カテゴリー:ヴィンテージのメガネ

入荷
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

スペインは、ボストン型がほとんどいなかったですね。サングラスは、ほぼメタルのレイバン。メガネはバラバラ。日本と違って遠視が多いので、若い子でもプラス度数で掛けているひとが多かったなという記憶です。

女性は、こんな感じの目尻が上がったものが多かったですね。あとは、女性のティアドロップが多かった気がします。帰りの飛行機のときの、自分よりやや下くらいのスペインの子が仕上がっていました。ボブに白い緩やかなニットにイーストパックのリュックで、黒のティアドロップのメガネで、とりあえずジャパンでは拝見出来ないような、とてもいい雰囲気でした。顔のつくりが違うとかそういう話ではなくて、それを自信を持って引き受けている気概がカッコいい感じです。

これも入荷です。知性的でゾクゾクする感じです。ティアドロップは、知性的でふにゃふにゃな感じです。

久々の入荷
ヴィンテージのメガネ

19.03.29

パパッと何本か載せます。

たまにはメガネのご紹介
ヴィンテージのメガネ

19.03.18

アンミカさんのパリコレ学にハマっています。

いつ見ても冨永愛さんはカッコいいですね。カッコ良さが進化している感もありました。

思わず冨永愛さんのインスタを覗いてしまったわけですが、こんな感じのメガネを掛けていたので載せます。キリッとしたクールな雰囲気のメガネを掛けつつ、ニコッと美味しそうに料理を頬張っていて、とにかく総体が最高です。

この辺りがもう少し動くと良いんですけどねー。やっぱりレンズシェイプが綺麗だと思うので。その綺麗さに、生地の透明感が合わさって、相乗効果を生み出していると思います。

OG
ヴィンテージのメガネ

19.03.11

この手の物も、並べると意外と早く動きますね。別のが売れたので、今日からOG並べておきます。他のヴィンテージ眼鏡店では避けられがちなこの辺りの年代のOGも、ブルバキではストライクゾーンです。他方を排除する良さではなくて、それぞれに良さがあるとしか思えないです。

春でも夏でも、やや重たい雰囲気のミリタリーモチーフのベストを重ね着したりするからでしょうか、メガネに知的かつ軽やかな印象を求められている感じがします。さらにこのタイプの大きいメガネですと、弱っちい感じも付加されます。

何となくこういうフニャッとしたメガネの時こそ、ちょっと綺麗なところでピリッと贅沢したい気分です。個人的には、このメガネだったら名駅周辺で何かしらの高いパフェ食いたいですね。

保護メガネ
ヴィンテージのメガネ

19.03.08

今年の花粉はいかんですね。今まで特に何もでしたが、今年は目が痒いです。

普通に、花粉用メガネとして紹介します。オプチルではありませんが、インジェクションで作られたフレームです。意外に、つるっと全体のバフがけは可能でした。

左右それぞれ、貼り合わせて中に芯が入っています。圧着が弱かったのか、左右両方、貼り合わせに若干の浮きが見られます。

もともとは何からの保護に用いられていたか不明ですが、単純にこれを掛けてmtbとかの自転車に乗っていたらカッコいいと思います。

60年代の
ヴィンテージのメガネ

19.03.05

この辺りの年代のイギリスのフレームは、大体ブリッジが太くて上についています。ミスターインクレディブルのような、覆面感がでます。ほかにパッと思いつくのがドイツのローデンストックのロッコです。あれも確かこんな感じのラインですから、シュッとした感じがヨーロッパで流行ったのでしょうね。そして、つい先日知りましたが、シュッとしているというのは方言なんですね。シュッとしているはシュッとしていることをさすと育ちましたので、他の表現が見当たりません。衝撃でした。

カトラーの、キングスマンのメガネが継続して人気です。持ち込みもありました。完全なる一致を目指さなければ、この辺りの年代のフレームであれば事足りると思いますし、レンズが小さく天地も浅いので掛けやすいかなとも思います。あっちは、レンズサイズと醸す雰囲気がティアドロップ系統気味です。

この辺りのフレームでも十分に、そして同等にシュッとした上品さを付加するはずです。

ゴツい、四角い
ヴィンテージのメガネ

19.03.03

おそらく、オシャレが好きな方との接客で、導入のクラッチ合わせの部分で伺うのが「丸くて細いの」が欲しいという要望です。もちろんそれらもあるんですけど、それこそ他所にも、名古屋中、愛知県内、いまは沢山あったりします。そこからハミ出て肩身が狭そうなゾーンをご紹介です。

70年代のセル枠です。オプチル素材を用いたフレームのような質量の演出ですが、これはアセテートです。オプチルで作った時と比べるとやや重くなるわけですが、鼻盛り可能でフィッティングがしやすいので、しっかり掛けられるようにこちら側が手を施せる点が良しです。

何と言ってもブリッジが醍醐味です。

それこそ先ほどの話に繋がりますが、おしゃれ・おしゃれではないの、どちらでも無いと感じます。そもそもブルバキのヴィンテージメガネは、そんな感じのものがメインです。そうなりますと、メガネを掛けるに際して服や小物、アレコレの組み合わせも緻密ではなくていいやって気分になってきます。そこにもう一度、オシャレに目覚め始めたときのような楽しさが芽生える気がしております。実際には、それをもう一度ファッションとして形式化したのがグッチのように見受けられます。シャツ、ジャケット類のカチッとした格好にゴツいこのようなメガネを合わせるということも、ただの70年代のコスプレや違和感では無しにファッションに迎え入れられた感じがします。ただ、おそらく名古屋ではその雰囲気はありませんから、この類のメガネをかけることによる開放感、自由度は失われていないように思われます。

余談ですが、最近面白いなと感じたのは、ヴェトモンの、オークリーのサングラスですね。トゲのついた。ものすごく実物を拝みたいと思っています。

メガネをプロダクトとして捉えたときに、一番開発が盛んでハイテクでメカっぽくて、つまりは物として純粋にカッコいいのは(個人的に感じているのは)スポーツグラスだったりします。そのカッコ良さをファッションに組み込んだときに、全体がファッションとしてギリギリカッコ良いのかどうかみたいなことを提示していて、感動しました。余裕があるのならば、買って店で飾りたい気分です。

70年代の
ヴィンテージのメガネ

19.02.25

ローデンストックのセル枠が面白いです。暇とか言いつつも、それはビッグウェーブが無いだけであって(それもなかなかの問題)、ほぼ毎日対話をする機会がありますから、嬉しい悲鳴でレストアのペースが落ち気味だったりします。ようやく、個人的な目玉フレームが仕上がりました。

土曜日と本日、じっくり時間をかけて修正しました。ローデンストックのセル枠は、足掻いたけれども、どうしても消えずに残ってしまった堅い雰囲気が良いです。ブランドの歴史がデザインにくっ付いている様です。同じ年代の似たようなフレームと比較した際に、遊びきっていない感じが判ります。大きいセル枠であるのにも関わらず、カチッと男の色気がプンプンして良いんです。

欲を言えば、ネジを交換し、ナットで共締めしたかったです。ネジの径が、今の日本の規格と合わずに断念。とりあえず、ネジ頭は舐めていないのでそのままです。ちゃんと締りきってはいますから、問題は無しです。

もずくみたいな、良い色です。

予期せぬ成功
ヴィンテージのメガネ

19.02.11

ヴィンテージのメガネ。70年代のフランス。

レイバンかAOか忘れましたし、もちろんモデル名も忘れてしまったのですが、こんな様なブリッジが3本のフレームがこの世には存在しています。

なんとなく、トリプルブリッジの類でフランス物だと珍しいなくらいな感覚で仕入れしました。届いた時も、擦れで光沢が無く、あんまり良く見えていなかったです。4ヶ月くらい入荷未処理だったと思います。

バフでササっと磨いてびっくりです。ブリッジから智にかけての生地のグラデーションの綺麗さとフレームデザインが合わさって、なんとも言えない上品さがにじみ出ています。大体こういう類のフレームですと粗野で男っぽいのがウリです。それも要素として含んでいますが、それだけでは終わっていないところが、このフレームの良さです。

リムの凹凸も素晴らしいです。テレビジョンフレームに近い迫力があります。

レンズは赤茶の25パーセント、ブルバキでは珍しくグラデーションの選択です。とにかくダンディズムが際立つ様にしてみました。

在庫3本あります
ヴィンテージのメガネ

19.02.08

ヴィンテージの店ですが、一期一会みたいな推し文句を言わない店です。気づけば今回のこれも、昨年は3回に分けて計5本仕入れしていました。

写真のヴィンテージメガネは、上のG15を入れたのが自分用で、下は在庫です。クリアだとイメージ湧かないので、レンズを入れたものをご用意いたしました。

ようやく、自分用も作れました。写真の他に、レンズを入れていないものが2本あります。よいものは程々に多数存在していても良いと思っています。世界に1本だけというのも確かに惹かれますが、所有欲を満たした後は寂しいですからね。所持している人間同士の共感も欲しいところです。

これでお盆とかに帰省したら、他人のフリされますかね。まあガシガシ掛けていきますけど。

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