何型か、サンプラチナも不朽の定番としてやり続けることになりました。
巻きつるもあります。弦巻ける職人さんは、いまは1人とのことでしたのでやる事に決めました。
サンプラチナであれば硬いので、爪智(スパルタ智)でも、可動部の受け側が削れずにテンプルの開きが増えることも無いです。あとは、変色がなく透き通った銀色なので、手彫りを入れなくても美しいですね。
素材の違いもおもしろいので、銀と並行してやります。
17.02.18
何型か、サンプラチナも不朽の定番としてやり続けることになりました。
巻きつるもあります。弦巻ける職人さんは、いまは1人とのことでしたのでやる事に決めました。
サンプラチナであれば硬いので、爪智(スパルタ智)でも、可動部の受け側が削れずにテンプルの開きが増えることも無いです。あとは、変色がなく透き通った銀色なので、手彫りを入れなくても美しいですね。
素材の違いもおもしろいので、銀と並行してやります。
17.02.08
サンプラチナのメガネ。分かりにくいですが、うっすい茶色のガラスのレンズを入れました。見た目よりも、この方は青色光カットの意味合いで。結果、見た目もカッコよくなりました。
ガラスレンズの着色、特に度付きに関しては、どのメーカーもコーティングで一緒に色をつけているはずです。色抜け防止でカラーマルチが大半です。度数なしの場合は、生地に練りこんでいるレンズもまだあります。
ガラスのレンズの透明さでしょうか、それともコーティングによる着色だからでしょうか、はたまたその両方か。ガラスのレンズの15%濃度のレンズは、プラスチックの同濃度に比べて薄く見えます。それに、肌に馴染みやすい印象があります。
ですから、より一層、色を入れていると分かりにくいですが、仕事場においては分かりにくいおかげで、他人から指摘を受けることが少ないかもしれません。
17.01.16
サンプラチナの彫金。手彫り。オリジナルとは違うパターンの彫りですね。直線的で、これも良いですね。
サンプラチナは硬いので、それに合わせて彫りのパターンを変えているのでしょう。美しいです。
17.01.14
銀とサンプラチナのフレームが沢山揃いました。今月23日までです。
次の機会はしばらくあきますので、この機会にメガネの中で一番美しいものを見ていただければ幸いです。
16.12.22
またまた、世界で一番美しい元素図鑑から。
銀の面白さは、くすんで味が出るだけではありません。意外なことに、全金属中で一番の光の反射率なのも見どころです。
大気中の硫黄にも反応して黒ずんできますので、光の輝きは永遠ではありませんが、一瞬しか維持できない最大の輝きというのは儚く魅力的です。
16.12.18
本日まで、金・銀・サンプラチナのフレームが沢山並べてあります。明日以降は、オリジナルの銀のメガネのみの販売に戻ります。次回のメーカーさん在庫の披露は未定です。
ぜひ、美しいフレームを見て頂きたいですね。お待ちしております。
16.12.14
APCと書きましてもアーペーセーのことではなくて、素材の方を書こうと思います。エーピーシーと呼びます。
Ag(銀)とPd(パラジウム)とCu(銅)の合金です。2:2:1の割合です。パラジウムはプラチナ系の貴金属です。ちょっとお高めの合金です。
今回はAPCのメガネもあります。変色せず、プラチナに近い透き通った白色の反射をします。硬くてフィッティングしやすいですが、手での彫金は硬すぎるが故に出来ません。型での彫金模様は入れれます。綺麗な光沢が続きます。女性にオススメです。
サンプラチナのメガネと見比べてもらえれば嬉しいですね。
16.12.13
925シルバーとサンプラチナのメガネフレームを沢山ご用意いたしました。今月18日までの限定です。
オリジナルの銀のメガネと比較検討出来る、絶好の機会だと思います。
消費社会ということは、消費=消えて無くなるということが前提の社会であるということでしょうね。ですから、自分の代だけで完結しない、受け継がれていく可能性を秘めるこれらのメガネは、その前提に即していないが故に、豊かだと判断できます。逆に、無価値だとも判断できます。
まずは見て頂き、その美しさを感じてもらえれば幸いです。そのあとの好きか嫌いかのジャッジが、もっと重要だと思います。好きなら少なくとも自分は、それに価値を与えられますので。物が本物なら、それで十分な気もします。
16.12.01
久々に、銀のフレームのお話をじっくりする機会が1日のうちで複数回ありましたので、その周辺のことを書こうと思いました。
似合う似合わない、カッコいいカッコよく無い、カワイイかわいく無い、、ある程度、他者や社会との距離感を掴みながら判断を下すところから外れて、美しいと感じたそのままに着ける。常に身につけていたいというそれだけを感じている状態、それこそ各人の感性が剥き出しになっている瞬間でしょう。まず、それを体験して貰いたいなという思いがありました。
情報社会ということは、おおよそ色んなことが言語化されるということでありまして、つまりは理屈メインの世の中になっているということだと考えています。スイスイ物事が進むので、住みよいのでしょうし、今もその合理性を享受して生活しておりますので、それを悪とは申しません。ただ、ちょっとだけそこから外れてみるという豊かさの余地が、まだあるのではないでしょうか?むしろあって欲しいという願望が混ざっています。感性とか言葉に出来ない良さという余地です。むしろ、その豊かさの方が人生において強烈に作用するのだと感じています。
自分だけの実用性という尺度においては、コスパは悪いです。ただ、自分を越えて受け渡される物であればどうでしょうか。また実用性のみならず、上述のような心への作用やその連鎖がありますから、そこまでの悪では無いと思っております。圧倒されるほど美しければ、受け渡すという連鎖はきっと成されるでしょう。
物と一緒に色んな要素が伝われば、それがメガネを介して行われれば良いなという思いがあって、銀のメガネは用意しております。
16.11.12
ドロップアイについての記述です。まつ毛があたらないように、レンズの上部が直線になったとありますが、真っ直ぐでも当たるもんは当たりますけどね。
(メガネ博物誌 1972年 R・コーソン著 梅田晴夫訳 東京書房社版 p.312)
誕生としては1920年〜30年の間です。鼻パッドが無いフレームが多く出回っている時代です。書籍のなかの挿絵でも、一山(鼻パッド無し)のドロップオクタゴンが載っています。

先日、お客さんにドロップオクタゴンのツーポイントを買って頂きました。さらにクラシックさ、レトロさを突き詰めていくという過程で、925シルバーで一山でドロップオクタゴンを作った経緯があります。

奇抜に見えて由緒正しい形です。鼻のラインとか顔の各パーツに馴染むいい形だと思います。