一階に降りて営業しております。規模はちょっと縮小して営業しておりますが、修理含めて承っております。皆様のお越しをお待ちしております。
お持ち込み、レンズ交換のご注文です。磨きも行なって、新品みたいに仕上げる予定です。
16.12.11
一階に降りて営業しております。規模はちょっと縮小して営業しておりますが、修理含めて承っております。皆様のお越しをお待ちしております。
お持ち込み、レンズ交換のご注文です。磨きも行なって、新品みたいに仕上げる予定です。
16.12.09
明日から、場所をお借りしているアナログさんでイベントが始まります。私も一階に降りて営業しております。選択することが楽しくなるようなイベントです。
25日まで休まず営業です。火曜日も営業します。この機会に、ぜひ足をお運びください。お待ちしております。
16.12.08
土曜日からのアナログさんのイベントに向けて、明日はお休みとなります。何卒、ご容赦ください。
なお、イベント期間中は1階にて営業します。ぜひお越しください。お待ちしております。
16.12.05
久々に載せます。あれこれ書きすぎました。もはやヴィンテージのメガネ屋かどうか分からんくらいでしたね。
60年代前半。フランス製。
メーカー自体はアメリカのメーカーです。50年〜60年代となりますと、アメリカではフレーム(特にセル)のメーカーが群雄割拠する中で、デザインによって頭一つ出ようとしたのでしょうか?フランス特有の、ラインの綺麗さがあります。
何故か、テンプルがペルソール風です。ペルソールはイタリアのサングラスで有名なメーカーです。イタリア版レイバンみたいな感じです。
リベットがダブルダイヤなので、色んな要素が詰め込まれていて面白いです。久々の個人的に相当グッときたメガネのご紹介でした。
メフレクト的な、ヘリンボーンみたいな箇所にバネ性があって、柔らかい掛け心地です。
16.12.05
高校倫理の序盤で出会います。ソクラテスで一回、王陽明で2回習うかと。
その時の記憶で、知行合一(ちこうごういつ)とは
「知っていても、やらなかったら知らないのと同じ」
と習ったはずです確か。100点の解釈では無いかもしれませんが、実践を伴うことの重要性を説いていると何となく感じております。このお題が教科書で出る前に、宿題で知識と知恵の違いを自分なりに考えるというのを課せられた記憶が残っております。
私の話があまりに長いので、
「良い話をありがとうございました」
ということで、帰る為の必殺で言われます。その度にすみませんでしたと感じるこの頃です。知行合一の考えからすれば、良くないということですもんね。その方にとって。
変な気遣いをさせてしまっているんだなと、都度反省です。
16.12.02
暮らしの手帖 50号 1977年から
この頃から、メタルフレーム=いやらしいですか…。根深いですね。
ちょっと前ですが、私がメガネの基礎を教わった方がその時で64歳くらいでして、その方が20歳くらいの頃のメガネ事情を聞いたことがあります。70年代のメガネの様子ですね。その方の覚えでは、プラスチックばっかり作っていたと言っていました。特にオプチルはよく作ったよねと。
なので、今と事情は似ているのかもしれません。メタルのフレームが一般的には少ないので、珍しくみえるのでしょうかね。良いと思いますけどね。
16.12.01
すみません、勝手ながら明日12月2日(金)は16時過ぎにはお店を閉めます。アナログさんは通常通り営業しております。私が不在なだけです。
何卒、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。
16.12.01
久々に、銀のフレームのお話をじっくりする機会が1日のうちで複数回ありましたので、その周辺のことを書こうと思いました。
似合う似合わない、カッコいいカッコよく無い、カワイイかわいく無い、、ある程度、他者や社会との距離感を掴みながら判断を下すところから外れて、美しいと感じたそのままに着ける。常に身につけていたいというそれだけを感じている状態、それこそ各人の感性が剥き出しになっている瞬間でしょう。まず、それを体験して貰いたいなという思いがありました。
情報社会ということは、おおよそ色んなことが言語化されるということでありまして、つまりは理屈メインの世の中になっているということだと考えています。スイスイ物事が進むので、住みよいのでしょうし、今もその合理性を享受して生活しておりますので、それを悪とは申しません。ただ、ちょっとだけそこから外れてみるという豊かさの余地が、まだあるのではないでしょうか?むしろあって欲しいという願望が混ざっています。感性とか言葉に出来ない良さという余地です。むしろ、その豊かさの方が人生において強烈に作用するのだと感じています。
自分だけの実用性という尺度においては、コスパは悪いです。ただ、自分を越えて受け渡される物であればどうでしょうか。また実用性のみならず、上述のような心への作用やその連鎖がありますから、そこまでの悪では無いと思っております。圧倒されるほど美しければ、受け渡すという連鎖はきっと成されるでしょう。
物と一緒に色んな要素が伝われば、それがメガネを介して行われれば良いなという思いがあって、銀のメガネは用意しております。
16.11.30
ウッドフレームのレンズ枠入れのご依頼。一回割っているようで、接着面が浮いて表面に段差があります。そして乾燥しきっているのか、ミシミシいいます。一旦、接着面を剥がして綺麗にし、もう一度綺麗に密着させます。そうしないと、レンズを入れたときに結局外れそうなので。
トップの写真は、接着させて全体をヤスリ掛けして表面の古い塗料を落として滑らかにした状態で、オイルワックスを染み込ませています。再着色と、木全体にしなやかさや柔軟さを持たせるのが狙いです。元々は表面の着色のみで、ワックスが木の内部に染み込んでいる様子は無かったです。乾燥したミシミシ感は、おそらくその為でしょう。
ここまでやってレンズ装着時にリムが切れたら、そのときにまた考えます。今日は一旦乾燥待ちです。
(最初の状態)
16.11.30
暮らしの手帖(1979年 11/12月号 63)にて、メガネとメガネ店の製品試験が行われていました。古本で見つけました。暮らしの手帖の花形企画に、メガネがテーマとして取り上げられてて嬉しいですね。
正直、その時代の正しいとされていたこととか、諸々現代との差異はありますし、推測でその時代の状況を鑑みても何だかなぁと、思わないことは無いです。ドラマ「とと姉ちゃん」での洗濯機メーカーの気持ちが少し分かりました。
ただし、この暮らしの手帖の問題提起は大事だと思います。例えば、今も同じような提起が出来てしまうメガネ業界の状況は、この雑誌から40年ほど経っていますが、良い方向に全力で向かっていないということの証でしょう。
また、メガネの専門誌も昨今増えてきていますが、メガネ業界への自己言及がほぼ無いような気がしています。それも、この暮らしの手帖を見て感動した理由の一つです。業界外の雑誌の方が切り込みが鋭い訳です。しかも昔の。
ブルバキとしましては、周りがどうこうではなくて、お客さんに助けてもらいながら粛々と精進するのみですね。
個人的に左の男の方の掛けているメガネが、メチャメチャカッコいいと思っています。