もう加工やら何やら、追いつきました。平穏を取り戻しております。明けて早々、怒涛でした。
あまりにもメガネウェーブが怒涛過ぎて、今日はメガネノータッチデイにしました。眼鏡屋ですけど、今日だけは眼鏡が気分じゃ無かったですね。明日は回復すると思います。
尚且つ近頃、平穏な時空は、ますますこの店にいる時だけになってきていますから、仕事で必要なら早めに読んでしまわないと、という焦りも募っておりましたので、今日はこの本を読み切りました。
ヴィンテージ眼鏡の世界も、まだ黎明期なのか昇り切らずに沈み始めるのか分かりませんが、いずれにしても何かを一強に仕立て上げて、それとそれ以外みたいな区分が手を替え品を替え続いている気がします。まあでも、ヴィンテージ眼鏡の世界以外では、よく店頭でもお話しするように、1900年くらいから徐々に一強じゃない、あれもこれも良くなっちゃう時代が来ているわけで、ヴィンテージ眼鏡もそうなる、と言いますか、それは免れないのではないかなぁと思ってはいます。どの年代のどれもそれぞれに良いよね的な風になるのかなと、なれば良いなと。結局、願望込みです。
店頭で、それを実感出来る売買というのは、まだまだ少数派ですけど、3年前に比べると多くなっていますね。今回の、久々の服屋さんでの外商は、販売内容を振り返りましても、そろそろ変わりそうだなぁと感じることが出来ました。
構造主義は曖昧な理解のまま読み終えました。その構造を説明する際に、数学の構造を用いて説明していくんですけど、それがとても動的で良いです。歴史が動く瞬間に立ち会ったんじゃないか俺は、的な感動を覚えます。第三章です。いま、私が何かを考える、何かを感じるという土台が、こうやって築き上げられてきたんだなと、しみじみします。