栄のソニーストアにて、ハイレゾの試聴機を試しました。記憶が曖昧ですが、本体で30万くらいでしたから、携帯音楽プレイヤーの最高峰であることは間違い無さそうです。イヤホンを買ってみてから、何だかんだその周辺に興味は出てきています。なので、まずはトップとは何ぞやを体感してきました。有難いです。
驚きました。音に広がりがあって、それを手掛かりに空間を感じるというよりは、空間が用意されていて、その中で方向を持った音を聴く、つまりは生で聴いている感覚に非常に近いと感じました。目を閉じて、脳の情報処理を耳にシフトすると、一層自分が何かしらの場に置かれいる感覚が強くなりました。
ここまできますと、正しい音とは何でしょうね。このハイレゾの音なのか、生の音なのか、レコーディングのときの演奏者が共有していた音なのか、、、。少なくとも視覚と同様に、何か一点で捉えたり評価出来たりするものでは無いということは、ぼんやり立ち込めてきまして、音の良さも一次元で順序付けられないないと感じました。検眼で視覚に対してアプローチすることと、音質をアレコレ究めていくことは同値ですね。おもに金銭的なゆとりがあれば、実践してみたいゾーンです。