カテゴリー:無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

スターリングシルバー
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

18.02.17

スターリングシルバーのフレームに、ガラスのノンコートレンズを積みました。美しいです。

これから開店準備ですが、すでに1日を終えた充実感があります。

ブリッジ特注品
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

18.01.19

SPMのフレームです。上が、年末に特注をかけて、届いた品です。下が通常品。ブリッジを狭めて、パッド足を取り付けました。

お客さんの目と目の距離が57ミリです。レンズだけ小さくしても、鼻付近の余白が出来てしまいますから、今回はブリッジから詰めました。フレームサイズとしましては、43◻︎18です。レンズを1サイズ詰めても良かったのですが、女性のお客さんなので、かっちりし過ぎる印象にしても…という判断です。レンズサイズはいじらなかったです。

フレームのバランスだけ見ますと、KOOKIのジュニアフレームみたいです。ナードな可愛らしさというよりは、幼い感じが出ている気配がします。ただし、フレームの美しさによって、全体としては引き締まった凛とした印象が保てているのではないかと思います。一安心です。茶系でセル巻きしても良さそうです。

別作
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

18.01.06

写真上段:通常品

写真下:特注別作品

SPMのメガネです。レンズサイズは38ミリ同じです。ブリッジの幅と取り付け位置を特注しました。

男性ですが、目と目の距離PDが58ミリ、側頭幅145ミリです。ジャストサイズでメガネを掛けようとしますと、量販品では、なかなか見つけ出すのが難しい方です。

また鼻が高く、通常仕様だとメガネの位置が真ん中より上になってしまいます。これに関しては、様々なアプローチがあります。例えば、メガネを下げ気味に掛けさせるというのが、すぐに思い浮かびます。

今回は、度無しでガラスのフラットを積むことになりました。ただ、実際は正視か遠視性倒乱視気味の方です。30歳過ぎくらいから、仕事内容に依りますが、手元用のプラス度数の度が入ったメガネがあったほうが楽になる方です。

特にプラス度数は慣れにくさがネックです。軽減させるには、メガネを正しく頭部に固定することが鍵になります。将来的に度数の処方をすると考えますと、正しい位置、正しい頂間距離、正しい前傾角でメガネを掛けることに慣れて欲しいという思いもありまして、ブリッジを狭めるついでに、取り付け位置を上げております。掛けると、目とレンズの後面の距離である頂間距離は変わらず、メガネの掛けた位置は下がります。

物として、仕上がりはハイブリッジ風な一山のメガネになりました。それが美しい美しくないという観点も、もちろんあると思います。ただ今回は、掛けたときの顔に対してのバランスの良さと、メガネとして光学機能が、今後必要なときに正しく発揮出来るように、その2点を重視したという感じです。

 

経過観測
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.12.11

お客さんのメガネ。半年くらい経過していると思います。ほぼ、新品のようです。鍛え抜かれたSPMの美しさに、圧倒されました。

初めは、SPMをやらない予定でした。なので銀無垢は自分で使っていますが、SPMは使ったことがないです。半年くらい経てば、流石に何かしら使用感が出てくるものですけど、こういう感じなんですね。

ただし、手で巻いて貰っているセル巻き部分の縮みは観測されました。黒色は、もう一本特注で作らせた茶色に比べても、ちょっと縮みが早い気がします。

縮むことによって、フレームへの食いつきが相当しっかりしました。おかげで外れることはないでしょう。くすんできたタイミングでの交換が良さそうです。

私の親族周辺は、この辺りのフレームをつけて貰っていません。このメガネの持ち主さんは、夫婦でSPM着用して頂いています。自分の理想みたいなところを、先に実現させて見せて貰った感じです。

赤のセル巻き
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.11.28

SPMの新作です。赤の生地が出てきたので作ったみたいです。赤っていうだけで、まあまあ不評なので、オーダーして良かったと思いました。こういう場合、誰かには強烈に刺さる予感がします。

色が変わるだけで、似たような形でも評価がガラッと変わるのは面白いですね。何をもって良しとするか、良しとしているのか、判断なのか反射なのか、それらを考えるキッカケになりました。

念願の
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.11.19

おまたせしました。ここまで来るのに、2年もかかってしまいました。自分でも、やるぞやるぞ詐欺みたいになってしまうのでは無いかと不安になりましたが、何とかたどり着けました。

ようやく、念願の、銀無垢フレームの定番玉型が揃いました。今回は、各1本の合計3本作ることができました。これも、皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。

来年は、もっと作れるように精進します。

38ミリ
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.10.30

おかげさまで、SPMの丸38ミリを定番で置くことが出来ました。ありがとうございました。そしてお待たせしました。

確かに、タイトフィッティングという感じです。顔幅や、着る服のボリューム等々でレンズサイズの最適さは変わります。冬だと、服がゴワゴワなので、ちょっと位レンズが大きくても気にならないと思います。

徐々に加工しています
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.09.15

機械動かし始めています。軽くメンテするだけで、既にそれなりにいけています。注文して下さった方の分は、納期守れそうです。

このフレームにはガラスのノンコートを入れています。写真だと分かりませんね。これは販売前の商品です、店に置いときます。全部無機質でメガネを組み上げた時の見本とします。

もちろん、ガラスよりもプラスチックのレンズの時代になってしまったということは、差し引きしてプラスチックの方が良さが多いということだと思います。ただ、だからと言ってガラスの良さが全てプラスチックによって奪われた訳ではありませんし、心への作用という面では、やはりガラスかなと、個人的にはそんな感じです。これはもう少し掘ると、検眼の基本方針に繋がる部分ですが、長くなるのでやめます。

 

特注改造品
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.04.26

載せたかどうか忘れましたので、載せます。

SPMの特注品です。ボストン型。通常、一山の鼻パッドなしのタイプですが無理矢理頼んで改造して頂きました。感謝です。これで、女性もかけやすくなったのではないでしょうか?

ただ単純にグースネックを取り付けるというわけにもいかず、一旦ブリッジを外し、ブリッジの足を短く切断し、取り付け位置を通常よりも高めにしております。掛けた時のバランスをとってあります。写真の通り通常の品と比べますと、位置の変更具合が分かりやすいです。

あとは、ご覧の通りセル巻きを施しました。本物のセル巻きです。七宝塗装ではありません。セル生地をリムに合わせて切り出したのち、隙間なく巻きつけております。今これが出来る方は、一人しかいらっしゃらないようです。一本でも多く世に出したいですし、セルが巻いてあった方が見た目が柔らかく、掛けやすいのかなと思って施しました。

ただ細く長方形に切り出して貼るのではなくて、出っ張り部分を切り抜き、隙間なく巻いています。

素材の良さ、技の良さとか、鍛えられた金属の透き通るような美しさは画像では伝わりづらいかもしれません。ぜひ、実物をみて頂きたいなと思います。

今は、クラシックな雰囲気のメガネが流行っているので、何を掛けても、それっぽければカッコいいのかもしれません。ただ、あと2・3年なのか分かりませんが、例えクラシックなメガネのブームが去っても、それでも尚カッコいいというのは、こういう圧倒される美しさを秘めたメガネではないかと思います。そして、20年くらい経って再び同じようなブームが来たときに、このメガネを掛け続けていれば、それこそ最高にカッコいいでしょうね。

メーカーさんとお話
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

17.04.18

スターリングシルバーのメガネ、今年は8月よりも遅れそうですね。メーカーさんとお話してみました。工場の稼働の関係です。年内には動きます。まだ2017年も33%くらいしか経ってませんが、すでに年末に向けての話です。

メーカーさん初の、プラとスターリングシルバーのコンビネーションフレームが開発されたみたいです。ブルバキで採用出来るかは未定です。と言いますのも、フルリム・スターリングシルバーで、手彫り装飾のメガネを超える値段でした。驚きましたが、新商品がその強烈な価格帯でありながらも、それで成立しているというのが、惹かれます。

秋くらいには、もう少し具体的になると思います。

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