ドイツのローデンストックの堅牢かつ重厚なイメージに対抗するべく、フランスのエッセルはナイロールでスッキリ軽やかを売りにして、軸をズラしていたと思われます。日本のデッドストックを眺めてみましても、エッセルで出てくる在庫はナイロールが多い気がします。
そこで、エッセルのフルリムとなると珍しいのかなと思われます。レンズの形がパッキパキの真四角です。見るのは2回目ですね。
工場で再メッキしてもらいました。チッカチカに光っています。元々シルバーで出てきています。おそらく銀色は刻印も何も無いのでホワイトゴールドの金張りでは無さそうです。ということで、未練なく再メッキかけられました。
再メッキのときに、鼻パッドが外されます。エッセルですと、初期は軽さを際立たせるためなのか、鼻パッドがねじ止めではありません。ナイロンの糸を炙って玉止めしてあるだけです。オリジナルを再現すれば良いのですが、今回はナイロールのフレームではありません。フルリムでエッセルながらややしっかりした雰囲気を纏っているので、それにならって現代的に直してみました。多少、重厚感をやっぱり出したいんですよね。
箱に、1.0ミリのネジ穴を開けました。ねじ止め出来るように拡張です。そこに、セラミックパッドを搭載してみました。チタンパッドよりも更に軽いです。今回は、ピンクです。
高級時計のベゼルも、次々にセラミックス化しているようなので、眼鏡もそうしてみました。何か技術革新があったんですかね。メッキはムラ無く綺麗です。
例えば服の色合わせで、男性だとピンクのオックスフォードのシャツに青いデニムの組み合わせ、女性だとピンクのワンピースに青いジージャンの組み合わせみたいな、青とピンクの組み合わせが好きなので、レンズは青にしてみました。
エッセルは、いつ見ても蝶番のミニマルさがとてもカッコいいです。