カテゴリー:雑記

忘れたころに
雑記

18.07.13

『日本の民藝 (1960年)  柳宗悦著 宝文館』

欲しいものリストに入れたのが2016年でしたから、2年くらい放置していました。本当は放置と言いますか、周辺の古本屋で見つけるぞと意気込んだものの、ついに出会わず、最短ルートを使用してネットで買うのも何だかんだ億劫で2年の月日が流れていました。民藝の本を民藝とは対極のネットで買うってどうよ?という要らない自問自答が発動した為です。

リストに加えたことは忘れていました。普段は使わない機能なので、何故これが加わっていたのか判然としません。キッカケは今週の頭に、民藝周辺の話をお客さんとしたことです。そして、次の日くらいに、いつもは見ないアマゾンの欲しいものリストを覗いたところ、何故かコレが2年前に入れられており、ビビッと感じて買ってみた次第です。すぐに運命にしたがるタイプの人間だと思います。

本の先頭をパラパラとめくっただけですが、とりあえずの感想は、とても柔らかいですね。ちょっと前に、『私の念願(1942年)』のことを書いた気がします。それから18年経っているからか、柔和です。いまは貸し出しをしていて手元に無く、確認が出来ませんが、『念願』の方では機械化を排斥したい感じを受けた記憶があります。

機械化を突き進めること自体は、人間の努力ですしね。いざ強く出ようとすると、何だかんだそこまで冷徹に出来ないですよね。民藝に限らず、様々なことが等しく当てはまる気がします。

作業の合間に、ぼちぼち読んでみます。店頭に閲覧用で置いておきます。

増減なし
雑記

18.07.11

銀の丸メガネを販売したときに頂きました。交換ではありませんから、料金+メガネを頂いています。ブルバキももうすぐ一年ですが、ようやく、わらしべ長者感が出てきました。もちろんコレは販売しませんけど。

デザインと、ホワイトゴールドの金張りという点から、20年代かなとも考えられます。ただ、地金のしなやかさとネジのしっかり具合が、大戦後かなとも思います。なんとも言えないところですが、割としっかりと形を保持していますから、使おうと思えば使えるはずです。プレスの模様は、見たことがないパターンでした。ブリッジのアーチの高さ、ブリッジの取付け足の桁の短さからすると、日本人向けでは無さそうです。かけると、どうしてもまつ毛が当たるタイプです。

こういうものを見ますと、リムの全周を彫るのも良さそうだなと改めて感じます。煌びやかに仰々しくはなりそうです。

仰々しいと感じている時点で、自己の存在なのか、現代のファッション観なのか、何かと比較している気配がしますから、そういった要素を出来るだけ排除して、仰々しい等々の、止める方向に向かわせる感情を消去し、物と自分という2者だけの関係に持ち込みたい気はします。そうでもしないと、不変性に辿り着かなさそうですからね。

まずは、自分のフレームで彫るか、在庫で新たに持つか悩みます。どちらにしても、まだ、その余裕は無いですね。年末までには見てもらえる機会を作りたいところです。

デザインの本
雑記

18.07.10

頂き物。1956年のデザイン関連の雑誌です。この時代、デザインの本はどんな人々がページをめくっていたのか、それを考えるだけでも面白いです。

特に面白かったのは、「日本的機能の原型をみる 〜生活の歴史から〜」という項の、豆腐の分析です。

私も、未だ嘗て豆腐を離れて豆腐を考えたことは無いですね…。独白のような書き出しから既に面白いです。

用の美に対して、このように考えたことはありませんでした。これも勉強になりました。用と言われますと、所有者である私にとって有用かそうでないか、そんな風に思っていました。ここに書かれているのは、もっと広義でして、一つの生命が他の生命に奉仕するかしないかという分け方です。メガネにも、メガネ以外にも当てはまる内容で、うんうんと唸りました。

ほとんどわからなかった
雑記

18.07.03

読み終えるのに半年くらいかかってしまったかもしれません。昨今の集中力の低下と、反比例して増大している眠気も相まって、全然読み進めれなかったです。

また、考えるヒントの1と違い、ほぼ本居宣長や荻生徂徠といった国学について書かれています。それらに触れたことが無いので、共感できないのも無理は無いと自分を庇いつつ、何となく字だけを追いました。

ただし、最終章の「常識について」は、面白かったです。デカルトは、高校か大学の時にカッコつけて『方法叙説』を岩波の青で買って、カッコつけて読んだ(字を追った)程度で、孔子に関しては倫理で習った程度の知識しかありませんでした。ほぼ予備知識0の状態で読みました。

おそらく、私の読解が正しければ、それらの人たちの思想に分け入っていくと、共通して

「出来上がった知を貰う事が、学ぶことではなし、出来上がった知を与える事が教えることでもなかろう」

「人間に出来る事は、天与の知恵を働かせて、生活の為に、実在に正しく問う事だ。実在を解決する事ではない。正しい質問の形でしか、人間にふさわしい解答は得られはしない。」

というようなことが分かると、そんなようなことが書いてあった気がします。

私自身も、どちらかと言えばうんちくおじさんの部類に入ります。知識のコレクションとその披露は知的では無いと反省し、知識があれば、それを元に次の発展的な質問が生まれますから、その行為の連鎖に集中しようと、思い至りました。

ディスプレイやや変更
雑記

18.06.19

コレクションが増えまして、配置換えしました。

昨日手に入れた、古いスタンドが秀逸でした。男と女のステップがキザでオシャレ。

今は販売しているのでしょうか。もっと欲しい…。

 

頂き物
雑記

18.06.19

自分では買わないのでありがたい。良い匂いします。いつもは、カッコいい横文字弱いので、ノルウェーフォーミュラという無臭なやつです。

およそ一年前まで、これ読めなかったですね。イソップであってるはず。難しいです。ドトール(DOUTOR)に始まり、フラボア(FRAPBOIS)以来でしょうか。

形から入って心に至る
雑記

18.06.15

サラリーマンのときに、よく言われました。懐かしいなと、書いていて思います。

植物を置きたい欲は元々ありますが、枯らすことが得意です。オープン時に頂いた観葉植物も、この半年、瀕死よりもちょっとマシな状態が続いています。むしろ、瀕死よりもちょっとマシの状態を維持出来ていると、自己暗示しております。

そんなこんなで、植物から遠ざかっていましたが、写真の多肉を買いました。オシャレ。

相変わらずなんですが、はじめは鉢が目に飛び込んで、この綺麗さに惹かれました。銅のヘラ絞りで製作されているという肉付けの情報も良かったです。YouTubeでへら絞りの動画を見ると面白いです。

スペースエイジ感のある物体をとにかく店に置けるだけ置きたい、この銅の鉢が良いから買って帰ろう、ということは中身も買わないと、、、という事の運びです。おそらくですが、鉢が無かったら買わなかったかもしれません。

もちろん、枯らさない決意を心の中で諳んじましたが、30年で培われたスキル(枯らす)がありますから、どうなるか分かりません。ただ、いい鉢も買ってしまいましたし、いずれにしても続けてみようと思っています。

とりあえず、日の当たりやすい場所に設置です。植物は、清潔感出ていいですね。

 

 

閲覧用
雑記

18.06.10

最近、古本ソムリエが出入りして下さっています。木曜の定休も、結局店で加工等々をほとんどしておりまして、大須や鶴舞の古本屋に巡れていない状況ですから助かります。

それに、自分ではいつもは買わないゾーンを持ってきてくださっています。それでいて、私の好みから外れすぎない絶妙なポイントを持ってきてくださる、その匙加減がいい感じです。受動的に自我が拡張されるのが、一番心地よくて面白いですね。

ということで、閲覧用です。映画のポスターの図鑑が特に面白いです。お客さんとも話になりましたが、そもそも図鑑なら大体何でも面白いですね。そんな気がします。

時計の雑誌は、皆さんで見てください。最近、あらゆる角度から、あらゆる方面から私の時計欲が刺激されて困っています。

非売品
雑記

18.06.09

ヴィンテージの眼鏡屋も、メガネ業界の土台で商売させてもらっています。先人が培ってきたものがあって、その上に成り立っています。穢すことは許されないと考えております。

いい本が手に入りました。私もまだまだ勉強です。

店内閲覧可です。

1日で読破
雑記

18.06.09

NHKのドキュメンタリーで、ナイキの創業の話がやっていました。撮りためていたものの中にあり、いつの放送かは分かりません。放送のキッカケは昨年に出版された「シュードッグ」という本みたいです。ナイキの創業者が書いた自伝です。

放送が良かったので、本も読んでみました。ここ最近、本を読み切ることが少なかったですが、昨日の丸1日を使い切って読みきりました。暇ならひまで、伝票処理やら次のイギリスのリストを確認するやら、入荷分を綺麗にするやら、沢山やることがありますが、これは後回しに出来ない、退っ引きならないことだなと感じまして、あくまで仕事として読みました。言い訳です。

自分のちっさな人生と、偉大な人の人生を重ね合わせて考えること自体が畏れ多いことですので、何とも感想が言えません。ただ、まだまだこれからだなと、発奮しました。

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