次の金曜日、22日から開けてみようかなと思っています。
(営業再開まで、あと4日)
20.05.18
次の金曜日、22日から開けてみようかなと思っています。
(営業再開まで、あと4日)
20.05.13
キリンレモンのコマーシャルにハマりました。あまり気に留めていませんでしたが、アレって歌詞がしっかりあるんですね。今回のバージョンから足したのでしょうか。
コマーシャル最後の「晴れわたろうよ」の部分が良くて、晴れわたるなんて「晴れわたる空、広い海…」的な物語の導入でしか聞かないなと、日常会話で「晴れわたろうよ」なんて使ったことも無いんですけど、晴れわたろうよって何だか良いですね。日常で使わないからこその、歌詞にした時の程よい違和感が素敵でした。
急展開ですが、緊急事態宣言が解除されるかもということで、店をどうしようかなと。それこそまさに、解除されたところで気持ちが晴れわたるとは限らないんですけど、程よく戻していかないとですね。
いずれにしましても、今週末は休みにします。昨日の眼科さんの出張で、お陰さまで加工がパンパンに入ったのと、すでに週末に受け取り予告を頂いているので。
(営業再開まで、あと(未定)日)
20.05.08
ブルバキオリジナルのセルフレームです。今年も懲りずにテレビフレームにて。新色でクリアのブルーグレーです。
自分で使って、都度改良して、その結果もフィードバックしております。それで、もうこれはレンズカーブを6カーブ指定するべきですし、それ以外不可だなということで、今回はフロントにもカーブを初めからつけております。この前のブログで、テンプルを弄って前傾角を増やしたと書きましたが、これで更に完成がイメージしやすいかと思います。
テンプルの処理は、ほぼ前回同様です。前回との違いは、フロントの接合部分から滑りを演出してみました。
比較するとこんな感じです。
生産は前回同様イギリスで、変な言い方ですけど総ハンドメイドです。
これも毎回言いますが、個人的には手造りだけではあまりピンとこないタイプです。それは分析の結果であるべきですからね。加えるなら、様々な界隈で“おじいちゃん”というのがキラーワードになりがちですが、それもあまりピンとこずです。良いなと感じたもの、それが若人のマシーンメイドということもあり得ます。それは、従事する若人にとっての救いにもならないかなと思うんです。もちろん、機械では作れない手仕事の美しさ、熟練の技による美しさに惹かれないことは無いですよ。銀無垢等々の、無垢ものの手彫りはまさにそれですから。
ということで大事なのは、それでしか作れない良さなのか?でして、それは自分のオリジナルフレームにも厳しく適用すべき判断基準となります。今回もイギリスから届いた物を見て、値段も考慮に入れて、結果、かなり自ら手を加えております。修正には合計3日かかりました。
とにかく、真っ直ぐな光の反射をどの角度からも無くせるように、あり得ないことですが流体がそのまま纏まって空間に存在しているような感じを目指しました。ただその為にひたすら頑張りました。それが何だと言われると困りますが、見て気分良くて掛けて気分良さそうなのでくらいしか考えてないです。
音で伝えるならば、トロトロのヌルヌルです。トップの画像から伝われば嬉しいですね。実物は、もう少し表面に水を帯びた感じになって綺麗です。
最後、簡潔にまとめますとこのフレームはブルバキオリジナルのセルフレームです。そしてもう少し詳しく述べれば、30代前半をどのように捉えるかに依りますが日本のおじさんによる手仕上げの製品です。…やっぱり、おじいちゃんの手造りの方が響き良いですね。
20.05.08
今日は店に居ました。
発注したことを忘れてました、サンプラチナの玉型特注で、しかもブリッジ22ミリと24ミリで注文出してました。キャッシュアウト確定です。とほほ。悲しいときに“とほほ”は、多分昭和です。
ブルバキの定番として店頭在庫をするべきだったので、このタイミングでも良いんですけどね。銀無垢のドロップオクタゴンも在庫がありますので、値段や素材の違い、それら引括めた風合いの違いで比較検討が出来るようになりました。店は休みなので、6月以降に。
レンズ幅はともに44ミリです。
20.05.07
緊急事態宣言の期間が延びたので、休業期間も延ばします。とりあえず今月末まで。そこからは、もう開けないとお金の面でアカン宣言を行政とは独自にする事で、店を開けると思います。
いまのところ休業中に、あれこれしようと思ったことがほぼ出来ず。良くも悪くも育休っぽくなってしまいました。なので、5月は在庫の整理と、店についての思索に耽ろうと思います。
最近の休み過ぎてなんだか調子狂ってきたエピソードは、猫のことをニャーニャーと呼んでいる自己を公園で認識し、ハッとしたことでしょうね。
眼は、発生的には脳みそから突出して出来上がるわけなんですけど、赤ちゃんを見ているとなるほどなるほど、確かにそうだなと確認出来ます。身体が大きくなる、眼も大きくなる、網膜で光を結べるようになる、物が見え始める、脳に刺激がいく、脳の活性化で反射・反応のバリエーションが増えてくる…。こんな流れがアレコレの本に書いてあった気がしますけど、まさにそんな感じです。今は、あれこれなんでも見ることで脳が成長しますし、脳が成長する事で注視する対象が増え、それで一層見ること増えて…というループを日々感じます。
ただただひたすら休んだ言い訳ですが、そういう観察から、眼と脳の関係の強さ、というよりも発生まで遡り、眼は脳と変わらないなと、改めて感じた次第です。医学の本に書いてある通りでした。
小林秀雄が見ることと考えることの同一視をしていたのを何かの本で読みましたが、その直観を分析してみても、やはりそのようだと至りました。見る、見た、その瞬間が全てでしょう。
(営業再開まで、あと25日)
20.04.27
色々分からないことだらけなので、こういうときは尊徳先輩に教えを請うしかないです。
創業する前の暇な期間に、一回読んだきりでした。いまは二回目、本の半分くらい読んでいます。
構成が数学的と言いますか、全て分度と推譲で説明がつく感じがします。行き詰まったとき分からないときは定義に還るというのが数学の基本なんですけど、その構造に近いです。つまり、どの項目も肝は分度と推譲でして、具体的な行動としては倹約となりますから、自分に厳しい経営学です。この期に及んでまだ倹約かと、無いものをどうしろと、、、という感じも受けます。けど倹約です。
回復は外から取り込んで行うのではなく、内からまず回復せよというのも、なるほどなと今の状況だと励みになります。寒いときに服を重ねてきても、体調が悪ければ、体から熱が発せられなければ暖まりませんよと、そういうことだそうです。体の例だと納得しちゃうんですけど、現実はどうなんでしょうね。
久々に、店で月末の締め作業していたんですけど、ぼちぼちりんりん電話が鳴りました。つい勢いで取っちゃったんですけど、次からは休業中はとらないつもりです。メーカーさん等々は個人ケータイに掛かりますし、銀無垢以外のお渡しは無いですし、そこそこメーカーも休みに入ってしまって、相談を受けても解決に着手出来ないので、また再開したときにお願い致します。
(営業再開まで、あと11日)
20.04.24
そうします。コロナの自粛要請で引き続き休みます。7日が木曜日なので、5月8日金曜日に開ける予定です。
(営業再開まで、あと14日)
20.04.21
社会がこんな感じのムードに包まれたなか過ごすのは初めてですね。まさに、この前見た『ニーチェの馬』の世界を我々は生きていますね。
今の状況を、それぞれの方がどの程度怖いなあと感じるかにもよるんでしょうけど、マズローの欲求五段階説の、生理的欲求や安全の欲求が崩された感はありますよね。また、災害のときと違って、何かがボコーンと起こって、そこから切り替えて復興していこうという気概が生まれるのではなくて、ボコーンと起こってはいけない状況で、喪失するかもしれないということに怯え続けるというのも、なかなかしんどいものがあります。
ブルバキが休みますとなって、吹けば飛ぶ程度の規模の店ですから、まあまあ皆さんに心配してもらったんですけど、、、ありがとうございました。その反応欲しがりました。
それで、ネット販売始めないの?と、よく聞かれました。今のところ、始めるつもりは無いまま休業中です。その理由が、さっきのマズローの話でして、欲求の土台の階層が崩れたことに対してのアプローチが、販売経路の変更で十分なのかという点、いまのこの状態で承認や自己実現の欲求に関わるメガネの消費を刺激して良いタイミングだっけ?という問いが自分の中で上手く整理がつかないので、そのまま休みました。もたなくなったら、しれっと店を再開するかもしれませんが、そうすぐはお客さんの来店も回復しないと予想がつくので、どちらにしても世界は『ニーチェの馬』でした。そこに希望はあるのか。とにかく今は、黙ってジャガイモを食べるしか無いです。気になったら『ニーチェの馬』をご覧ください。
そういえば、名古屋市の休業補償の対象が発表されていましたね。やはり眼鏡店のカテゴリー分けがありませんでした。いずれにしましても、例えブルバキが古物や雑貨に振り分けられたとしても、結構床面積が大きいところしか補償は無いので、初めから無いものと思って休業を決めたのは精神的に良かったです。
資料をよく見ると、床面積に関係なく交付される対象にアダルトショップがありまして、ヴィンテージ眼鏡ってオトナの人にしか販売していないから、そうかそうかつまりブルバキはアダルトショップだなと、そんなことも考えながら休日を過ごしております。おかしいのは元々で、心はまだ元気ですよ。
(営業再開まで、あと(未定)日)
20.04.20
またまた映画の話。『帝一の國』観ました。
面白いなーという感想だけで終われるかと思いきや、いきなり本質突いてくるので焦ります。
菅田将暉と永野芽郁のシーンで、
「帝一くんは、何で生徒会長になりたいの?」
「総理大臣になりたいから」
「なんで総理大臣になりたいの?」
「自分の国を作りたいから」
「なんで自分の国を作りたいの?」
「…。」
「わたしは帝一くんのピアノが聴きたい」
たしか、こんな様なやりとりです。あれこれ忘れているので、多少「」内の言葉は違うと思いますが、トヨタ式の5whyみたいなものを行い、手段と目的がすり替わったことに気付かせるシーンがありました。
つい、手段は目的になりがちです。永野芽郁がつぶらな瞳で直球を投げ込んでくるのでビビりましたが、現実、コロナの影響でまずは店としては存続することが目的になってしまったとは雖も、でも、やっぱり店は手段であって、生き残りの模索の途中でも、つまり何のために生き残るんだっけ?みたいな目的が問われるのは予想がつきます。
そこで、ブルバキで言うところのそれら目的とは何だ?みたいなものが急に頭をもたげてきて、途中から笑って観れなくなりました。せっかくの休業なので、考え直してみます。
(営業再開まで、あと(未定)日)
20.04.19
左が彫金の柄を指定した品です。右側の色が変わっている方が、柄の細かい指定無しで、唐草の総彫とだけオーダーしたときの通常品です。変色は、大気中の硫黄で自然に変色したもので、拭きあげれば簡単に左のような白色に戻ります。
切削箇所が少なめです。その為、均一な平面が多く残されており、ギラギラ感が少ないです。やや清潔な印象です。
同じような唐草だなと思っておりましたが、結構雰囲気変わりました。どちらも相当美しいですね。
(営業再開まで、あと(未定)日)