ぴったり。自店の胡散臭さが消えたので、やっぱり植物の美しさは良いなと思いました。年末の準備です。
言葉本来の使い方では無いですが、生命の弾みのようなみずみずしさに惹かれることが多くなりました。おそらく、銀無垢とか無機物ばかり眺めているからかもしれません。
17.11.25
ぴったり。自店の胡散臭さが消えたので、やっぱり植物の美しさは良いなと思いました。年末の準備です。
言葉本来の使い方では無いですが、生命の弾みのようなみずみずしさに惹かれることが多くなりました。おそらく、銀無垢とか無機物ばかり眺めているからかもしれません。
17.11.25
ガラスの度なし、ノンコートのカラーレンズが取り易くなり、加えてシャドースリーの色味が仲間に入ったので、あれこれ遊ぶにはそこそこ嬉しい環境が整っています。
ということで、自分でも使ってみようかと思います。写真のような、黄味がかった緑です。レイバンの一般的なカラーレンズ、G15カラーは、灰色っぽい緑です。シャドースリー(#3)は、遠くからも緑と分かります。可視光線透過率も高めです。
80年代のヴィンテージ、複式跳ね上げがあります。これを使えば度付きのひとでも、ノンコートの有色ガラスが使えます。
型直しも磨きも相当時間が掛かった割に、思った以上に人気が無いので、自分で使います。

17.11.24
レンズの枠入れ依頼でした。ヴィンテージ、増永眼鏡のブローです。
おそらくデッドストックですが、その場合でも、ただレンズを削って入れるだけではありません。少なくとも当店では、ですけど。

レンズサイズが適切かどうかチェックする為に、なんだかんだ眉は外さなくてはなりません。そうしますと、経年変化でプラスチックが縮んでいる分、ネジ穴とのズレが生じます。写真ではわかりにくいですが、ネジ穴で半分くらいの縮みが観察されます。この場合は、ドリルで穴を広げるしかありません。迂闊に眉パーツを外すと、穴あけできない場合は戻せなくなります。

フレームカーブも変更です。眉なし(写真右手)が加工後です。これくらいフレームカーブを落としておけば、綺麗にレンズが入ります。これは度数との兼ね合いもありますが、球面設計なのか非球面設計なのか、この選択にも依存します。いずれにしましても、レンズ、フレームともに負担をかけないようにするには、整えてあげるべきでしょう。

ここまで処理してあれば、今回のようにガラスレンズを入れても、テンプルの開閉で眉とレンズが干渉し、レンズに小さな欠け(チップが入る)とか逆にフレームが欠けるとか、あれこれの問題も生じないと思います。
サーモント、ブローのフレームが、修正しながら枠入れしていると一番時間が掛かるかもしれません。
17.11.22
メガネとは関係ないサイズ感について。
コミュニケーション能力とか、その周辺の話になりました。そういえばメガネ屋なのに、そこそこの頻度でその辺りの話になります。メガネとの関わり具合を探るために、仕事の内容や状況の話に行き着くことが多々だからかもしれません。
それが有るとか無いとか、有る方が望ましいのか無くても良いものなのか。それぞれの方の考えがあって面白いなと、いつも聞いております。そのときに考えているのは、その人の想定しているコミュニティの大きさは、どれくらいなのかなということです。
想定しているコミュニティの大きさで、望ましいコミュニケーションの質も変化するでしょうし、お互いの想定しているコミュニティのサイズ感のズレが、望ましいコミュニケーションについて会話している最中のズレに繋がるのでは無いかなと考えています。大きいのか小さいのか、密なのか粗なのか。
メガネの販売でも共通する部分はありまして、カッコいいメガネ、オシャレなメガネと言われた際の「カッコいい」「オシャレ」というワードが、どれくらいのことを包括しているのか。そこをいつも気にしています。加えて、例えば「美しい」メガネと、「カッコいい」メガネの概念に、重なりが有るのか無いのか。有る方が優れているとかでは無くて、有れば一石二鳥のメガネが作れるなと、無ければどっちの要素が生活に欲しいのかなと、それくらいの感覚です。
17.11.22
本日は、18時半ごろには閉めます。よろしくお願い致します。
17.11.19
おまたせしました。ここまで来るのに、2年もかかってしまいました。自分でも、やるぞやるぞ詐欺みたいになってしまうのでは無いかと不安になりましたが、何とかたどり着けました。
ようやく、念願の、銀無垢フレームの定番玉型が揃いました。今回は、各1本の合計3本作ることができました。これも、皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。
来年は、もっと作れるように精進します。
17.11.18

上から
・チタン鼻パッドの大き目が登場(写真右手)
・金色の鼻パッド解禁
・一山用、セルパッド解禁
です。もともと、商品に標準装備されているはずですが、小売店のパーツとして供給が無かったものが、解禁されていました。
些細なことですが、メガネをカッコ良くする手段として鼻パッドを交換することは有効です。個人的に金色のパッドは、やっと交換対応が当店でも出来るようになったので嬉しいです。
一山用のパッドについては、他所のメッキの物に使うと良いかもしれません。剥がれの予防にもなりそうです。SPMや銀無垢の一山に関しては、高さが合わない場合は特注で改造したら良いので、これはあまり出番がなさそうです。とりあえず、グレーのみ用意しておきます。
17.11.14
『考えるヒント 小林秀雄著 文春文庫 新装版2004年 p.36』
電話やメールでは上手くいかなくても、会ってしまえば、面と向かって話してしまえば一瞬で解決出来てしまうことは多々です。それが分かりやすく表現されていました。
主張であれば、ディベートの形式になりますから、議論の(内容というよりは)勝ち負けに陥りやすいです。告白であれば、受け止める・止められないの選択になりそうです。受け止められないとしても、目の前で告白されたら、その場をなんとかしようと一緒になって代案を模索することも起こり得そうです。対話の形式に近いのかもしれません。何となく私のイメージですが、非対面の形式は主張になりやすく、対面の形式は告白になりやすい気がします。やはり、顔を付き合わせると、抑制が効くのかおおよそ告白に近いニュアンスになりますね。
ちょっと前に、お客さんと価値観と言いますか、物を買うときの判断基準の話になりました。いまの選別でいけば、お互いの告白だったのでしょう。大枠が一緒ならば、具体的な表現の細かい違いなど気にならないですね。気にならなさすぎて、その部分を忘れています。
もちろん、全て合致していた訳ではありません。完璧な合致は、それはそれで不気味でしょうけど。もし主張同士であれば、その些細な違いから亀裂が生じることもあったかもと考えると、一層不思議に感じます。
ああいう瞬間は、なかなか訪れることはありませんが、その瞬間の為に働いている気さえしてきました。メガネから離れすぎないように努めます。
17.11.11
明日12日の日曜日は、13時オープンに変更です。ご迷惑をおかけします。
東別院のアンティークマーケットでも覗いてみようかと思っています。名古屋に出られる方は、そちらも覗いてみてはいかがでしょうか。円頓寺ではパリ祭もやってますね。名古屋は祭りだらけです。
店を片付けるための何かを買えればと思っています。買い付け等の仕事では無いです。見かけたら、ちゃんと仕事しろと声を掛けて下さい。
私の店の立地もそうですが、名古屋は栄や大須以外の場所も面白いですよ。散策してみると良いと思います。
17.11.11
ローデンストックのツーブリッジが入りました。中央産業貿易が引っ張っていた時代です。

鼻パッドが、箱型ではなくて輪っか状です。これだと、現在一般てきな箱タイプよりもスッキリ見えます。可動の範囲は箱タイプのまま、カシメや抱きかかえ型のパッドの見た目でカッコいいです。加えて、汚れが溜まりにくいという、実用性も兼ね備えています。個人的に、一番好きな鼻パッドの形状です。
まさか、ローデンの特許だったんですね。だからどこも再現しないのか、残念。