925シルバーのメガネがようやく仕上がりました。念願です。ネジ穴のステンレスの補強部分以外、全て925シルバーです。彫金は、和彫りです。無機質なメガネに、有機的で美しい模様が躍動しています。
昨今のメガネについて感じることは、
①オシャレなアイテムになったけど、オシャレのフィルターを通れるメガネのデザインの幅が、むしろ狭まっていないか?
②最終的に憧れを抱くようなメガネは何か?機械時計やジュエリーのように、受け継がれていくようなものはないのか?
でした。①に関しては、ヴィンテージのメガネの範疇で、②に関してが、この925シルバーのメガネの範疇だと考えております。
そうしたときに、ヴィンテージとシルバーのメガネの風合いも値段もその他諸々に差異があるわけですが、現状に対しての自分なりの回答として、同等であるという感覚もあります。理想論ですが、常に掲げていたいのです。