明日6/20の月曜日は、予約が入りました。14時に閉めます。
明日は14時まで
営業案内
22.06.19
やっと掴めました
メガネのはなし
22.06.18
金張りの1000分率の表示について、ちゃんと書かれているものをようやく見つけることが出来ました。厚み(1μ=0.001㎜)表示ということもあるそうですけど、金張りは金メッキと違って各パーツ毎に厚みが一定では無いので、総重量に対しての何かしらの金の割合で表示されるべきということを前提とした、1000分率の場合の説明が無いかなと思ってぼんやり過ごしていました。やっぱりありました。ぼんやり待ち続けた甲斐がありました。
微妙に違いますし、金においては大事な差かもです。どちらの表示も、メタル部分の総重量に対してという基準の設け方は同じです。ですが1000分率の方は、純金(24K)で換算です。張ってあるものが例えば14Kでも、換算は純金で行います。一方で、アメリカのよくある表示では「1/20 12K GF」とあったときに、12Kで使用量を換算し、張ってある物も12Kです。プラクティスが載っていまして、それが参考になります。
『1/20 10K GF を1000分率表示に直す』
途中に分母と分子に2.0833を掛けており、これが意味不明さを少々招くかもです。紙面の行数に制約があったのでしょうが、要は分母と分子にそれぞれ(1000/480)をかけているだけです。あるあるで、分数の割り算が意味不明すぎて分数全部が、分数の存在が嫌いになる場合がありますが、最後の計算まで分数のままの方が大体の場合、計算も理解もスムーズです。結果の量的感覚を掴むときに、最後に少数に直せばいいと思います。
演算結果が、20.833…/1000(10K GF)です。プラクティスが表記の違いによる意味の差を鮮明にし、理解を深めてくれます。
以下、同じように計算してみます。
『1/10 12K GF → 50/1000 (12K GF)』
『1/20 12K GF → 25/1000 (12K GF)』
結果を眺めてみますと、30/1000と40/1000の金張りの言いたいことがぼんやり分かってきます。
悲願
無垢のメガネ(925silver,サンプラチナ,木)
22.06.11
昨日、ほぼほぼ完製品を見てきました。5月ごろから着手とは聞いていたので思ったより早いなと思いつつ、開発に関わっていると言えば大袈裟かつ偉そうなんですけど、一応そんな感じなので一番に仕上がりを見たいなということで鯖江に行きました。来週の東京のI.F.F.に間に合わせるべく、先に2本だけということでした。製品はもう少しお待ちください。
素人なので、いまいち図面から想像が出来ていませんでしたが、この智の部分は超デカイです。世界で一番デカイ一個智なんじゃないかなくらいデカイです。それに対して、眉パーツの空間を作るために上から切削が入っています。メガネを使用していく中で、その起伏に黒ずみの濃淡が加わったら最高でしょうね。
ブリッジの厚みも相当です。重量は、眉を除いて30グラムくらいだそうです。納品されたらまた計量してみます。ずっと店で展開している一山の銀無垢シリーズの1.5倍くらいあります。ガラスレンズを避ければフィッティングは問題無いです。それを確かめるため赴いたというのもありまして、やはりバチ先のテンプルエンドの重みと摩擦が相当あるため問題無しでした。フィッティングでメガネが後ろに引っ張られるような感覚は実現可能です。業界の一部ではマグネット効果と呼んでいましたが、それは十分発揮出来るので安心しました。そこが蔑ろになってしまえば、メガネ店が開発から関わることの意味が薄れますからね。
何も書かないで発売まで待とうかなと考えていましたが、さすがに要所だけ書きました。でもこんな感じで細かく見なくても、パッと見ただけで銀の塊だなって思います。時計とかスマホとか車とか電車とか、金属の塊ってカッコいいじゃないですか。生命とあまりに異質な存在だからなのか何なのか分からないですけど。メガネを見るというよりかは、それらを見る感覚に近い気がします。
金曜日も休みます
営業案内
22.06.08
急遽、鯖江に行くことにしました。今週は金曜日も休みます。
明日は休みです
営業案内
22.06.06
月例の眼科さん出張のため、明日6/7火曜日は休みます。
私もしてみむとてするなり
雑記
22.06.01
玉露のことを教えてもらって、ちょうど何か始めたい欲がムクムクと起こり始めていたのと、そう言えば店を名古屋で始める際に一式の道具を託してもらっていたことを思い出したことが重なり、玉露デビューしてみました。ちなみに私の持ち合わせていた玉露の知識は、綾鷹に入っている凄い何か、というレベルです。茶葉のアレコレも違いますけど、淹れ方飲み方のスタイルが違うんですね。ほとんど真っさらから始めてみました。
色々分からないので、名古屋でパッと思いつくのは妙香園ということで、とりあえず買ってみました。グレードが松竹梅の3つありまして、こういう時は竹一つよりも松と梅の一つずつ、トップとアンダーの落差を調べてみようということで松の「妙香」と、梅の「鳳凰」を買ってみました。鳳凰って名前がむしろ松のグレードっぽい響きですけど、これで梅です。
お茶のいい道具というのを初めて使ってみました。基本は眺める物という感覚で生きてきたので。使うとこれまた面白いですね。これは、使うまではふちが高くてボンッキュッボンなデザインが良いなあ等と思っていましたけど、用の美もありました。持ちやすいだけでは無く、中にお湯を入れても熱く感じにくい形状です。尚且つ蓋を押さえながら最後の一滴まで落としやすいようにと、玉露の為の工夫が生んだ形状であると気づきます。
玉露の概念が無かったから、この湯冷ましという道具は初めてです。椎茸?が持ち手になっていて滑りにくく厚みがある分、熱さも感じにくいです。
湯飲みの段差も、湯量の目安になりそうです。本当は、そう言った合理的解釈を捨てて見るべきで、物もそういう眼差しを避けているのかもしれませんが、その辺はついついです。嗜むに連れて、程よくそういう癖が抜けることを期待しています。
味は、事前にのりとか出汁っぽいというのを聞いていましたし、何なら茶葉を買うときも出汁のような…と言われていたので楽しみにしていましたが、本当でした。のり且つ出汁です。言葉のストックが自分には無いので、お茶がギュッとしているというスカスカな表現しか出てこないです。一杯目は、繰り返しになりますが、のりと出汁の方が煎茶よりも近いと感じました。すごいですね、別物です。二杯目以降は、少し渋みや苦味が出て記憶の煎茶とどんどん近くなってきます。
さすがの私でも松と梅の差は判然としていました。松グレードの妙香は、苦味や渋みがほとんど無くて甘味が相当でした。玉露の特異性を体感するということであれば、妙香だけでも良いかもです。風味が良いのはもちろんなんでしょうけど、なんとなく日本の歴史に接続出来たという現代ならではの特別感みたいなものが得られて、そんなのも気分が良いです。値段もそれなりにしますが、メガネより安いです。
日曜日は休みます
営業案内
22.05.27
明後日、5/29日曜日は休みます。
ドイツのクラウンパント
ヴィンテージのメガネ
22.05.24
クラウンパントのツーブリッジ。サイズは51□16です。70年代のドイツ製です。この年代の割には、ツーブリッジなのにレンズ小さめです。今っぽい感じがします。この雰囲気なら、いきなりツーブリッジもありそうです。
レンズの形も良いですけど、ブリッジが特に良い感じです。ツーブリッジとなると、よくあるパターンでは同じ作りの棒が2本レンズとレンズの間に渡されます。これはそうではなく趣向が凝らしてあります。カチッと曲げが施され、ハッキリ凹凸と認識出来る下の棒の作りと、フニャっとゆるく曲げた若干の凹凸のある上の棒と、全然雰囲気の違う棒が渡されています。それがかなり上手く作用していて、全体としてカッチリでもなくフニャっとでもなく、ツーブリッジ特有のおじさん感も無く、かと言って攻め過ぎなメガネ感も無く、という感じになっています。
ちょっとだけ変則
ヴィンテージのメガネ
22.05.20
久しぶりにイギリスのヴィンテージ、NHSです。
刻印が入っていたり、マニアックな違いはありますけど作りの風合いで分類するなら、アメリカンヴィンテージに近いです。蝶番の周りとか未処理な部分もあり、それがカチッとした雰囲気になり過ぎずにちょうどいいのでしょうね。
これは特にレンズシェイプがやや変則で、そのおもしろ感がよく見ないと分からない具合もちょうど良い感じです。
年1の楽しみ
雑記
22.05.20
店の開店まえに頂くには地理的にもスメル的にも厳しくて、休みの日もなかなか一人で外出しづらい状況というのもあり、年1くらいのペースになっています。伏見のラーメン大です。
野菜増量している人カッコいいなぁと謎の憧憬があり、初めて増してみましたがギリでした。ギリオブギリで、昼食べて次の日の朝まで何も食べられませんでした。年1ペースなので、食える量の健康診断みたいになっていますけど、30歳を超えると確かに量が減りますね。