問題だらけ
雑記

24.03.25

写真だと上手く映らないんですけど、LEDに変えました。めっちゃビカビカに輝いています。LEDから発する光の特性上、蛍光管に表裏があるので、看板を両面輝かせることは出来なくなりました。

蛍光灯は2027年問題がありまして、このお店では今まで集めてきた看板の灯りをどうしようかなぁという感じです。今回のは簡単にLEDの代わりが見つかりました。特に一つ、蛍光管を軸にしてクルクル飾りを回している看板がありまして、径も大事になってくる看板は、諦めざるを得ないかもしれないです。

せっかく看板たちも集めましたし、やっぱり光っていて欲しいけど、ダメなら諦めるくらいな感じで、簡単に手に入るならLEDに替えています。

俺?我ら??
雑記

24.03.25

子どもが“俺たちになる為に、きっと我ら歌うんだよ”と、その部分だけをひたすら繰り返し歌っていました。

微妙に日本語が変なんですけど、詩ならそんなこともあるかと考えつつ、幼児にアイデンティティーの確立がテーマっぽい歌を歌わすのかなと。高校生の合唱コンクールでもちょっと重めなテーマな気もします。でも間違いなく、俺たちや我らと、発声している…。

それで、そのまま検索した結果がアレです。まさか答えにたどり着くとは思っていなかったんですけど、メロディからこれでした。友達になるためにひとは出会うんだよ、でした。検索すご。

いまいま検索すると違うものも出てきていますが、真ん中にまだちゃんと正解が出てきますね。

俺たちになるって、すごくロマンチックですね。当たり前のように、俺は生まれてからずっと俺なのに、(いまは望む)俺じゃないから、俺の意志で(望ましい)俺になるってニュアンスですもんね。思春期以降だよねやはり。

めっちゃカッコいいやつ
修理とメンテ

24.03.25

お持ち込み。アーレムでした。鼻盛り完了で、レンズが届き次第枠入れ予定です。見本染色の上がり待ちです。

切削痕を装飾に取り入れていまして、それがめっちゃカッコいいんです。鼻盛りとなりますと、ちょっとのヤスリやら溶剤やらなんやらも触れたらアウトなので緊張しました。

 

大成功
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.03.18

これはバシッと決まった気がします。このフレームに対しての、玉型どうしよう問題がひとつ片付きました。

ヴィンテージに参考になるぴったりなフレームがありました。エッセルの一山です。玉型の横長な感じも、四角なんだけど角が全部丸くなっており、ちょっとだけ柔らかい雰囲気も良いんじゃなかろうかと。

縦が短くて、しっかりとY2K感があります。その時代のそれらと違い玉型が柔らかい雰囲気であることで、ウェリントンやボストンの流れからここに来ましたよ感があります。連続かつ滑らかです。

段取り8割
ヴィンテージのメガネ

24.03.18

USS の下ごしらえでした。左右同じ薬研カーブの枠入れをしたいので、不良在庫の黄ばんでしまっているプラスチックレンズで同度数のペアを削って、フロントの反り具合をみてみました。

普段はそこまでしないんですけど、今回はテンプルのガタつきが1センチくらいありまして、どこからガタついているのかハッキリさせたくて、ジャブでダミーレンズを削りました。結果はフロントは関係なさそうで、テンプルから角度を直すしか無さそうです。

元のネジが刺さらなくなるので、1.4ミリに拡張して日本製のマイナスネジを挿しなおしています。

反対側の蝶番は、当たりに偏りがあったので、とりあえず調子を取って本番に備えています。

3月12日(火)は休みです
営業案内

24.03.11

明日3月12日(火)は、月例の眼科さん出張のため、店は休みです。

今年から第二火曜日になりました。お気をつけください。

気合い入れ過ぎた
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.03.11

前にブログに書いたオーバルの玉型が、実は後々なんか気になり始めて。レンズ幅を50ミリから53?54?ミリにした際に、なんも気にせず機械でそのまま幅を増やしたのですが、天地も程よく伸びてしまった関係で、ちょっと欲しいシャープさが無くなってしまったなぁと。ということで、もう少し厳つい玉型にしてみました。

カッコいいけど怖すぎる。これで保育園に行ったら、怖くてみんな泣いちゃう。こんな感じのツーポイントが流行りそうみたいなヤフーの記事がありましたけど。多分あれです、若い女性だとツーポでこんな感じの玉型にしたときに、物と人物のギャップが広くとれるので、その幅って新しいよね良いよねってことなんでしょうね。ヒゲの中年はメガネの雰囲気とシンクロしちゃいました。敢えてが大事な要素でした。

シティボーイ全盛期育ちの私としては三苫の1ミリ的でも構わないので、微かでもその雰囲気が欲しいと思っていまして、今回はさすがに0ミリでした。諦めずにもう少し探したいですね。シャープでスポーティーだけど、ちょっと優しい柔らかい雰囲気が残っていて掛けても怖くなり過ぎない玉型を。

タダでは転ばないのがブルバキです。今回はレンズがグレーの10パーセントにシルバーミラーです。それは初で、ちょっと紫っぽいコバになるんですね。コーティングで色味は変わるので、グレーの10パーセントがシルバーミラーでどんな感じに変わるのか?その見本が出来たので良しとします。

今回の件に関してはフレームデザイン、玉型、あとはレンズの色味と三位一体し過ぎました。これはこれで極致な気もしておりまして、中庸を狙う昨今を鑑みますとオススメではあります。

兆し
雑記

24.03.10

えぐれていた部分から苔が生えてきました。かなり嬉しいです。

優美
ヴィンテージのメガネ

24.03.10

エレガントの方ざます。ユミとかじゃないです。

これ良かったんですよね。在庫は金色も銀色もまだあります。

エッセルなのでフランス製です。

ヴィンテージメガネのマニアでは無くても、カッコいいと言って頂ける機会が増えました。ウェリントンやボストンの次どうしようかなぁ問題への回答として浮上してきたツーブリッジであるということからでしょうか。業界的には、満を持してって感じもします。この8年の間に何度か、次はツーブリッジ、次こそはツーブリッジ、いま狙うのはツーブリッジみたいな雑誌の記事が沢山ありました。

 

フランスが手を加えると、ツーブリッジもタフガイ感が減らされてちゃんとエレガント系になります。

エッセルはとくに横が良いんです。線が細いのにグラマーなんですよね。

ヴィンテージメガネが好きな方でしたら、ブリッジの造詣で直ぐにピンと来ていたかもしれません。ローデンストックのトロ(TORRO)の顔しています。ローデンストックはドイツのメーカーです。なんちゃってTORROなフレームです。

なんちゃってフレームの面白さの一つとしまして、トロが本家だとしたときに、この本家との間や距離から時代の雰囲気が嗅ぎ取れるところがありますね。フランスもドイツをやらざるを得なかったんだなぁという驚きと、やっぱりローデンのトロって時代を牽引していたんだなぁという感銘と様々です。

個人的には、本家よりも好きです。時代的にはエッセルはナイロールで優美さ=軽やかさをウリにしていた時代だと思われます。それは、当時のHOYAの店舗向けの会報を見ても、間違い無いです。

お得意のナイロール機構を手放し、尚且つタフガイなドイツのツーブリッジデザインを基に、フランスのエッセルが挑んだというストーリーは、物の背景として心に刺さります。ドイツのツーブリッジって響きだけで、キッチリかっちりの極致みたいな印象を受けます。堅い×堅い=めっちゃ堅いなわけで。それを葦でくすぐって柔らかくしたのが、今回のフレームということでしょう。

そういうごちゃごちゃを除いても、あれこれ変え過ぎて本家と別物に見えるようになってしまっているわけでも無く、変えなさ過ぎてそっくりさんなわけでも無く、要所要所の変更具合が絶妙です。だからそっくりさんフレームでは無くて、なんちゃってフレームなんです。

それでいて、そこにあるだけで表出されるかっちりキッチリしているのにちょっと軽やかな雰囲気、でも軽すぎないバランスが良いです。元ネタに足した優美さがちょうど良いのかなと思っています。コムデギャルソンのジャケットに近い感覚です。ポテトチップスで当てはめればプリングルズって感じです。チップスターだとちょっとライトなので。プリングルズはずっとプリングルスだと思っていました。そしてチップスターの梅味めっちゃ美味いです。話が逸れはじめたので終わります。

黒檀フレーム
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)

24.03.04

黒檀で製作してもらいました。今回は鼻幅をマイナス2ミリの幅22ミリに。鼻パッドの形状を貼りタイプにて作成です。レンズ幅は44ミリです。

貼りタイプは、よくあるセルフレームの鼻盛りの雰囲気に似ています。

24ミリのクリングスタイプと比較。

フロントの抜き型を頂きました。想像よりも、はじめに用意するブロックの体積が要りますね。

 

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