検品完了しました
ヴィンテージのメガネ

18.01.23

ドイツからの荷物の検品が終わりました。

ペルソールです。レイバンもペルソールも、そんなに乗り気では無いのですが、このモデルは好きなのでやります。一本じゃ寂しいので、他に型違いで3本くらいあります。もちろんRATTIです。

レスカとペルソールがくっついた、欲張りセットみたいでいい感じです。鼻幅が広い、且つレンズがデカイのでガラスは諦めた方が無難です。形状的には、鼻盛りせずに、ゴーグルみたいにピッタリくっ付くくらいで掛けるとカッコ良いのでしょうが、殆どの日本人が無理っぽいです。鼻がパス出来ても、頬が当たりそうです。それにめげずに、何とかする予定で取っています。

本日も
営業案内

18.01.22

昨日の余波がありまして、本日も17時ごろには閉めます。すみません。昨日は、検眼以外のことを2連発で喋りすぎました。

ドイツから仕入れしました。日本の物だけで完結させたいところですが、新鮮さにどうしても欠けるので、久々に入れました。それの準備も今日から早速します。週末にはバッチリ見てもらえると思います。

明日の営業について
営業案内

18.01.20

明日日曜日は、オープン直後と夕方くらいに検眼の予定が入りました。

明日は、お渡し予定がある方のみ、営業します。商品は受け取れます。すみません、それ以上は私のキャパオーバーです。

戦利品
雑記

18.01.19

昨日は、大須の骨董市でした。次の開催日となる28日は、日曜日なので行きやすいと思います。

昨日は割と本気といいますか、私的にはお笑いなしのカッコいい物しか買って無いです。特にホッチキスは、2年くらいのんびりとこんな感じのを探していたので、非常に嬉しかったですね。パテントとJISマークが入っているだけなんですけどね。

どうしても、金属の塊に手が伸びます。重ければ重いほど好きです。銀のメガネも、そういう趣向が反映されていると思います。インディアンジュエリーとか買っていた時も、2択で迷ったら、デザインではなくて重さで決定していました。重い方がカッコいいという感覚です。そういう病気でしょうね。

水曜日から金曜日ですが、1月31日から2月2日は休みになるので、ご来店予定の方はアレコレ予定を織り交ぜてお越しくださると嬉しいですね。

根強い人気です
ヴィンテージのメガネ

18.01.19

レスカのお持ち込み。元々はG15系の、グリーングレーのレンズが入っていました。写真はレンズ変更済みです。グレーの50%、ハードコート、フラットレンズです。フレームカーブを落とすのに苦労しました。

実寸のレンズサイズが43ミリで、濃度80%くらいのレンズが入ると、シャネルズ感がどうしても出ます。良いか悪いかというよりは、好みです。一般的には、濃さを落とした方が使いやすいと思います。

鼻盛り前。実寸で24ミリ。日本人だと、18ミリ〜20ミリくらいまで詰めないと、かけられないでしょうね。

鼻盛り後です。19ミリまで詰まりました。これなら鼻に乗るでしょう。

テンプルの開き。一旦150ミリまで開いています。男性なら150ミリ〜160ミリくらいで収まることが多いです。初期値は120ミリでした。これだとおそらく、掛けた瞬間から下がっていたと思います。

野暮ったい感じが薄まって、程よいです。ミラーまでいかない、自然な光の反射です。

それにしても、どうやって販売しているのか気になりますね。それに、買ってちゃんと使えていない人が多そうです。皆さんどうしているのでしょうね。それが原因で、メガネが煩わしい物という認識になってしまうと悲しいです。作業しながら、いつも思います。

ブリッジ特注品
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

18.01.19

SPMのフレームです。上が、年末に特注をかけて、届いた品です。下が通常品。ブリッジを狭めて、パッド足を取り付けました。

お客さんの目と目の距離が57ミリです。レンズだけ小さくしても、鼻付近の余白が出来てしまいますから、今回はブリッジから詰めました。フレームサイズとしましては、43◻︎18です。レンズを1サイズ詰めても良かったのですが、女性のお客さんなので、かっちりし過ぎる印象にしても…という判断です。レンズサイズはいじらなかったです。

フレームのバランスだけ見ますと、KOOKIのジュニアフレームみたいです。ナードな可愛らしさというよりは、幼い感じが出ている気配がします。ただし、フレームの美しさによって、全体としては引き締まった凛とした印象が保てているのではないかと思います。一安心です。茶系でセル巻きしても良さそうです。

粋でした
雑記

18.01.17

頂き物。老舗の葛湯でした。金沢の落雁諸江屋さん。

パッケージも良い感じですが、作り方の書いてある紙片が粋でした。

「…葛の匂ふ風情は中々に捨てがたいものです。」

自分を誇張せず、ビジュアルや味の濃さや刺激の強さを、つい重視してしまいがちな現代を蔑まず、そして現代の派手さと対比させることによってクッキリと顕われる素朴さを謳わず、ただただ葛湯の良さを伝えるいい文章でした。

簡単なようで中々出来ないですし、私もメガネに於いて、比較対象を用意して良さを伝えがちですので、勉強になりました。とりあえず今は、いつもの表現がリセットされてしまったので、美味いとだけ書きます。

頂き物
雑記

18.01.15

いい文章が載っていました。

「人生のバランス。

 

そして

世の中のバランス。」

 

例えば、これが「世の中‘との’バランス。」という表現であれば、おそらく、私と世の中との折り合いをどうつけましょうか?という感じの内容でしょうし、目指すは私と世の中の融合・調和の様な文章と受け取れます。

ただ、今回は「世の中のバランス」と、一行の空白の後に記されています。自分の人生を考えようとすると、間も無くそれは自分と社会との関係を考えることに変換されてしまうことを表しているかのようです。そして、人生のバランスと世の中のバランスが、交わらないこともあると、示唆しているようにも感じます。

確かにそうかもしれません。そもそもバランス同士が一致することが平穏で善なのか、離れていることが異端で悪なのか、はたまた逆なのか判然としません。齟齬が善か悪かは、結局は自分で決めていくことなんでしょうね。

短く、ピシャッと、核心を突くような文章を書けるとか、言葉を紡ぐことが出来る人が羨ましいです。このブログから漏れ出ている通り、私はそれが無理な人生でした。

 

もうすぐ2年
雑記

18.01.14

確か、2月5日のはずです。豊橋時代を合わせて2年になります。ありがとうございます、おかげさまで続けられています。2周年記念を何かやるとかではありません。むしろやりません。

オープン前日に、資材等々を搬入している最中に頂いたのが、この湯呑みです。搬出でたまたま来ていた陶芸家の方から、直接頂きました。2月4日という日付が頭に残っていますが、それがオープンした日なのか貰った日なのか、忘れました。日報を見れば分かりますが、大した違いは無いので調べないでいます。

「2年続ければ楽しくなる」

と、そのとき教えて頂きました。根拠は無さそうですが、頼もしい教えでした。むしろ根拠があれば、道から逸れた場合に、直ぐに諦めてしまっていたかもしれません。盲信する為には、無い方が良いこともあったなと、思い出しました。

ここに移ってから、すでにガラス製品を2つほど割っているので気をつけます。

古いレンズ
メガネのはなし

18.01.13

古いレンズを沢山預かりました。実際に嵌め込むことは少ないと思いますが、当時のパッケージが中々カッコいいので展示しております。

その中から1つ。もちろんパッケージのデザインも良い訳ですが、それよりも注目したいのは、レンズ袋右上のスタンプです。

「パリジャン 44ミリ」

と記載があります。パリジャンとは、レンズの形の名称です。現代の日本ではウェリントンと呼びますが、60年代くらいまで、パリジャンの名称も使われていた様子です。手持ちの資料でスッと該当箇所が出なかったので、また出たら載せます。

例えば、ガラスの丸の50ミリや45ミリで薬研がつけてあり、そのままフレームに嵌め込むだけというパターンは、比較的よく見かけます。ですが、ウェリントンの加工済みレンズは初めて見ました。光学中心を合わせるとかは出来ないので、現代だと100均とかにあるような既成老眼に近い販売も、店頭でしていたと想像出来ます。袋には、左右同じ度数でセット組されていますからね。

レンズと同じ年代であろうと推測されるフレームを並べてみました。サイズは44◻︎20です。確かに、手でサイズを整えれば入りそうです。

また、これや他のパッケージを見ていて面白いのは、レンズの卸商社の独自のパッケージというところでしょうか。

今は、大体工場から直です。ですし、パラメータ表記が主で、デザインは無いか控えめです。

 

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