ヴィンテージ眼鏡の新しい仲間です。
アメリカ物の値段の高騰と、スニーカーに負けないくらい盛んになってきた個人売買の加熱で、値段が高いヴィンテージ=強くてカッコいい!を、ひっくり返すような物のお持ち込みがありました。
外国の囚人用らしいです。軍モノの次はそれかー。そうきたかー。


NYLONとバチっと入っています。ナイロン素材ということで素材の質感、加工の感覚としては現代の超弾性フレーム的な感覚です。それがカシメで作ってあるのが良いですね。フロントの形も、タートのカウントダウンみたいで何だか洒落ています。
お持ち込みして下さったかた曰く、中に芯が入っていると危ない環境の為、芯なしナイロンの眼鏡が支給されているらしいとのことでした。確かにそれはそうかもですね。喧嘩が起きれば武器になりますし、とりあえず針金の類はプリズンブレイクにも使えそうですしね。


合口開くのはちょっと難しいです。ナイロンはアセテートやセルロイドみたいに、ヤスリでゴリゴリ削れていかないですね。電動のカッターで溶かしながら削る感じで合わさる部分を削り、テンプルを開いてみました。そもそもフィッティングという概念が組み込まれていなそうなフレームであり、現代に、現代の日本人に合わせようと思うと一手間いります。
古着のカレッジプリントのスウェットを着ていると、
「あなた、どこの出身?」
みたいに訊ねられることがあると聞いたことがありますが、これもそうかもしれませんね。
「おまえ、どこの出だ?」
と。
