カテゴリー:雑記

周辺
雑記

18.01.27

大体、ヴィンテージのメガネですと70年代〜90年代の範囲が当店でのメインです。その周辺の事情、例えば服とか車とか街並みとか髪型とかが気になります。

そして、自分で店を構えるようになってからは、やはり空間が気になるようになりました。

ということで、ヤマハの家具のカタログを買いました。閲覧用です。70年代です。ぼちぼち集め始めて什器で使っていますが、大正時代の物か、そのリプロです。この時代のモダンなやつもいいですね。

家具そのものも良いなぁと思いますが、雑貨の合わせ方や、絵画の飾り方もグッときます。中でも一番共感したのは、照明の合わせ方です。

戦利品
雑記

18.01.19

昨日は、大須の骨董市でした。次の開催日となる28日は、日曜日なので行きやすいと思います。

昨日は割と本気といいますか、私的にはお笑いなしのカッコいい物しか買って無いです。特にホッチキスは、2年くらいのんびりとこんな感じのを探していたので、非常に嬉しかったですね。パテントとJISマークが入っているだけなんですけどね。

どうしても、金属の塊に手が伸びます。重ければ重いほど好きです。銀のメガネも、そういう趣向が反映されていると思います。インディアンジュエリーとか買っていた時も、2択で迷ったら、デザインではなくて重さで決定していました。重い方がカッコいいという感覚です。そういう病気でしょうね。

水曜日から金曜日ですが、1月31日から2月2日は休みになるので、ご来店予定の方はアレコレ予定を織り交ぜてお越しくださると嬉しいですね。

粋でした
雑記

18.01.17

頂き物。老舗の葛湯でした。金沢の落雁諸江屋さん。

パッケージも良い感じですが、作り方の書いてある紙片が粋でした。

「…葛の匂ふ風情は中々に捨てがたいものです。」

自分を誇張せず、ビジュアルや味の濃さや刺激の強さを、つい重視してしまいがちな現代を蔑まず、そして現代の派手さと対比させることによってクッキリと顕われる素朴さを謳わず、ただただ葛湯の良さを伝えるいい文章でした。

簡単なようで中々出来ないですし、私もメガネに於いて、比較対象を用意して良さを伝えがちですので、勉強になりました。とりあえず今は、いつもの表現がリセットされてしまったので、美味いとだけ書きます。

頂き物
雑記

18.01.15

いい文章が載っていました。

「人生のバランス。

 

そして

世の中のバランス。」

 

例えば、これが「世の中‘との’バランス。」という表現であれば、おそらく、私と世の中との折り合いをどうつけましょうか?という感じの内容でしょうし、目指すは私と世の中の融合・調和の様な文章と受け取れます。

ただ、今回は「世の中のバランス」と、一行の空白の後に記されています。自分の人生を考えようとすると、間も無くそれは自分と社会との関係を考えることに変換されてしまうことを表しているかのようです。そして、人生のバランスと世の中のバランスが、交わらないこともあると、示唆しているようにも感じます。

確かにそうかもしれません。そもそもバランス同士が一致することが平穏で善なのか、離れていることが異端で悪なのか、はたまた逆なのか判然としません。齟齬が善か悪かは、結局は自分で決めていくことなんでしょうね。

短く、ピシャッと、核心を突くような文章を書けるとか、言葉を紡ぐことが出来る人が羨ましいです。このブログから漏れ出ている通り、私はそれが無理な人生でした。

 

もうすぐ2年
雑記

18.01.14

確か、2月5日のはずです。豊橋時代を合わせて2年になります。ありがとうございます、おかげさまで続けられています。2周年記念を何かやるとかではありません。むしろやりません。

オープン前日に、資材等々を搬入している最中に頂いたのが、この湯呑みです。搬出でたまたま来ていた陶芸家の方から、直接頂きました。2月4日という日付が頭に残っていますが、それがオープンした日なのか貰った日なのか、忘れました。日報を見れば分かりますが、大した違いは無いので調べないでいます。

「2年続ければ楽しくなる」

と、そのとき教えて頂きました。根拠は無さそうですが、頼もしい教えでした。むしろ根拠があれば、道から逸れた場合に、直ぐに諦めてしまっていたかもしれません。盲信する為には、無い方が良いこともあったなと、思い出しました。

ここに移ってから、すでにガラス製品を2つほど割っているので気をつけます。

映画
雑記

18.01.07

ちょっと前に、東京物語がテレビでやっていました。小津安二郎の映画です。

内容云々に関しては、映画に通じている方にお任せするとして、エンディングについて書き留めておきます。

笠智衆と原節子の二人のシーンで、時計が手渡されるところがあります。多分、時計がなくても、ある程度それまでの会話から感動的な一幕になるのでしょう。ですが、それがある事で、より一層血の繋がりを越えた、強固な心の繋がりが垣間見えた気がしました。

ただただそれに感動したという話です。加えて、メガネもそのような受け継がれていくものとしての認識が、徐々に拡がると良いなと感じました。

ありがとうございました
雑記

17.12.30

無事に、2017年の営業が終わりました。ありがとうございました。

店でこれを書いておりますが、未だ、自分で店を持ったという実感が湧かないでいます。持ったという、所有の実感がないです。それか、店という感覚が薄いのかもしれません。それはブルバキという店名に込めた、“私の消去”が達成されつつあるということだと思います。

2年前には、想像も出来ませんでした。そのときはメガネから離れるべきかどうか、毎日考えていました。引き返すなら、始める前の今しか無いな、どうしようかな、と常に考えていました。けれども、結局は自分で始めることを選び、今にいたっています。あのとき、なぜメガネを諦めなかったのか、尚且つ一人でやることを選択したのか、あんまり理由は覚えておりません。

同調していただいた皆様、ありがとうございました。よいお年を。来年も、現状維持くらいで頑張ります。

バランス
雑記

17.12.29

昨日の定休日に、スターウォーズを見に行きました。エピソード7を観ていない状態でしたが、それなりに楽しめました。むしろ、見ない方が良かったかもしれないですね。登場人物の謎を、謎のまま詮索せずに見れました。終始頭の中は、「7で紹介あったのかな?どうかな?わかんないけど、とりあえず悪者ね」的な感じでした。

内容ではなくて、中盤について。バランスという言葉がキーになっていますが、やっぱハーモニーじゃ無いんだなと、内容そっちのけで考えていました。あんまり書くと内容に触れますから、やめておきます。

バランスは“取る”と、調和は“もたらされる”とよく表現されていますし、この違いについては度々考えますが、スターウォーズのお陰でさらに深まった気がします。

クリスマスプレゼント
雑記

17.12.25

クリスマスプレゼントを自分で買いました。ハンズで店内用の部材を買う際に見つけて、衝動買いです。

私が小学生の時は、もう少し大きいサイズでした。おそらく商品名は「LINE4」になっていますが、私の時はフォーディメンションだった記憶があります。友達の家にあり、ハマりすぎた結果、その子に借りて、家で兄とひたすら試行していた記憶があります。

立体4目並べです。縦、横、斜め、高さ、いずれか一列(4目)並んだら勝ちです。

ノスタルジーもあり、興奮気味で買って持ってきたものの、一人じゃどうしようもないですね。しげしげと眺めるに留まっています。

子供向けに置いておきます。

物質的な豊かさについて
雑記

17.12.17

まだまだあると思います。物質的な豊かさは。

何だかんだ、日本式のクリスマスが強力なイベントとして君臨しているのは、そこが大きい気がします。コトだけで満足しようという気配が感じられないです。

「モノよりコトの時代だから、今年はプレゼントは無し」

というスローガンが、来年くらいには掲げられるかもしれません。名古屋ではそんなイベントはまだ無さそうです。今のところクリスマスは、モノ派なわたし的に健全だなと思ったりしています。

 

モノとコトをもう少し拡大解釈して、

モノ→可視

コト→不可視

でふるい分け直すと、結構面白かったりします。意図としては、例えば二人の人が居て、言葉によって共感を生み出す、あるいは同じ時間を過ごしたり空間を過ごすことで満足出来るか否か、というような場合を想定しています。その周辺のプロでは無いので、言葉の定義は曖昧です。

おそらく、この分類を適用しますと、ある程度のイベントが、モノ派として括れます。SNSでの投稿等々に結びつくということは、投稿や“いいね”やコメントという可視化が行われていますので。

それが悪いと言いたいわけでは無いです。何だかんだ社会は急速に進歩しても、人間は依然としてモノ派で可視化されないと満たされない、もう少し大げさに言ってしまえば、ヒトの本質的な部分は中々進化しないのではないかと思えてきて、その緩やかさに安心しているだけです。

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