明日は16時まで
営業案内

21.12.19

20日月曜日は16時までです。眼科さん出張で、特例のフィッティングしに行きます。

大歓迎
メガネのはなし

21.12.19

お持ち込みでした。ゲルノットリンドナーです。実物みるの触るの初めて。

このフレームに限った話ではなく、チタンのフレームでも多々遭遇する話ですが、フィッティングポイントを作るのやや大変。バチの部分の切断面が正方形のパターンです。おそらくですが、絞って作り込むかプレスで抜くかの違いで、切断面が丸か正方形か違いが出るのだと思います。正方形のタイプだと、対角方向の曲げが硬くて動かしにくいです。フィッティングの用語では、頭部への添わせが難しかったりします。添わせないと、摩擦が生じないのでメガネが下がります。とりあえず頑張りで曲げます。銀は頑張りです。チタンは硬すぎて諦めるときもあります。あとは、ひとそれぞれですが耳の付け根の後ろ辺りに骨のくぼみがあったり無かったりです。くぼみが有るとメガネとしては好都合で、圧迫ではなくメガネがスポンと引っかかるので下りにくくなります。上の写真はいまの要点を作り込んだ後です。

自分のところの銀のメガネと記念撮影。並べると分かりますが、結局どっちも細いんだなと。インディアンジュエリーや、クロムハーツその他諸々のシルバーアクセサリーの作り上げてきた銀の価値観と言いますかルールに則って試合をしようと思うなら、もっと質量を!ということなんですね。

ドイツもこいつもイタリアも
メガネのはなし

21.12.19

ローデンストックジャパン閉鎖と、今知りました。卸からエクスクルーシブモデルの新作カタログの案内が届いた時に、デリーゴジャパンのローデンストックから新作が…という文言になっており???状態でした。絵型だけの案内でしたが、リチャードの改変が出るので楽しみです。

ドイツのメガネをイタリアが販売するってことなので、『マーサの幸せのレシピ』じゃんって勝手に思っています。大学のドイツ語の講義のときに、ドイツ人とイタリア人の関係がよく分かるってことで観た記憶が残っています。

レッドドット関連
修理とメンテ

21.12.15

USSのお持ち込み。AOロゴでした。

そういえばですけど、AOはレッドドットという特殊な蝶番とネジを推していました。レッドドットは、1958年以降です。つまりベトナム戦争前です。緩みにくい、フロントとテンプルが離れて何処かにいかない新機構は、割とメンテが行き届きにくい戦地に向いてそうですけどね。メガネはとにかくコストを抑えてって感じだったんでしょうね。レッドドットでは無い、素朴なメガネです。

最後、前回ブログのモダンタイムズよりレッドドットネジを載せておきます。こうやって比較しますと、同一メーカーのほぼ同じ時期のセルですけど、処理の具合の差がよく分かりますね。

骨が見えている
修理とメンテ

21.12.15

修理でした。エクストリームな壊れ方をしていまして、ごっそり抜け落ちています。まずは工場で肉を盛ってもらい、磨き等の調子とりはこっちで行うことに。

骨が見えなくなりました。綺麗でいい感じに直っています。

磨きは店で。ブリッジとリムの下側をガリッとやっちまっていたので、まずは棒ヤスリで面を整えました。

あとは、サンドとバフで仕上げます。リベットもガリガリだったので、どれくらい傷を落とすのか迷いましたが、元の凹凸が判別できる程度にしました。3割くらいは傷が残っています。

AOのモダンタイムズでした。

火曜日は休みです
営業案内

21.12.06

月例の眼科さん出張のため、明日火曜日は店に居ません。休みです。

枯れ
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

21.12.05

銀無垢のカットリム、自分で使ってみて年明けでそろそろ一年くらいになりそう。

リム周りと鼻パッド周辺は何もせず、そのほかは手でスリスリ擦ったり、布のシルバー磨きで擦ったりしました。模様もしっかりと黒ずみまして、立体感が増しましたね。ともなって重厚感もさらに増しました。

以前に、手彫りとプレス模様と風合いの違いやら何やら書きましたが、使ってみてプレス模様ならではの良さも分かりました。まさにその、研磨剤入りの布で磨きながら、黒ずみをコントロールして自分好みに出来るところですね。

手彫りでももちろん布で磨くことは可能ですが、手彫りの切削の鋭さ、折角の角が丸くなってしまいます。なので手彫りの風合いを保存しつつ綺麗にしようと思うと、光沢液で一気に全部をピッカピカにするしか無いんですけど、プレス模様であれば始めから丸みがあるので、気にせず好きな箇所を狙って布で磨けます。これは楽しいですね。ハードに使ってゴシゴシ磨くという感じで、インディアンジュエリー等のシルバーアクセサリーに通ずる感覚で使い込めます。むしろ、使い込んで溝が浅くなった方がカッコいいみたいな価値観もありますよね。

黒ずんでフレーム全体に重厚感が出ますと、なんだかクリアなレンズのサッパリさが気になります。そこで、レンズを変えてみました。やっぱり色入れました。

アリアーテでは無い、他所のライトブラウン20%です。アリアーテの茶色だと親戚的な渋さが出ますし、フェアオークルのような色味だとシューティンググラスっぽくなり過ぎるなと。どっちも好きでやりましたが、今回はテーマを変えたいなと。ちょっと前のベージュのような色味で何か、調光が止まって色が抜け無くなったときの色のような曖昧でやや枯れた雰囲気が良いなと思って、これにしました。コップの底の麦茶みたいな色ですね。

個人的に相当ささったので、とりあえずオススメしちゃうと思います。

土曜日は15時に開けます
営業案内

21.12.03

すみません諸事情で明日は15時にあけます。

3日金曜日やすみます
営業案内

21.12.01

今度の金曜日、休みます。次は土曜日に開けます。

なぞフレーム
ヴィンテージのメガネ

21.12.01

ぱっと見、esselで作っていた時代のホヤフレームかと思いきや、フランス製ともホヤとも書いてなく、ボクシングによるサイズ表記と先セルNO.20のモデル番号のみ。エッセルの模造みたいなフレームが、国内で作られていたんでしょう。

メッキの浮きが無く、細いシングルブリッジでしたが捻れも少なくてメガネとしてちゃんとしています。

リムネジがテンプルで隠れておらず、繊細なフレームに対してモリッとはみ出ています。蝶番ネジも、下からナットで共締めしていますが細い腕に対して節のようにポコっと出ています。テンプルの装飾が真ん中のプレスのラインのみなので、この二つが目立ちます。こういう、不可欠な構造を剥き出しにしないで収めるという美意識も分かりますが、古ビルの配線みたいに剥き出しでもそれはそれで良いなと思います。剥き出しの極致、むしろ誇張をすることでレジェンドになったのが、ゴルチエのメガネという感じでしょうね。

とりあえず全体のクリーニングと各パーツの交換しました。そもそも汎用品が付いているっぽいので、現行と差し替えても大差ないかと思われます。

クリングスの取り付けがスネークヘッドでした。

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