電話繋がらないので。水曜日の午前着、約束通りです。
カテゴリー:雑記

納期通り
雑記
19.08.27

純粋経験
雑記
19.08.25
もちろん、厳密に言えば西田幾多郎のあれとは違うんでしょうけど、なんかそういう言葉に出来ない部分を、言葉でしか表現出来ないもどかしさ全開で書いた感じが良かったです。特にページ81の、『ケーキのためにロケットを』の章が絶品でした。それを体と心、感動と感情の二元論で、題材は必ず皆んなが摂取する食べ物で展開されます。それ故にイメージしやすく、天才すぎる!と、ズキュンと感心していました。単純に、食べ物の嗜好がほぼ一緒なので、それも面白かったです。甘い物に対するアプローチ具合とか。

「こんな涙に、説明できる心の機微があってたまるか」
ブルバキの、メガネを見て「ワオ!」からスタートする、それにも通ずるなと。僭越ながら。ヴィンテージメガネも、純粋に感動することの実践なんです。そうありたいわけです。
(仮)
雑記
19.08.20
まだ未確定ですけど、9月に出張販売する予定です。県外です。またそのうち書きます。
そのやり取りの中で、括弧書きで所在地を書くのですが、(名古屋)じゃなくて(愛知)にしたところ、背負う範囲広げすぎじゃない?みたいに言われました。
これは私だけかもしれませんが、愛知=トヨタで名古屋=レクサスみたいな、そんな感覚があります。もとは三河の人間なので、未だ名古屋市民と自分で言うのを躊躇ってしまいます。出身は?と聞かれても愛知と言いますし。名古屋生まれの方は、出身も名古屋って他県の人にも返事していませんかね?どうなんでしょう。

問題解決に2年
雑記
19.08.20
頭を悩ませていた問題が一つ、解決しました。それは、お店のティッシュ箱をどうするか問題です。
唐突ですが、ティッシュ箱ってどれも古物に合わないんです。こう、清潔感を出そうとしているあのフレッシュな感じの外箱が、どうも空間に合わず。存在が浮くんです。名古屋に移って2年、ずっと気になっていました。
籐のティッシュボックスを何度買おうとしたことか。その度に、そもそもあの四角い形状がもう嫌だなと。四角くて上が白くてヒラヒラしてたら、それはもうティッシュ箱過ぎるのです。家だと全然気にならないんですけどね。家は箱のままです。
で、見つけたのがコレ。壺感ありませんか?私は、本当にそう勘違いしたんです。盆に旅館に泊まって、掛け軸の下にこれが置いてありまして、ティッシュのエクストリームなイケてる置き方だな、装填の仕方を真似しようかなと思い手に取った瞬間、陶器の壺じゃない樹脂の容器という衝撃を受けました。しかも、旅館の売店にあり、まんまと策略にハマって買って帰りました。
願うと叶いますね。本当にずっと悩んでいましたから、すごい稲妻だったなあ。

にょっにょにょっにょにょにょっ
雑記
19.07.29
つい勢いで。1日で6回もにょっとしちゃいました。特に1冊目と2冊目、あとがきが良かった。
よく、初めて来ていただいたお客さんに、ヴィンテージ眼鏡について勉強不足で云々と言われます。そういう店が多いんですかね。ブルバキ的には、無い方が歓迎ですよ。
何となくですけど、ワオが消失する方向の知識が巷には溢れているので、多分あたまに詰めない方が幸せだと思います。にょ×6から、そういう近さを感じました。勘違いかも。

鳥肌
雑記
19.07.24
アマゾンのサジェスト機能は、欲しがる私に、気づいていない角度から更に欲しがらせるので困ります。
わりと川上未映子さんの本は読んでいたつもりでしたが、対談集が出てたみたいで。アマゾンにサジェストしてもらいました。川上未映子さんに限らず小説家さんは、対談が上手なイメージです。NHKの番組《達人達》も、一方が小説家さんの回は、大体深掘りがスイスイで面白い回が多い気がします。
この本も面白いです。編集も素晴らしいのか、一個ずつは短いですけど、物足りなさ無く、直ぐに対話が沸騰している感じがします。読み始めて4秒で深い部分に届く感じです。
個人的なハイライトは穂村弘さんの語りの部分、119ページかと。
『…僕たちが食事をするように、あるいは楽しみで何かのメディアに触れるように、表現されているものを見たときに感じる共感的な意味での感動の精度はとても低くて、自分に関係あることがそこで行われていれば人は感動するよ。だけど、その精度や価値を疑うこともやっぱり必要で。みんなが追い詰められて打ちひしがれている今みたいな世界だったら、「君はそのままでいいんだよ。頑張っているよ」と言われただけで、人は感動するわけだよね。それは嘘じゃないけど、でも表現の価値はそれだけじゃない。共感による感動とは逆のものの価値をもっとアナウンスするべき。でも今はそういうものにはみんな非常に冷淡でしょう。わからないことが書かれていれば、それは勉強しろという意味ではなくて、その垂直性には切実な価値があるんだというアナウンスがされないと。」(六つの星星 川上未映子対話集 川上未映子著 文藝春秋 2010年 引用は‘世界はコトバで満ちている 穂村弘’ページ119・120より)
私がこの箇所に感動したということは、これを借りれば精度が低いと言いますか、ブルバキの在り方に直結する話なのでそりゃ共感して当然でしょうね、ということなんでしょうけどね。ブルバキを始めた理由にもかかわることでして、上手く言葉に出来なかったところが、こうも簡単に1ページいかないくらいでスパッと表現されていると凄いなと。そして、そのアナウンスが難しくて3年間ずっと悶えておるわけです。

そろそろ梅雨明けますね
雑記
19.07.23
いざ目にすると色々考えてしまうことがありまして、しまった23日が発売日で発売日の昼に買い来てるということはめちゃくちゃ発売日が待ち遠しくて前のめりな奴じゃんとか、そこを恥ずかしがらなくてもいいような社会が出来ると良いね的なメッセージを彼女らはこの雑誌でも発信しているわけなので、買うのを恥ずかしがらずに漢ブルバキの意気地をいまこそ発揮しないと逆に恥ずかしいとか、割と店内で逡巡しました。結局、ブルータスとセットで買うことでインテリジェンスを足してみたんですけど、改めて机に並べてみると、それこそそういう小賢しさが一番ダサかったのかもしれませんね。
そんな31歳の夏のスタートです。サングラスをかけて自転車で通勤するだけで楽しかったです。何なんでしょうね、この夏の日差しのアクティブさは。
今年は終わりです
雑記
19.07.19
工場の関係で、割と自由に玉型変更等々の改造していたSPMフレームの特注品が、今年は終わりになりました。ブリッジの完全再現等々も上半期に行ってきましたから、後半は銀無垢の仕上がりを待つのみという感じです。ありがとうございました。
世間話
雑記
19.07.19
銀無垢で詳細打ち合わせ。それぞれの要所等々、なぜこのような変更になったのかお伝え。お客さんのイメージが製造側にもあれば、よっぽど出来上がりで「あれ?」みたいなことが起こらなくなりますので。
それに関連して、世間話的に「最近、頭部が伸びてる傾向って感じます?」というざっくりとしたフリがありました。
ブルバキ個人としては、その予感が大有りです。とくに平成生まれは、側頭幅が男女共、昭和世代の平均より-10ミリずつだと感じています。統計取ってませんけど。顔幅が狭くなって、奥行きが増えた感じします。外人みたいな、横から見てカッコいい頭部形状に近付いています。インスタ見てても顔小ちゃいですからね。
ファッションのゾーンに強いメガネですと、男性向けフレームの場合、大体145ミリのテンプル長だったりします。そういえば。5ミリくらい、奥行きは伸びてるかもしれません。
何名か美容師さんも、同じようなことを言っていた記憶があるので、日本人も8頭身くらいが標準になって、ぐんぐんスタイル良くなっていくんでしょうね。

ブルバキって、本当に欲しがりますよね
雑記
19.07.16
そういうつもりでも無かったんですが、手元にあればなぁと、ちょうど感じていました。お客さんが貸してくれました。欲しがるよねブルバキって奴は。多分自分のは、実家に置きっ放しです、乳と卵。
基本的なことが全然分かっていないまま、この前のブログの夏物語を読みましたが、なるほどあれの第一部は乳と卵ですね。そういうことでしたか。なので、私みたいに全部忘れた状態でも、夏物語さえあれば事足りるようになっています。素晴らしい、ありがたい。
早速、ささっと1時間くらいで乳と卵を読んでみましたが、違う箇所も多々でした。むしろそれは露骨でして、読み比べてそれぞれを楽しめるようになっていて、それはそれで時間をかけた甲斐があるってもので、ありがたいです。吉本ばななのとかげとひとかげ的なアレですね。
乳と卵は、つっけんどんで面白いです。親戚と言えどもやや他人事として傍観している感じがあります。ですから、読む側もそれくらいのライトなスタンスで読めて、色々難しく考える子もおるなぁくらいな感じで終われます。
夏物語は、自分事としてずしずしと、のし掛かるように書かれてありまして、第二部まで通すと読み終わった後にズシンときます。