手彫りも用意してみました。ある程度、昨年製作のオールサンプラチナ版で模様と彫る箇所による効果の違いは試してみました。それは今も在庫を持っていますから、柄とかはそれを見て選んでもらえればと思います。
とりあえず、一番ベーシックな唐草で彫ってみました。
ちなみに素材によって、硬さとか色々難易度も変わると思うので、彫金の値段変わるかなぁどうかなぁって思っていましたが、値段はオールサンプラチナ版と一緒でした。
横もいつも通りなんですけど、また載せておきます。
21.07.30
手彫りも用意してみました。ある程度、昨年製作のオールサンプラチナ版で模様と彫る箇所による効果の違いは試してみました。それは今も在庫を持っていますから、柄とかはそれを見て選んでもらえればと思います。
とりあえず、一番ベーシックな唐草で彫ってみました。
ちなみに素材によって、硬さとか色々難易度も変わると思うので、彫金の値段変わるかなぁどうかなぁって思っていましたが、値段はオールサンプラチナ版と一緒でした。
横もいつも通りなんですけど、また載せておきます。
21.07.27
AOのライセンスの銀無垢です。存在はだいぶ前から把握しておりましたが、ようやく持ち込みがあり、現物を拝見することが出来ました。丸の42ミリです。
白さとくすみの無さから、おそらくロジウムメッキがしてあると思います。
やはりメーカーは違えど、銀という素材の柔らかさを気にかけながらフレームの製作をしていたようです。全体的に線は太く、ブリッジは2ミリ超えています。
リム周り、腕にプレスで模様が入っています。
ネジはステンレスです。ネジ周りはステンレスでは無く、銀にそのままネジのタップが切ってあります。
抱きの鼻パッドです。厚みがあってカッコいいです。
おそらく10年くらい前だと推測していますが、いつの商品なのかは不明です。持ち込みも始めてでしたし、流通量が少なかったのかもしれません。
先セルの無いままお持ち込みでした。ややムリ言って、いつもの銀無垢等を作ってもらっているメーカーさんに、ケーブルテンプルに改造してもらいました。
21.07.27
しばらく、オリジナル製作の金無垢の話が続きます。
各パーツの調子の問題や、金無垢の磨きの問題もありまして、レンズ形状の変更不可としておりますが、このパターンは大丈夫そうです。元ネタの、80‘sダンビルのレンズ形状です。
再掲です。いまは細長いレンズシェイプの時代では無いというだけでしょうね。見れば見るほど、ブリッジの形に沿った綺麗なレンズ形状です。これなら、ツーポのキャッチ等を触らずに加工できます。耳側は多少キャッチを触っても、サンプラチナであればこちらで磨けますから、何とかなります。
グレーのレンズ入れてみました。
ダンヒルのブリッジに不変性を持たせるということで(元ネタは合金のメッキ)、まずはサンプラチナにて製作しました。銀無垢では強度が出なくて、今まで貴金属での製作を一旦諦めていました。今回、意を決して金無垢で製作してみて良かったです。このカッチカチに緊張感のある構造に、めっちゃ柔らかい雰囲気かつ優美な素材が合わさって、さらにバランスが良くなった気がします。手彫りが無くても、柔らかな雰囲気の方が優っている気がします。とは言いつつ、手彫りも依頼中なので届いたらまた載せます。
最近なるほどなぁと思った話がありまして。無人島に持っていけるもの1つだけのとき、何持っていく問題というのがあるんですけど、そもそも眼鏡掛けている人は、もうそれがツールであって1つにカウントされていますからね、という話です。一生懸命どれを選ぶのが一番有効か考えていましたけど、僕は問答無用で眼鏡一択でした。無人島に連行された、眼鏡を必要としていない他の人々からみたら、あいつ手ぶらじゃんって感じですね。
変な話に逸れましたが、眼鏡は一心同体系の物なので、どうせ長時間身につけるものなら、美しさをどんどん添加したいなという思いで作ってみました。
21.07.25
結局、色々あって精密秤買えなかったです。物が届いてしまった以上、すぐに重量を知りたいなという気分です。なので参考値ですが、先日載せた金無垢のブリッジの重さをはかってみます。食品用の秤です、あくまで参考値です。
ロウも含まれるので、あくまで参考値として。ナット、ワッシャーも金無垢なので、金使用部分の総量がこんなもんです。
ちなみに、鼻パッドだけですとこんなもんです。
たまに、百貨店の催事で「黄金展」みたいなのがあるのはご存知でしょうか。金無垢のおりんとか金無垢の置物とか、全部が金無垢のヤバい催事です。名古屋だと、丸栄が正月の催事で毎年やっていた記憶があります。丸栄が無くなった現在、どこで催されているかは知りません。そういう催事に金の眼鏡が並ばないのは、グラムに対しての上代が高いんでしょうね。つまりは、材料の金自体に手が加えられたりあれこれあって、さらに取り付けやら磨きやら工程も多く、それだけ価値が付加されているということではあるんですけど。
溶かしてしまえば、貴金属の価値だけに濾過してしまえば、なんてこと無い重量だったりします。金無垢の価値を、資産として見出すならおりんの方が優等生です。
21.07.25
明日の月曜日から再開します。最後にもう一つドタバタがありました。無事に退院しました。
21.07.18
計画自体は今年の2月頭から動いていました。その時点で、「6月までライン組んじゃっているので、それ以降です」と返事がありまして、待ちに待ってようやく仕上がりました。鼻パッド用の金無垢の板材の入荷が遅れて、7月となりました。
ブリッジのみ、金無垢にしてみました。全部金無垢は、ロレックス買うわーって金額になるので、今じゃないなと思いまして。矛盾しますが、そうは言っても値段ばかり気にしていたらいつまでたっても金無垢を使用した眼鏡なんて作れないなと思い、勢いでブリッジのみですが金無垢のコンビを作りました。デイトジャストっぽくて良いです。
発端は、金無垢の鼻パッドをサンプラチナのフレーム用に作ろうと思い、見積もりをとったことです。グラム7,000円の時代ですが、前回と同じ値段で見積もりが上がってきました。そうであれば、例えばコロナが落ち着いて金価格も落ち着いて5,000円台に戻ったとしても、商品価格を連動して変化させなくてもよく、ある程度変化のない価格を提示し続けてお客さんに長い目でじっくり安心して悩んでもらうことが出来ます。とても高い値段なので、そこの安定感があるのは最大の決め手でしたね。多分、メーカーさんの出血によって成立しているのかもしれませんが…。そしてブリッジも見積もり出して頂き、値段も「あっ、、ふぅ〜ん」って感じなので作りました。
金無垢のブリッジを作るに際して、新たに図面を描いて頂きました。その際、サンプラチナのツーポで散々試したこと、お客さんの反応、フィッティングの際にどこをどう動かしたかをお伝えして、一層眼鏡としての安定感を高めることに注力しました。具体的には、クリングスの形状とロー付けの仕方を変えて、箱の初期位置が鼻骨底部の良い感じのところに来るようにして、その状態で箱の位置と腕の位置のバランス、またそれによって決定されるレンズの前傾角のバランスも取り直してもらいました。
また、レンズの形を1型に決めております。サンプラチナのツーポで一番評判が良かった形で決定しました。それに決めきっちゃうことで、レンズのキャッチが非常に綺麗に隙間なく取り付けられるようになりました。
鼻パッドは、新規で型から起こして頂けました。
眼鏡業界にいれば、金無垢の眼鏡が大体これくらいの値段ってのが分かるんでしょうけど。今まで高級時計や高級靴や高級スーツとか、そういう所謂「オトコの上りの一品」に眼鏡があがってこなかったせいで、いまいち値段が不透明だったりします。そこも気になっていた部分でして、同一メーカーのほぼほぼ同一構造で、またそのうちブログ書きますがこのくらいの金の使用量でこんなもんの値段(および上がり幅)ですということがクリアになれば良いかなと思いまして、そんなことも念頭にあって作りました。
色々あり過ぎて、ようやく今じっくりと完成品を眺めております。想像以上にツートンがカッコ良かったです。
21.07.17
予約入れてくれた方ごめんなさい。やっぱり休みます。連日のゴタゴタと、上の子がRSウィルスにかかっており、全部が終わって気が抜けた瞬間にうつりました。咳出るので、こういう時代ですし休みます。
21.07.16
土曜日は12時から検眼しています。オープンは15時にします。
21.07.15
銀無垢のカットリム、使用して半年程経過しましたので、ここに載せておきます。
確か年始から使い始めて、5月まではさほど変化はなかったです。梅雨入り後、湿気のおかげで変化に加速がつきました。リム周りは黒ずんできています。トップ画像に鼻パッドの様子を載せました。肌に接触し続ける面だけは、綺麗に銀色のままです。リムもそうですが陰影のおかげで重厚感が一層高まっている感じがします。
最近こればっかり掛けています。経年変化したときのカッコ良さが、一山の眼鏡たちよりも強く付加されていく気がします。インディアンジュエリーっぽい雰囲気です。
まだまだ変化が楽しみなので、しばらくは使い続けてみます。
21.07.13
こんなに色々重なるものかという感じですが、身内の不幸の為あすは急遽休みます。