次の火・水休みます
営業案内

20.09.07

明日と明後日、火・水と休みます。明日は、定例の眼科出張の予定です。明後日は、店がくちゃくちゃなので処理のため休みます。

自分用
ヴィンテージのメガネ

20.09.05

CasanovaのTAXIってシリーズです。書きながら調べていますが、カサノバは「女たらし」という意味っぽいです。タクシーは、あの日本語でも使っているタクシーの意味しか調べても出てこないんですけど、そうしますとデザインとチグハグで意味不明ですね。

かなりシンプルです。ざっくり大胆すぎるだけです。よく見れば、耳から耳へ、一直線の棒を曲げただけです。それにレンズがぶら下がり、鼻パッドがぶら下がっています。

鼻パッドも、まっすぐな棒を曲げただけです。とても簡素。上を突き出して取り付けたところにセンスを感じます。

ジョアン・ミロっぽいなと。あ、すみません、よく知らないくせに、なんとなくで例としてあげてみました。もはやアートの領域って言いたいが為に。まあでも、パッと見て眼鏡として成立するギリギリみたいな、子どもの絵がそのまま眼鏡になったみたいな感じが汲み取れます。それでいて、例えばカザールと違って構成要素が最少という凄さがあります。

もともと、グレーの濃い色でした。バイフォーカルですからね、カッコいい年長者だったんでしょうね。わたしは若造なんで、20歳前半の人々からしたらおじさんですけど、コパーの濃い色にして、眼鏡に渋みを足しておきました。

この手の陽気な眼鏡はとにかく楽しいですね。掛けた姿がカッコいいかどうかは知らんです。とにかく楽しいです。いつも、新しい眼鏡を作ると、近所のマックまで試し掛けで出歩きます。もうそれが無性に楽しいです。そして、この眼鏡を掛けながら食べるビックマックが、倍美味かったです。

先セル代替品
修理とメンテ

20.09.02

形状までは選べません。色と径くらいですね。

現行と規格が違うのでどうやって短くしようかなというところですが、電動カッターとかでチュッと切ると綺麗でした。ニッパーは、切り口がクチャっとなるのでダメですね。

リニア
雑記

20.09.02

前に順序のことを書きまして、あともう一個好きな食べ物が云々と書いていまして、思いついたので追記です。

食べ物で無くても、せっかく眼鏡屋だから好きな眼鏡でも良いんですけど、多分食べ物の方がされる質問としては一般的だと思うので、共感しやすそうな食べ物でいきます。好きな食べ物を一列に並べて、好きオブ好きが決定出来るかどうか、という話です。食べ物を好き嫌いでまず仕分けします(好きでも嫌いでも無いの処理に困る場合は、一旦無視です)。嫌いな食べ物たちという集合よりも、好きな食べ物たちの集合の方が自分にとって上位なのは自明ですが、じゃあ好きの中で、どの好き同士でも比較出来るかどうか、これが問題になってきます。パッと順序と言われると、非常に取扱いやすく理想的などのそれぞれも比較可能な、まさに一列に並べられるような順序がまず思い付きますが、それはまあまあレアです。

よっぽど小学校や中学校の算数や数学が強力で、順序づけられるものに対しての計算などの処理で順序構造に慣れてしまうのか、逆に何でも順序がつくという感じに思っちゃいますよね。思っちゃうというのか、無いならつけたくなってしまうという感覚でしょう。

それと交換可能性も、順序と同じように思います。例えば、2×3と3×2の結果は同じ6です。それはそれで良いんですけど、現実世界は交換可能なことってまあまあ少ないですよね。風呂入ってから服脱ぐのと、服脱いでから風呂入るのでは、結果が違いますからね。それはそれで、そういう非可換な数学もあります。

セーフティタイプ
修理とメンテ

20.09.02

持ち込みでAOのサーモントです。ガラスの平面も持ち込みで、加工のみ承りました。

多分、サーモントタイプのセーフティは初めて拝見したのかも。承ってから気付きましたが、眉パーツははめ殺しで取り外し不可です。度なしであれば、時間が掛かるだけで綺麗に枠入れは出来ます。

ということは、普通のサーモントの類と比較して、あっちはネジ止めで取り外しが出来ますから、眉パーツの故障で交換対応をしていたのかもしれませんね。あくまでも妄想です。

リムネジが中折れしました。あーっ…てなって、一旦家に帰ろうかなと心も折れかかったのですが、頑張ってみました。今でいう、レッドロックネジの類で、樹脂が噛んで緩みにくいネジが当時使われていたみたいですが、ネジの真ん中に筋を掘ってそこに樹脂を挟んでいた形跡があります。ネジは脆くなるわ、樹脂が詰まってネジ抜きの時に負担がかかるわで、要注意ですね。次開ける時は気をつけます。

左の玉ねぎでドリルのガイドを作って、右のドリルで新たにネジ穴を作りました。サーモントのリムネジが死んでも、何とかなるもんですね。


雑記

20.08.30

ちょっと前に書きましたが、嫌いを克服したと言うのか、そもそも嫌いなるに至る、積極的に中身を知るプロセスを経ずに、なんとなく風潮に従って何となく嫌いっぽいくらいな感覚でしたから、克服でもなんでも無いことかもしれません。眼鏡とか、服とかの領域でよく使われる「ブランドが嫌い」という感覚に近いかもです。どの具体的なブランドにも自ら近づくこともなく、何となく大きいものを嫌ってみるみたいな、あれに近いです。

それで、アレコレあって嫌いでは無いと判明したわけですが、好きかと聞かれるとそういうわけでもなくて、いや、そういうわけでも無いわけでも無いんですけど、好きすぎてモジモジして「いや、別に、好きじゃ無いし」という感じではなく、好きな作家を尋ねられて咄嗟に名前が出るくらい好きでは無いのかもしれないという感じです。ここで、“かもしれない”という表現を選んだのは、例えば好きな食べ物は年に1回か2回尋ねられることはありますが、好きな作家を尋ねられることは年に1回あるか無いかでして、まだ村上春樹さんを読み始めてから他人に好きな作家を尋ねられたことが無いからです。咄嗟に名前が出るのか出ないのか、まだその場面に遭遇していないからです。面倒な紆余曲折を経ましたが、一般的には好きで、そういうことで良いと思います。

しばらく小説を読んでいませんでした。休業中にみたヤフーニュースに上がっていたので買いました。それで、いま読み終えました。

短編集です。はじめの『石のまくらに』なんて、始まって6行で合体(した事実)が書かれていまして、このお得意の手法を槍玉にあげたいのならば、始めからどうぞ好きなだけ叩いて下さいの精神が垣間見えます。いきなり1ページ目で差し出されます。要は、007みたいな感じでお決まりの、ということなんでしょうけど。私も、そうやって納得させて、過敏に反応しないようになるまでに時間が掛かりました。

今回の短編集に収められている『ヤクルト・スワローズ詩集』では、その手法を自虐的に持ち上げていまして、男女の関係で喩えようとするのを自制しています。その辺まで自在となりますと無意識っぽい文の部分も、隅々まで意識が及んでいそうですね。

その『ヤクルト・スワローズ詩集』の最後、149ページに多大なる共感を覚えました。あぁそうですね、ブルバキも黒ビールです。すみません、しかも黒ビールしか無いです。この自覚も、ブルバキの黎明期には無かったですね。

SPMの36ミリ
925シルバーのメガネ

20.08.28

特注しました。在庫は38ミリと40ミリしかないので、38ミリを解体して縮めてもらってます。

一応、10月下旬にIOFTは開催されるっぽいですし、そこに向けての追い込み生産があるでしょうから、その隙間で特注してます。やや納期掛かりました。今回は2ヶ月くらいです。

修理完了報告
修理とメンテ

20.08.28

リム切れの修理でした。左の上端から切れたのを、切断面を合わせて融着して、更に裏から透明の生地を張り合わせた後、最後は削ってかたちを整えておしまいという感じです。さすがにこのレベルの綺麗な修理は、専門の業者に出しています。

交通事故で破損ということで、本人も眼鏡もある程度は無事でなにより。

日本の無名のフレームです。同時代のディテールに触発された結果なのか、強烈な造形とジャングルっぽい配色で、やや虫感があります。浮き立つにはもってこいです。懐かしい、いつ見てもカッコいいです。綺麗に直って良かった。

明日から
雑記

20.08.24

今年は、守破離でとりあえず警報出たら休んでみて、来年からどうしようかなと、次の年から自己判断のオリジナルを加えていこうと思っています。

てっきり、今年は甲子園はやらないものだと思いこんでいました。なので休み期間中、テレビをつけたときに目に飛び込んだ、甲子園ぽい甲子園では無い何かに拠って生じた動揺、つまりブルバキは休みすぎか?という迷いも実際はありましたが、なんとか無事に休みきりました。

ところで、野球でも何でも、コンビニスイーツでも良いんですけど、順序ってつけたくなりますよね。ならないですか?どうです?

この順序という考えは、「どういうときに順序がつけられるか」みたいなことを考えると面白いです。つまり、いつでも順序がつけられると思ったら、そうでも無いです。

例えば身近なところで、グーチョキパーは三つ巴で順序がつかないです。だからこそジャンケンが成立すると言われたらそれまでですが、わたしは感動した記憶があります。順序がつかないのも悪く無いなと。

それで順序がつけられる場合、それぞれを比較することが出来るようになります。これが、どの2つでも出来るようになると、全部をピンキリで一列に並べることが出来ます。詳しく立ち入りませんが、気になれば半順序・全順序で調べてみてください。とにかく順序は、なかなかつかないということです。順序がパッとつく構造とかカテゴリーとかは多くは無いです。なかなか順序がつかないからこそ、世の順序にはエイヤっという部分が大体あります。テレビのコンビニスイーツのランキングで言えば、「店員さんが選んだ」とかです。そして順序がパッと付きづらいのであれば比較も、そうは出来ないことに思い至ります。例えばヴィンテージの世界では、年代がそうです。古ければ古いほど強いというエイヤっがありまして、それを基に比較をしている場合が多々です。

8月の休業に入る前に、なぜか、創業から今までの流れをお話しする機会が多々ありました。とは言いましても、ブルバキもまだ通算で4年半ほどですから大したことも無いですが。

創業のときは、壮大な勘違いからスタートしました。そのときのブログも残してありますから、なんとなくニュアンスが判っていただけると思います。簡単に言えば、自分の尺度で順序をつけて、自分が一番正しい、世のメガネを正していくぜっ!みたいな、青臭さです。そういう精神じゃないと、一から立ち起こす気概が湧いてこないのは間違いないですが、いまとなっては恥ずかしいですね。

感覚的に、おそらく、順序がつかないことの方が多いですよね。世間は。営業する中でそれは本当に痛感しました。そして、順序がつかないということは、ずっと整理がつかずにフワフワしているということです。どうしても人間、どっちかに決着をつけたい、つまりはスッキリしたいわけですが、世間はそれをさせてくれないです。大体、(自分の尺度では)みたいな但し書きが、成立する為の条件としてくっ付いてきてしまいます。

そうしますと、困ったことに自分や自分の店やらが尖っていない、何かしらに特化していない感覚に陥りまして、何となく行き詰まった気分になります。実際なりました。むしろいまも残っています。そうかと言って、単純に戻る、何かをダシにして突いてみることも何だかなぁと気付いてしまった以上、出来ないわけです。

それで、始めの写真の本に戻ります。今回の休業中に何とか読みきりました。10年ほど前に買って、殆ど理解できず終わった記憶があります。このシリーズにしては珍しく?全然入門になってない気がします。

この本に出てくる「いわゆる独我論」を創業のときの自分に、「いわゆる実在論」を世間に豊かさがあるなぁと思い始めた自分に重ねると、ぼちぼち理解しながら読めたかなと感じました。もちろん、心の整理の手段までは教えてくれない、そんなものは自分で編み出すしか無いのですが、相当手がかりになった気がします。

休業中に唯一読んだ本は確かこれです。人にアレコレお話ししながら、自分も店のことはまだまだ迷走中ですから、ヒントになればと時間のあるうちに読んでみました。ということで、何か始める方にはオススメです。

明日から再開します。

盆休み中
雑記

20.08.13

年代ごとに、思い出の絵本が違うかもしれません。この、『きんぎょがにげた』は、30代は通ってきた道なのでは無いでしょうか。多分あとは、腹ペコあおむしとか。きんぎょがかわいくて、一番好きな絵本だったかもです。買ってみました。

冒頭からクライマックスの始まりです。いきなり金魚が逃げます。今のハリウッド映画みたいな展開です。

今のところ、方々から頂いた絵本が2冊。私としては、子どもには同じ道を踏まないように、なるべくオーソドックスに、波風立てずに、と願ってはいるのですが、周りの期待が異常に高いですね。ということで、私のパッと思いついたthe絵本を加えて、バランスとってみました。

休みに入る前にパーフェクトガイド的な一冊も買っています。製作前の、意気込みとか意図とかが割と詳しく書いてあるので面白いなと。こういう思考が結果、こういう形になるんだなと感心の連続です。そのうち店の待合に置いておきます。

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