暮らしの手帖(1979年 11/12月号 63)にて、メガネとメガネ店の製品試験が行われていました。古本で見つけました。暮らしの手帖の花形企画に、メガネがテーマとして取り上げられてて嬉しいですね。
正直、その時代の正しいとされていたこととか、諸々現代との差異はありますし、推測でその時代の状況を鑑みても何だかなぁと、思わないことは無いです。ドラマ「とと姉ちゃん」での洗濯機メーカーの気持ちが少し分かりました。
ただし、この暮らしの手帖の問題提起は大事だと思います。例えば、今も同じような提起が出来てしまうメガネ業界の状況は、この雑誌から40年ほど経っていますが、良い方向に全力で向かっていないということの証でしょう。
また、メガネの専門誌も昨今増えてきていますが、メガネ業界への自己言及がほぼ無いような気がしています。それも、この暮らしの手帖を見て感動した理由の一つです。業界外の雑誌の方が切り込みが鋭い訳です。しかも昔の。
ブルバキとしましては、周りがどうこうではなくて、お客さんに助けてもらいながら粛々と精進するのみですね。
個人的に左の男の方の掛けているメガネが、メチャメチャカッコいいと思っています。