『子どもの難問 哲学者の先生、教えて下さい! 野矢茂樹編著 中央公論新社 p.126』
925シルバーのフレームに対して、手彫りで模様を入れてもらっています。展示会でお話を聞いたところ、鯖江で手彫りでメガネに模様を刻むのは一人とのことでした。まだ60代とのことでしたが、“もう”60代ではなかろうかと…。
写真は、きれいなものは、どうしてきれいなのか?という問いに対する回答より。そして、きれいと美しいの違いについて。
愛でるのではなく…とありますが、次元を飛び越えて連れて行かれて、その後ゆっくりと時間をかけて愛でながらその存在に肉迫していくイメージがあります。
どうせなら、美しいメガネを紹介したかったわけです。自分を超えて陶酔出来る感覚を、メガネで体験して欲しいというのが、ブルバキとしてのエゴです。きれいなものは、ヴィンテージで体験してもらうイメージです。どっちも大事だと、自分がメガネに没入していく過程を辿ってみて改めて感じます。