カテゴリー:雑記

みました
雑記

23.03.10

この前の木曜日に岡本太郎展に行きました。もうすぐ終わっちゃいますからね。

愛知県の美術館で、平日にしては珍しい混み具合でした。平日でこんな感じなら土日はもっともっと凄いことになるんでしょうね。最後の土日も並びそうですね。

物販で、本をジャケ買いしました。そろそろジャケ買いという言葉も死語になりそうな予感です。

本はいつでも買えそうですけど、いつでも買えそうな物も、そのときに買わないと実は買う機会を逃したり名前を忘れたりで、実はいつでも買えなかったりするので、本だけ買いました。

愛知県美術館は、木村定三コレクションで熊谷守一がたくさんあります。今回の常設は一部屋の全作品、熊谷守一だけという部屋がありまして、それが望外の喜びでしたね。

 

 

ジョギング用
雑記

23.02.25

ということでさっきのフレームですけど、緑の25パーセントのレンズを入れて作ってみました。製造番号消したのは、そういうことでした。

銀無垢のサーモントのレンズは緑の35パーセントなんですけど、クリアグレーに緑がやっぱり好きです。サーモントも、ピンクから緑に戻してしまいました。ヘビーよりライトな時代と分かりつつ、直せないものはやはり直せないもんです。どうしてもヘビーが好きです。アメリカのミリタリーっぽい感じで、ヘビーに戻しました。

ようやく来年度からジョギングが復活出来そうでして、このTR90のメガネで白のラインソックスにアシックスの靴で走っていたら、僕の妄想上のニューヨーカーっぽいのかなと思いまして。ニューヨークに行ったこと無いんですけど。めっちゃポパイかなって。今から楽しみです。

特別スポーティーな構造のメガネでは無くても、TR90でバネ性があって軽ければ、けっこう激しく動いてみてもメガネ落ちないですね。

さっきあれだけ書いといてなんですけど、僕もTR 90やウルテム素材のメガネを今まで掛けたことがありませんでした。無垢とヴィンテージのメガネ屋をやるくらい、それが好きですからね。

一旦メガネを離れてみると、ウールも着るけどナイロンも着るし、革靴も履くけどスニーカーも履くし、手巻きの機械時計もするけどクオーツの時計もするよなと。ということで、銀のメガネも掛けるし、ヴィンテージのおもしろメガネも掛けるけど、スポーティーでアクティブな現代のメガネも掛けても良いよねってことで作りました。

最新の樹脂フレーム事情
雑記

23.02.24

すごいのが世にこっそり出ていましたね。

月例の眼科さん出張のときのフレームとしてですが、思わず取り寄せてしまいました。これからどんどんメガネは、年齢や性差を飛び超えてくるでしょうし、現代のヴィンテージメガネの観点からになりますけど、どんどんみんながカッコ良くなってきますね。

TR90という素材です。いまのメガネ店で主流のビヨンビヨンな素材です。踏んでも壊れないとかいうあれなんですけど、蝶番とかブリッジとか、硬く作らないといけない箇所は流石に踏むと折れますし、壊れます。ほかの特徴をあげると、かなり軽いです。その素材で作られた、アーネルなのかレムトッシュなのかジャズなのか、まさかのそれです。

これは5年位前の、別のインジェクションフレームです。この時代は、セルロイドの黒とかデミブラウンに似せないといけない、という使命感があったのか、デミの模様も塗装だったりしました。さすがにこれは…と思って月日が流れていき、気づくと2023年は凄いことになってました。

まず色なんですけど、アメリカンヴィンテージに近いですよね。特にUSSのくすんだ感じにそっくりです。めっちゃカッコいいです。しかも、クリアカラーが流行ったお陰で、素材に対して無理をせず、TR 90の透明感が生きて綺麗です。

あとサイズです。かなり幅広い年齢層を狙ったフレームだと思いますが、なのに46□24です。レンズサイズは好みが分かれますが、ブリッジ幅24ミリが熱いです。巷のフレームを眺めても、少ないと思います。ちなみに似たような形でイジピジは46□21ですね。

アメリカンヴィンテージのセルフレームのカッコ良さは、ブリッジの抜けにあったのだと思います。物理的に顔に鼻に合わせるとかでブリッジを最終的にどれに決定しようか?という問題が立ちこめますが、例えばかつてゴールデンサイズと呼ばれたFPD66で42□24と44□22と46□20があれば、まず物だけみれば42□24が一番カッコいいんじゃないかなと個人的に思っています。ブリッジは、広ければ広いほどアメリカンでカッコいいと。とりあえず、ブリッジ24ミリは現行品では熱いです。

ブリッジを広くした分、鼻の部分の寄せがあらかじめ最大です。パッドの真ん中から真ん中までの距離がおよそ18ミリでして、日本人の男の人の平均が18ミリくらいと資格をとるときに習うんですけど(女性で16ミリ)、ほぼその値です。なのでしっかり顔に掛かるようになっていまして、ブリッジ幅の表記24ミリでこんなにもしっかり顔に乗るものかと感動します。

TR 90は、セルロイドやアセテートと違い温めて曲げることがほとんど出来ないです。そのためテンプルエンドがあんな感じにはなります。テンプルエンドもそのままTR 90で作って、耳にかかる部分にだけ金属芯を入れたフレームも存在しますが、やはりフィッティングの手応えは薄くて、TR90でズリ落ちないようなフィッティングを実現させるとなりますと、こういう別素材で切り替える構造になると思います。そこは残念ながら。

色違いの生成りもいい感じでした。

先ほどアメリカンヴィンテージのセルフレームの良さは、ブリッジの広さだと書きました。ゆったり抜けている感じと。それも含めて、ざっくり一言でアメリカンヴィンテージの良さとは何なんだ?と、冷静になって捉え直しますと、ラフさじゃないかなと思うんです。現代の工業製品には無いと言いますか若干の許されないレベルのラフさがあります。それを取り入れることでファッションに軽さを一気に与えてくれるからこそ時代に迎合されて流行ったのかなと思っています。でも生地は光沢が強くて綺麗でドレス感もあって、結果ラフ過ぎない最高のバランスだったりしますよね。

このフレームのように、TR90素材となるとインジェクションの製法をとります。蝶番とかテンプルエンドとか、絶対に似せることの出来ないディテールも生まれるんですけど、フロントやテンプルの全体のラフさは、現代のほかのプロダクトに無いくらいヴィンテージに似ていました。そこを目指したものでは無いんでしょうけどね。向こうからしたらヴィンテージヴィンテージうるせなぁみたいな。どうあれ似ていてカッコいいです。

品番等の印刷は、バフで一瞬で消えます。掛けた時に製造番号等々が見えると嫌な場合、取り除くことが可能でした。掛けた時に表側に透け無いです。この辺で主張が一切無いのもヴィンテージに近いですよね。

顔に乗った感じも、物だけ見たときのラフさも、たまたまなんでしょうけど相当ヴィンテージの再現度が高いなと驚いています。セルロイドやアセテートによる復刻や再現フレームの方が、取れる構造やディテールの追求のおかげで、もちろん物としての近さはありますが。でもちょっとカッチリ感が入っていると思いませんか?そこで素材を変えて製造方法を変えて、インジェクションでアプローチすると、元のヴィンテージフレームに含まれていたラフでゆったりな雰囲気を、ふにゃっと感をかなり高いレベルで似せることが出来ているのではないかと感じました。となりますと、オプチル素材でアーネルとか復刻したらめっちゃ良い感じに再現出来そうですね。

店頭はあくまでヴィンテージと銀無垢のメガネの販売でして、ブルバキの本筋では無い余談とはなりましたが、再現度の高さにかなり感動したため紹介してみました。インジェクション系のフレームで、アメリカンヴィンテージに近い、雰囲気イケメンが世にこっそり出始めていました。

そもそもラフで、そこそこ気軽だったものが、しょうがないことではあるんですけど数が減ったりあれこれで価格が高騰して気軽さが失われていく中で、インジェクションのこういう再現フレームを手にしてみるというのも避けられなくなってきそうですよね。デイリーはコレで、みたいな。それに、もともとはヴィンテージ側にも黎明期に存在していた気軽に楽しめるという大事な要素がこれにはあって、なんだかとても良かったんですよね。

 

脱構築って言いまくると思います
雑記

23.02.01

これは面白いです。読み終わって、いまはもう一巡の最中です。ちょうど、脱構築とか言いてえなぁって思っていたときでした。

デリダを筆頭に、現代思想の流れが把握できます。現代ということで、まだまだこなれたサラサラした読み物が少ないイメージです。例えばヴィンテージなアリストテレスとかは、一般教養的な読み物がたくさんあるイメージですけど。素人には大変ありがたい本です。

原本までいかなくとも、ややハードモードな各人の読み物にあたっていないため、本当にデリダはこんな感じなのかなぁとか思わなくも無いんです。ただ、いっそのこと千葉雅也さんの考えの本と読んでしまえば、それでとりあえず済みます。内容が豊かなので、細かいことは気にならなくなります。

脱構築欲は半分冗談の半分本気でして、職人vs工業製品とか、現代の製品vsヴィンテージ品とか、大手vs個人とか。この2、3年のブルバキは、つまり脱構築したかったんだなと。

弁証法的に、二項対立の末に一つ上のステージに上がれれば良いんですけど。どうやら、ただの退行か堂々巡りのことって多いですよね。前にも同じ議論があったっぽいなぁとか。手のぬくもりって言いますけど、工業規格満たしていないのでそれはそれで安全性のぬくもりが足りないなぁとか。表裏とか陰陽だと、どうも物足りないんです。対立というスタートラインは、スタートした瞬間に振り返ったときに、すでに消えていないといけないわけですね。んー、難しそうです。

 

ずっとレイアウト変更をしていました
雑記

23.01.25

店のレイアウト変えようブームがきていました。ここに移って以来、初めてデカい水屋箪笥を一つ動かしました。

大きいものを一つでも動かすと、結構雰囲気が変わるものですね。自動的に中くらいのものも小さいものも、連鎖して細かく変える必要が出てくるので。何から何まで気になってしまって、ひさびさに自分の店を隅々まで見た気分です。

一昨年くらい前から、棚の移動は考えていました。動かすならもう一つ二つ理由があると効果が高いだろうなあと、それの方が単なる自分の思いつきに留まらないからより良いだろうなあと、思いついたタイミングで、とりあえずは動かさないことを正当化した結果、今の今までレイアウト変更が先延ばしになりました。もっと早くやるべきでしたね。ちなみに最後は、お客さんとの会話がきっかけで変えました。現代のヘビー論みたいな。

物の見え方も、動線もいい感じです。おかげで、他のお店みたいに綺麗にメガネが撮れるようになりました。

レイアウト変更に時間を割いていまして、ブログの一番上が算数のまま1週間以上経ってましたね。念のため、メガネ屋です。

50パーセントオフ、50パーセント増量
雑記

23.01.17

月一回、50%オフセールをやるお店が、来月から値段を下げずに月一回50パーセント増量キャンペーンをしますと。そういう上手い躱し方もあるんですね、妙に感心してしまいました。ストリートでとんちに出くわしました。

元々が半額セールなので微妙にバレていて、後継のキャンペーンが二倍増量じゃ無いから、半額よりかはお値打ちじゃ無いのは分かる。でも後継は何割引きなんだ???とりあえず値上げなんだろうなみたいな雰囲気が漂っていました。この切り返しは、パッとどれくらい値上がりするのか分かりにくいのも、なかなか優れています。

元々が30%オフで、後継キャンペーンが30%増量とかだったら、全く気づかれ無かったかもですね。

流行りの
雑記

22.12.26

タローマンを見ました。これが、話題のタローマンなのね。

個人事業主的には、確かに面白可笑しくてもいつまでも笑っていられないと言いますか、笑われるタローマンを見て身につまされると言いますか複雑な気持ちになります。山口一郎さんも、本当はノリ続けるのがしんどかったんじゃないのかなとか、作品から逸れて考えてしまいました。

岡本太郎展が年明けに名古屋に巡回してくるので、それが楽しみですね。

気になって計算
雑記

22.12.24

ちなみに大きい銀無垢の鼻パッドと書きましたけど、あと一回りが限界と通達は届いています。

今ある涙型の鼻パッドを計算しやすいので楕円と考えてしまって、長軸と短軸を測ると

13.0/6.5 (㎜)

でした。

あと一回り大きくの“一回り”が、人の想像を掻き立てますが、仮にぐるっと0.5㎜ずつ大きくなったとします。

14.0/7.5 (㎜)

楕円の面積は、長軸半径×短軸半径×πです。結果だけ書きますと、ぐるっと0.5ミリ、それぞれ1ミリ長くなるだけで、面積は1.242…倍という結果が出ました。予想より広くなりますね。圧の分散に、結構効果がありそうです。楽しみ。

閑話休題
雑記

22.12.23

箸休めが先に届きました。人類の至宝キャップです。

この前の「v-e+f=2」ってそう言えばカッコいいなあと思いまして、グッズとして作ろうと思ったんですけど、フレームは凸多面体ではなくて、レンズでそもそも穴が二つ空いてますし、オイラーの多面体定理の条件を満たしていないんですよね。メガネ屋のオリジナルグッズで、フレームが満たしていない式を乗せるというのはどちらにも不敬だなと思って却下しました。それでコレです。

これは数学界隈で人類の至宝と呼ばれています。これもオイラーの公式とか呼ばれています。意味のありそうなアルファベットが一塊で、多分πは何となく円周率って分かるかなと思っているんですけど、高校が理系だとeもiも、あったなーそれ!みたいになると思います。それに自然数の始まりの数字である1を足すと、0になるんです。何やらよく分からんなりに、ちょっと色即是空的な神秘性がありますよね。確かに都合が良すぎるくらいに収まりがいいのがこの数式です。

バンドTも、逆にそのバンドを知らないくらいで着ていた方がガチ感が無くてカッコいい時代なので、数学も知らないくらいで「でも至宝なんでしょ?」みたいな、カジュアルに戯れる時代かなと思っています。

銀無垢に合わせる帽子を作ろうと思いまして、訓練を受けておらずデザインの技量と才能が無いですから、とりあえずストリートでアウトドアの要素もあるナイロンのジェットキャップに、何をのせたら美しくなるかなと考えた結果があれです。そういえばブルバキだしなぁと今さら反省して、数学で何か一つということで人類の至宝を刺繍してみました。

書体は、それこそヘルベチカかなと一瞬よぎりましたが、数学のスタンダードな書体にしました。論文製作以来なのでもう忘れましたが、TEX(テフ)を使わないと綺麗な数式が出力出来ないかなと思いきや、エクセルで結構きれいな数式打てるんですね。教科書っぽくなるように、こだわりの方向性間違えているんだろうなと認識しながら、結構こだわりました。

総幅も、大きすぎず小さすぎずで特に考えていなかったので、グロタンディークの素数と呼ばれる、曰く付きの数字である57ミリに指定しました。55ミリではなく、60ミリでもなく、製作会社に一応その意図を伝えて57ミリにしてもらったのですが、めちゃくちゃ気持ち悪いと思われているんだろうなと想像しながら57ミリに指定しました。

銀無垢の美しさと、人類の至宝のもつ風格が合わさっていますね、ウソです。イメージとしては、黄色のHB-101の帽子を被っている年配の方をたまに見かけるのですが、そんな感じになったら良いなあと思っています。次に新商品のメガネとして銀無垢のメタル眉のサーモントが控えておりますが、キャップと合わせたときにその荘厳さを微妙に隠して、これが都市の迷彩みたいに働いてくれるといいなと思っています。

年明けに下北のイベントに呼んでいただきまして、メガネは外では売れんやろうなあと思いつつ、流石に呼んでもらって売り上げ0は失礼だよなと思いまして、時流に乗って、かなり焦って作った次第です。店舗名を入れるのを忘れたので、至宝だけを存分に味わえる仕様になっています。

黒と紺の2色です。

自分でこしらえるスタイル
雑記

22.12.19

正多面体は5個しか無いんですけど、多面体はたくさんありますし、正多面体ではないからといって美しく無いわけではありません。むしろ複雑で、それはそれで格別だったりします。

この本の作り方だと、正二十面体は10枚の折り紙で作れました。現物に書き込みながら、この前の「vーe+f=2」に触れてみるのも一興ですね。

正月とか暇なときにオススメです。パーツA・Bで20個と30個とか、もっともっと複雑で時間が掛かるものもあります。家族で協力して作るとかも良いかもです。

組み立てが難しいので、パーツ毎に色を変えられるように単色の折り紙を数色ずつ買うと良いです。全部違う色でパーツを作ると組み立ての段階でパニックになります。

私は一辺が17.6センチの折り紙を買いましたが、もう一つ下のサイズが良いかもです。パーツは折りやすいのですが、組み立てがハードです。折り紙がふにゃふにゃなので、出来上がったパーツの面が広いと、組み立ての際にコシがなくて苦労します。

多面体折り紙とかユニット折り紙とかで探すと本が買えるんですけど、前書きが刺さったこの本にしました。折り紙がどうのこうのが書いてなくて、多面体への愛しか書いてないんです。これはまさしく私向けだなと思ったんですよね。

折り紙の折り方の部分も分かりやすいですし、組み立ては一番分かりやすかったです。とりあえず今のところ分からず組めなかったことがないので。

多面体生活オススメですよ。

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