このサイトでは、JavaScriptによる機能が実装されています。
Bourbaki vintage & silver eyewear
トップ
お店について
プライバシーポリシー
アクセス
Blogカテゴリー
052-717-6698
お問い合わせ
愛知県名古屋市中区新栄1-6-3シャインビル201 営業時間 12:00〜18:00 定休日 木
19.09.17
下北沢での依頼分です。いつもは店頭のみ受付可にしています。出張販売時でも、修理可否が判断出来れば、今後も承けたりうけなかったり…どうしようかなという感じです。
使用感はややありですが、概ね良好です。ただし、リムが弛んでいますから、nosでは無さそうです。ガラスレンズを外すときに、グイッとやっちゃったパターンかと。
ということで、折角ブルバキに任せて頂いた以上、ただ磨くだけではつまらないので、これは消しておきたいところです。
こういうときは、勢いで棒ヤスリでグイッと、こちらもやり返しちゃいます。紙ヤスリでは埒があきませんから、棒ヤスリで水平面を拵えるのです。
あとは、いつも通り耐水ペーパーで水研ぎです。
仕上がりはこんな感じです。
19.09.16
下北沢から、なんとか線で乗り換えなしで新宿まで行けるので、14日は新宿のビジネスホテルに泊まっていました。洗面所、トイレ、風呂、全部共同の簡素なところです。あの立地にしてはおそろしく安いのにも関わらず、設備は古くても清潔なので、何だかんだリピーターです。
イベント終わって(正確には終わる直前、最後のDJイベントは参加せず帰りました。なぜなら、そのビジネスホテルは風呂の時間と門限が決まっているからです。付き合い悪くてごめんなさい。)、ホテルに向かうため新宿の南口に出たところ、ネットで有名になっている人が路上ライブしていました。出口を出た瞬間に、このリズムは!!となり、人だかりを目指して行ったところ、一心不乱にリズムを刻んでいました。チャパディジュリドゥさんです。バケツドラマーMASAさんという方と、一緒に夢中になって演奏しておりました。たぶん豪華版なはず。たまたま生で拝見出来たということ、ややイベントでフワッと軽やかに立ち回れない・立ち回りたくない駄目さと意固地さの葛藤を抱えてオーバーヒート状態となっていましたから、あの周りが見えないくらいに没入している二人の姿とその出来上がった物に、ひどく感動をした次第です。対立する片側の消去、対立の融合ではなくて、葛藤の消去なのかと。
反復と増幅で気持ちよくなっちゃってグルグル回って踊っている外人さん達と、グッと聞き入っている方と、アレは何なんだとややおぞましく眺める方と、混ぜこぜなのも良かったです。
ドラマーの方の紙は、個人名とケータイ番号もろ載っているので、載せるのはやめておきます。店にカード置いておきます。
19.09.14
ほぼ組織票でした。ありがとうございました。ソーシャビリティと言うんですかね、それとコミュニケーション能力の差が如実に分かった1日でした。
明日はどうしようかなと。色々疲れたので、国立博物館で、とりあえず何かしら国宝でも見て、大丸で芋きん買って、すぐ帰るかもですね。
レクサスは1回だけしか見なかったので、名古屋の異常さにも気付けた1日でした。
書いてるいま、新幹線です。
昨今は、自転車通勤になりました。音楽を聞く機会が減ってしまいました。今回、下北への移動で久々に2時間ほど手持ち無沙汰な時間が得られましたので、アイポッドで小林秀雄講演第2巻を聞いています。チャプター『「考える」ということ』が、さらりと身体に入る瞬間がありました。
他のヴィンテージメガネ店に通っている方の出入りが増えました。それはそれでありがとうございます。おそらく、大きな違いは、この、考えるということの違いだと思います。
考える、つまりは見ると言い換えても構わないと思います。それが観察ではなくて、講演の言葉を借りれば、交わることを意味しています。様々な要素、ラベル、観点、それらの消去を目指し、自分に取り入れることをしてみたい衝動が無いですかね。アノニマス自体が標語となりブランド化していく中で、それは非常に難しいことなんですけど、もし出来たら、そこにかなり純度の高い自己が顕在化するのでは無いかなと思っています。信ずることと考えることの同一化が、そこに成されます。何を信ずるか、自分自身です。
ちょっと前の「変態」にも通じますが、考える=観察する=見るという等式において、変態というシャッターは発生すると考えています。個人個人に容量がありますから、全部には交れ無いですしそれで良いんですけど、今日も散々言われるんだろうなと。その中で一人だけでも、別にブルバキの存在と交わる意思はあってもなくても構いません、持っていったメガネと交わろうとして下さる方がいらっしゃれば、今日はそれだけで救われるだろうなと予感がしております。
19.09.13
ヴィンテージのメガネなんですけど、foster grant です。前も載せたかもしれません。
このメーカーは現存しております。ちゃんとインスタやってまして、その紹介文は「Stylish eyewear at an affordable price since 1929」となっています。カッコよくて安いと宣っています。業界では「吊り下げサングラス」と言ったり言わなかったりしますが、例えば回転ディスプレイに掛かっているタイプのお値打ち価格のサングラスを作るメーカーです。
それは、作りからも明らかです。
はめ殺しタイプです。ネジ留めではありません。ただし、今回もリムをこじ開けずに、傷だらけのアクリルレンズをCR-39に交換しております。やり方はひみつです。
色々ありまして、めっちゃカッコいいけど、ブルバキが販売していいクオリティなのか?とか、度付きは厳しいなあとか、鼻パッドが一体物でカッコいいんですけど、フィッティング不可だなとか。店頭では隠していました。まあでも、とりあえず難しく考えずに持っていきます。
こういう、ギリギリのきわっきわ、本物のチープさも良いですよね。そもそも、この手のものは遺そうと思う人もいなかったでしょうし、デッドストックにしても多くは湿気で緑青が浮いてダメになっていたりしますから。チープな作りであるからこそ、残っているということが奇跡なわけです。うーんたまらないです。
予告通り、土日は休みです。土曜日は下北沢で行商です。
裏メガネ、お声がけください。今回初めて、銀無垢を2本だけ外に持っていきます。ちなみに19.8万円です。
19.09.11
月曜日お渡しの分は、今日で加工が終わっております。ということで今週の金曜日にお渡し可能なんですけど、金曜日は出張の準備もあって全員お越しになるとややパニックですから、ここでこっそりアナウンスしておきます。早めにお渡し可能です。
これが難敵でした。Sol-Amorです。完全に「勝手にしやがれ」の世界観です。フォレストの50〜75%くらいのレンズを入れても良さそうですが、今回はクリアにて承りました。
フレームの傾斜が凄いです。25度くらいあるのかもしれません。頬に突き刺さります。頑張って10度〜15度くらいまで起こしました。
鼻パッドの角度も変えないといけません。高さを一杯一杯まで出した上で、鉛直方向にパッド先を向けたいところですが、そこまで先を下げると、正面から見たときにリムを超えるので、やや甘い設定です。
先セルは交換です。まだ使えなくは無い状態ですけど、やや黄色く劣化していること、摩擦が一切生じない構造でフィッティングに難があることから、交換です。
枠入れが冷や冷やです。プチっと切れそうなくらい細いので。
リムが歪んでいるので、さっと温める程度で熱を入れます。フレームカーブとレンズカーブを合わせて、なんならチルトをかけて差を1カーブ以内にしております。これくらい気にかけておけば、はち切れ無いはずです。
細さが肝ですね。このデザインで、まだ上品が勝っています。現行のは、耐久性や加工のしやすさから、リムもフレームも全部が一回り太いですからね。
19.09.09
変態という言葉が、褒め言葉として用いられるようになって久しい気がします。この2年間、ぼちぼち私にも向けられたと思います。ありがとうございました。
昨日の日曜日、家を出る前にテレビを見ていましたら、変態グルメ特集がやっていました。あぁこれは遂にだな。ある程度どのような世代でも、変態という言葉が敢えて褒め言葉として使われるということが、とうとう認知されてきたのだなと感じました。
個人的な手応えで言いますと、凄いとかは、取り入れようとして距離を詰めようとして褒められている感覚です。変態は、距離を確保して褒められている感覚です。
ベクトルっていうと、例えば風が思い浮かびます。要は、向きと強さに分けて考えることも出来るという話です。変態は、向きの否定まではされていないと思いますが、強さだけを褒めるときに使うんでしょうね。では、向きだけを褒めるときは何でしょうか。分かるわーとかですかね。
いずれにしましても、そういう感覚があります。私だけかもしれません。
19.09.08
ダチョウ倶楽部形式の場合、行かないのが正解になっちゃうんですよね。難しいですよね、逆にその形式を知らない人に対しては、絶対来ないでねという謳い文句のチラシというのが意味不明でしか無いですから。
鳥獣戯画のと組合せが素敵でした。店からは、徒歩だとちょっと距離がありますけど、歩けない距離では無いと思います。
19.09.06
やっと、定番に追加しました。一山のオーバル、SPMです。ダンヒルのブリッジを再現した際に、この42ミリのオーバルを用いました。とても綺麗ですし、ブリッジのアーチともあっている気がします。全体の見目がラウンドより美しい気がします。水平方向の乱視が強いときは、オーバルの方がスッキリレンズが収まって仕上がりの美観が良かったりします。
ラウンドだと周りから弄られやすい環境且つ、やっぱり自分は丸いメガネを掛けたいという場合は、オーバルが良いです。瀧廉太郎みたいと、毎度まいど親戚や同僚に言われてうんざりすることが無くなります。あの有名な写真を見る限り、瀧廉太郎は実際にはオーバルっぽいのに。