いままで見過ごしてきた気がします。加飾してあるフレームたちが急にめちゃくちゃカッコ良く見えてきています。80年代のエアコンとか扇風機と同じで、カッコ良く見せようとした一手間がやっぱり良いよねっていう感覚がじわじわと。
どうやってセルフレームを彩ろうかなとなったときに、何だかんだブランドロゴがカッコ良かったりしますよね。ヴィンテージですと例えば古いディオールのロゴとか、ロゴ自体もロゴの大きさも質感もアレコレ凝っていたりして、ちょっとネガティブに「ブランドロゴだけ」とは言われがちなものの、かなりの意思決定がそこにされているわけですから、会社にとって大事なロゴですし、やっぱり良いですよね。
それでこれはといえば、ロゴがきそうな部分に金属パーツがありまして、日本製の純朴なロゴ無しフレームなんですけど、この加飾が80年代に各所で想い描かれていた未来感があってカッコ良いです。郷愁を誘います。
台紙が残っていました。モデル名が「マーシャル」で、意味を調べると“元帥”とか出てきます。妙に納得できる名前でした。
カラー名が“ダークサイド”ということで、それも何だかじわじわきます。