男もいいけど、イメージは女性ですね。
女性でスーツでこのメガネしていたら、カッコいいなと思います。
16.10.09
男もいいけど、イメージは女性ですね。
女性でスーツでこのメガネしていたら、カッコいいなと思います。
16.10.03
先日のイブサンローランのヴィンテージメガネに、グレーの35パーセントの濃度のカラーレンズをいれました。
パソコン用レンズの、コーティングタイプ(ブルーミラー)に関しては、ヴィンテージのフレームとの相性から避けていると述べました。
ですが、例外的に80年のテクノ臭のする良いメガネや、カザールにはあえてパソコン用コーティングのレンズを入れて、青い反射をバチバチさせています。写真で見るとそんなに反射していないように見えますが、実際は、青味がかって見えるくらい反射しております。ちょっとした差ですが、こういう絶妙な違いが大事なものもあります。
ハイテクを避けすぎるのも、単なる懐古主義で終わってしまいます。それよりかは上手く現代と融合した方がもっと面白くなるのではないかと考えております。
16.09.29
イブサンローランのヴィンテージメガネ。80年代。
80年代ですと、ホンダのスーパーカブですら、フロントライトを含めて各パーツがカクカクになる時代ですからね。レンズの大きさにまずは時代感が出ますが、全体の雰囲気やデザインのムードが他のモノとリンクするので、そこも判断の決め手です。
ただ、「おそらく」と前フリしたのは理由があります。ゴシック体みたいな、ゴツくて太い「YSL」のロゴがサイドに付いているのですが、そのロゴの時代が分からないので、ひょっとして70年代かなという気もします。
古着の軍モノに合わせたいです。ティアドロップに近い形ですが、流れるような美しさがこのフレームにはあります。アセテートですが、黒のツヤが綺麗です。全体を合わせたときに、粗野になりすぎない決め手になると思います。
16.09.24
レイバンではない、オマージュのウェイファーラーと述べておきます。おそらく80年代、日本のヴィンテージメガネです。
この前の入荷の中にありました。ウェイファーラーの形をあえて足す必要は無いかと思ってパスしたのですが、やっぱり王道の良さが気になってレストア。まさかのセルロイドで、磨いた後の光沢が上品でした。
なんちゃってですが、作りはむしろ良いですね。仕上げが丁寧なのと、蝶番のパーツの精度が高い、あとはカシメがしっかりしていてグラつく気配が無いのが素晴らしいですね。
レイバンのヴィンテージは、反対にちょっと荒々しい作りでかっこいいのですが、蝶番がパタついたりネジ切れしたり、カシメが緩んだり、割と修理の依頼が多かったイメージです。意外に、使用に関してはちょっと繊細。
これはしっかりしているので、ラフに使えそう。
サイズも52□22で、しっかりとオリジナルに寄せています。傾斜はオリジナルより大分減らして、5°です。おかげで頬に突き当たる心配が無いです。
大体こういうパターンは綺麗に丁寧に作りすぎて別物になるのがオチですが、これはなかなかでした。サイドもフロントと同じリベットなので、逆にそれが80年代のウェイファーラーと同じなのもまた良しです。
16.09.24
ここまでやり切って透き通った赤だと、最高にカッコ良いですね。ヴィンテージならではの生地の使い方かもしれません。
レンズ入れると、途端にメガネがシャキッとします。生命力みたいなものを感じます。なんとも言えないじんわりとした良い気分です。お渡しが楽しみですね。
16.09.23
ブルバキとしても、困惑中の代物です。80年代のシャディーキャラクター、アーネルタイプ。写真の通り、単色ブラックです。お好きな方ならご存知のダブルダイヤリベットですね。
何が困惑かと申しますと、日本の倉庫から70年代〜80年代のフレームとともに1本だけ出てきました。日本にも卸をしていたんですかね?ドイツ、フランスものは紛れて出てきますが、アメリカ物で、まさかのシャディーキャラクターです。
シャディーキャラクターの存在自体も諸説ありますし、何とも言えませんが、共通しているのはタートが何らかの形で関係してくることでしょう。
ジェームズディーンのメガネは、タートオプティカルと言われていますが、実際タートのアーネルでダブルダイヤのリベットは存在していないと言われています。私も見たこと無いです。あったかもしれません。真相は闇です。
色々あいまいだからこそ、タートがなんらかの形で関係する、シャディーキャラクターのアーネルタイプ(ダブルダイヤ)に注目が集まってくるのでしょうね。不思議な魅惑があります。
ただ残念、サイズが48□24なのでサングラス用かと。
16.09.21
良いものが遺っていたということが有難い。90年代の日本のフレーム。クオリティは遊びのレベルでは無いですね。だからこそ美しいのでしょう。日本のヴィンテージメガネも、なかなか面白い物がたくさんあります。今よりもよっぽどメガネで遊んでいたのではないかと思うほどです。
16.09.21
先ほどの山からの一品。ブローの複式はねあげサングラス。80年代らしいちょっと大きめレンズ。濃い色のレンズを入れても、しまった印象になり過ぎず窮屈に見えないので良いですね。
単式は最近でも割と見かけます。上のみレンズが入り、はねあげたら何もなくなるメガネです。
今回のものは複式なので、はねあげても土台にナイロールフレームが付いています。下の枠がないフレームです。度付き対応の、はねあげです。
レストアしてて面白かったのが、眉の部分と腕の部分のくすみ具合が違うことの発見です。素材の差がありました。
眉の部分のみ、セルロイドでした。アセテートに比べて光沢は出ますが、その分、素材としては弱くなります。その差がくすみ方の原因でしょう。ヤスリとバフで綺麗に戻りました。あとは、私好みに鼻パッドを卵甲風の有色鼻パッドに変えて完成です。
バイク乗るときとか良いですね。バネも生きているので、跳ね上がり方がシャキッとして良いです。
16.09.21
選別と、ある程度のレストアをして、最終的に販売できそうなものをピックアップしていきます。
16.09.15
80年代のヴィンテージメガネ。おそらく後期かと思います。まんまるでは無いですが、クラシックな抜け感のあるメガネです。今の流れから大きく逸れる感じはしませんので、挑戦しやすいのかなと思います。