて、とにかく総体が最高です。

この辺りがもう少し動くと良いんですけどねー。やっぱりレンズシェイプが綺麗だと思うので。その綺麗さに、生地の透明感が合わさって、相乗効果を生み出していると思います。

OG
ヴィンテージのメガネ

19.03.11

この手の物も、並べると意外と早く動きますね。別のが売れたので、今日からOG並べておきます。他のヴィンテージ眼鏡店では避けられがちなこの辺りの年代のOGも、ブルバキではストライクゾーンです。他方を排除する良さではなくて、それぞれに良さがあるとしか思えないです。

春でも夏でも、やや重たい雰囲気のミリタリーモチーフのベストを重ね着したりするからでしょうか、メガネに知的かつ軽やかな印象を求められている感じがします。さらにこのタイプの大きいメガネですと、弱っちい感じも付加されます。

何となくこういうフニャッとしたメガネの時こそ、ちょっと綺麗なところでピリッと贅沢したい気分です。個人的には、このメガネだったら名駅周辺で何かしらの高いパフェ食いたいですね。

保護メガネ
ヴィンテージのメガネ

19.03.08

今年の花粉はいかんですね。今まで特に何もでしたが、今年は目が痒いです。

普通に、花粉用メガネとして紹介します。オプチルではありませんが、インジェクションで作られたフレームです。意外に、つるっと全体のバフがけは可能でした。

左右それぞれ、貼り合わせて中に芯が入っています。圧着が弱かったのか、左右両方、貼り合わせに若干の浮きが見られます。

もともとは何からの保護に用いられていたか不明ですが、単純にこれを掛けてmtbとかの自転車に乗っていたらカッコいいと思います。

60年代の
ヴィンテージのメガネ

19.03.05

この辺りの年代のイギリスのフレームは、大体ブリッジが太くて上についています。ミスターインクレディブルのような、覆面感がでます。ほかにパッと思いつくのがドイツのローデンストックのロッコです。あれも確かこんな感じのラインですから、シュッとした感じがヨーロッパで流行ったのでしょうね。そして、つい先日知りましたが、シュッとしているというのは方言なんですね。シュッとしているはシュッとしていることをさすと育ちましたので、他の表現が見当たりません。衝撃でした。

カトラーの、キングスマンのメガネが継続して人気です。持ち込みもありました。完全なる一致を目指さなければ、この辺りの年代のフレームであれば事足りると思いますし、レンズが小さく天地も浅いので掛けやすいかなとも思います。あっちは、レンズサイズと醸す雰囲気がティアドロップ系統気味です。

この辺りのフレームでも十分に、そして同等にシュッとした上品さを付加するはずです。

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