天地追加
目のことレンズのこと

20.01.15

現行のチタンフレームのお持ち込みでした。逆ナイロール良いですね。

老眼で、上を素通しで見るならベストなんでしょうけど、若い方が近視の遠用で掛けるには、ちょっと天地が狭いというご要望で、下拵えしました。

こういう時に、何使うんですか?と聞かれたんですけど、すみません手と勘です。大層なもんは使いません。

天地は3ミリほど追加して、全体で30ミリくらいに。レンズ幅も増えました。ブリッジ側、フレームの伸び行く先を急激に上に向けるのも野暮ったいので、そのまま中心に向かいながら上昇することで、1ミリほど増えて47ミリです。

とりあえず、上手く収まりました。あとは本番のレンズを入れるのみです。

追いつきました
雑記

20.01.14

もう加工やら何やら、追いつきました。平穏を取り戻しております。明けて早々、怒涛でした。

あまりにもメガネウェーブが怒涛過ぎて、今日はメガネノータッチデイにしました。眼鏡屋ですけど、今日だけは眼鏡が気分じゃ無かったですね。明日は回復すると思います。

尚且つ近頃、平穏な時空は、ますますこの店にいる時だけになってきていますから、仕事で必要なら早めに読んでしまわないと、という焦りも募っておりましたので、今日はこの本を読み切りました。

ヴィンテージ眼鏡の世界も、まだ黎明期なのか昇り切らずに沈み始めるのか分かりませんが、いずれにしても何かを一強に仕立て上げて、それとそれ以外みたいな区分が手を替え品を替え続いている気がします。まあでも、ヴィンテージ眼鏡の世界以外では、よく店頭でもお話しするように、1900年くらいから徐々に一強じゃない、あれもこれも良くなっちゃう時代が来ているわけで、ヴィンテージ眼鏡もそうなる、と言いますか、それは免れないのではないかなぁと思ってはいます。どの年代のどれもそれぞれに良いよね的な風になるのかなと、なれば良いなと。結局、願望込みです。

店頭で、それを実感出来る売買というのは、まだまだ少数派ですけど、3年前に比べると多くなっていますね。今回の、久々の服屋さんでの外商は、販売内容を振り返りましても、そろそろ変わりそうだなぁと感じることが出来ました。

構造主義は曖昧な理解のまま読み終えました。その構造を説明する際に、数学の構造を用いて説明していくんですけど、それがとても動的で良いです。歴史が動く瞬間に立ち会ったんじゃないか俺は、的な感動を覚えます。第三章です。いま、私が何かを考える、何かを感じるという土台が、こうやって築き上げられてきたんだなと、しみじみします。

明日と明後日は受け取りのみ営業
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20.01.10

土日休みます。受け取りのみ可能です。

明日は休み
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20.01.06

明日は、店は開きません。

今後も月一回、どっかの火曜日が休みになります。眼科さんへ出張です。サボって寝ている訳ではないです。2020年は、武者修行の年になりそうです。

ぼくのしょうがつやすみ
雑記

20.01.03

元日の時点で、親戚付き合いに限界を感じ、2日と3日はサササッと距離をとって、ひたすらに積ん読の解消に努めておりました。あとは録画したアドベンチャーレースを観たりとか。集まるのが嫌とかじゃなくてですね、これはもう、言葉に出来ないですね。

積ん読の中に、年末にお客さんに教えてもらった本も入っています。

めちゃくちゃ非現実的かというとそうでもなくて、並行宇宙論とか世界5分前創造仮説に近い内容とか、現実から離れすぎていないです。

とくに、ふるまいによる心の有る無しの描写は、現実社会でもその有無が怪しくなるくらいに強烈です。心なんて無くて、ふるまいが一致しているだけではないのか?そんな風に疑い始めますと、生を問うのと同じくらい、足場がガラガラと崩れるような不安を覚えます。

精巧なアンドロイドであるジェミノイドは、そういうことを研究する為に生まれているはずですし、そこまで人間に似せなくてもR2-D2やBB-8に心や感情を感じるのは私だけでは無いはずです。

メガネを通してやれ純粋持続だ、やれ本当の感動だ、とか言ってましたけど、そもそもの感情の源泉であるような心が有るのか無いのかどうなんだ?みたいな地平に戻されてしまって、打ちのめされました。そんな良い本です。しかも小説なので、哲学書周辺と違って、サラサラしてます。

4日は他所にいます
営業案内

20.01.03

4日は、一宮のtree peopleにいます。店は、5日から始めます。

正月に原宿特集の番組があり、ぼんやりと1.3倍速で見ていました。あれで、とても気になる箇所がありました。

これから自分のブランドを立ち上げていこうとしている人に対し、小売のバイヤーが「このデザインを求める層に対して、価格があってない」的な内容だったと思います。気持ちは分からなくも無いですが、なんだかなぁとも感じました。

ブルバキが、外商で銀無垢等々を持参しないのもそこです。持って行ったとしても、コッソリ裏メニューとしてです。

今回は、その辺を頑張って下さる店なので、私が居る明日だけ4本くらい持参します。パワー系の、押し込むとかじゃなくて、むしろ押し込まないということを理解をして頂いているという感じです。

見るだけはタダ。お触りもタダですよ。

面白い
雑記

19.12.28

今回は音楽特集でした。もっと、今の音楽を聴こうと思い改めました。新しい服もそろそろ欲しいなと思いましたね。

あれから僕たちはどう生きたのか
雑記

19.12.28

ちょっと前に流行って、そのあとどうしてます?何だかんだ、これ買って10年くらい経ちますし、年一回くらいは読んでいますので、今年も読んでみました。

来年どうしようとか、こんなブルバキでもちゃんと考えるんですけど、そういうのはこの本か内村鑑三の後世への最大遺物か、久々に読んで発見のあった部分を、おそらくそこが未達成であるとし、それをどうメガネの問題に変換し、形にするのかという脳内会議があって、それが来年の目標になります。

たぶん、3年くらい前のブログで紹介した時に、第二章の純粋経験の柔らかい版みたいなところが、ブルバキ的この本の至高ということを書いたと思います。相変わらずそれはそうなんですけど、初めて第一章が則天去私の考えを、かなり柔らかく解きほぐしているなと分かりました。一章と二章が大前提を、第三章以降は実践編という感じなので、むしろ二章まで読んで腑に落ちないと、三章以降はただの道徳の教科書みたいに心に映るでしょうね。

決まりました
営業案内

19.12.27

特に問い合わせありませんでしたから、今年は29日(日)まで営業します。

年明けは5日(日)からにします。4日(土)は、一宮の服屋にお招きしてもらったので、出張販売になりました。何となく、フワッとそこにいる予定です。

枠替え
修理とメンテ

19.12.27

黒から茶色へ、レンズを移植です。界隈では枠替えというやつです。

この黒の方も、もとはこちらで入れたガラスのフラットです。サイズ感とコバの処理は怠っていないので、割と外すのは簡単です。ガラスだから割らないと外れないとかは無いです。むしろ、今回はそもそもノンコートでしたが、コーティングごとヒーターに掛けられます。それのおかげでリムの温まり方が均一で、するんと外しやすい気もします。

枠替えは、物理的にレンズが大きい方から小さい方への入れ替えが可能です。可能なんですけど、レンズの大きさ、鼻幅、天地幅、それぞれの条件が異なりますから、光学中心がドンピシャにその人に合うかどうかは、移し替え先に依ります。

今回は、44□22から、42□24に入れ替えです。つまり、fpd66で同一かつ、レンズ幅が2ミリ小さいのに対してブリッジが2ミリ長いというのがミソで、光学中心もそのままの配置でいけました。

光学中心がズレちゃう場合も、どの方向にどれだけズレるか、元の度数はいくつか?とか色々考えるんですけど、若い人は、それなりにいけるでしょうね。

入れ替え前のはじめ。茶色の方は、テンプルが二段階の曲げになっています。曲げ点が不鮮明で時間経過とともに下がりやすいです。その場合の耳の痛さは、上部付け根がヒリヒリ痛い感じです。ですから、トップの画像では、一旦真っ直ぐ気味に戻して、これからのフィッティングに備えています。

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