カテゴリー:修理とメンテ

メガネの修理 鼻盛り
修理とメンテ

16.09.12

ビフォアフターです。上が鼻盛り後です。これでずれないです。

基本、ブルバキでは一旦もともとのパーツを切り取って、新しい物を融着させています。

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切り取り後。

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磨いて、フレームの板だけの状態。

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気泡が入らないようにのせて、くっついたらひたすら磨いて終わりです。内側のことなので見えないわけですが、掛けるときにテンションが下がる故、キレイに仕上げることを心がけております。

新旧問わず、鼻盛りは承ります。ご相談ください。

プラスチックメガネの修理方法の研究
修理とメンテ

16.09.09

ヴィンテージのメガネは入荷時に検品しています。その際ダメだった物(今回はリム切れ)を使って、修理の練習やら改善をしております。

いままで、アセテートとセルロイドの接合は

①溶かして継ぐ

②中に芯材を入れて溶かして継ぐ

の2パターンでした。リム(レンズ周辺)の場合は、レンズを嵌め込む際に力がリムと垂直に入るので、②の芯材を入れていました。

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くっつきますが、ちょっとでも力が変に入ると、表面に薄っすら溝が出るのが気になっていました。接合が完全に切れるわけでは無いですが、もっと綺麗に仕上げたいなと。

ということで、上から透明なプラ板を貼り、融着させて表面をコーティングしてみました。

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それをギリギリまで削り落とします。

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バフ磨きをしていない状態です。曲げと捻りに強くなったと思います。軽く押したり捻ったりしましたが、亀裂は生じていません。

ある程度、色々試してみる必要もありそうです。今回はセルロイドで、割と融着していて透明な部分がわからないほどでしたが、アセテートだとまた違う結果かもしれません。なかなか良いくっつきをしているので、手応えは感じていますね。

鼻の調整 ヴィンテージメガネの鼻盛り
修理とメンテ

16.09.04

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鼻盛り出来ます。お持ち込み歓迎です。

上の例は、盛りで鼻幅や高さが足りないため、パッド足をつけたバージョンです。チタンの塊のパッドにしてあげれば、そこまで野暮ったくならず、ヴィンテージのメガネの雰囲気を壊さないと思います。

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もともとはこんな感じでした。

一般に海外のフレームは、初期の鼻幅が広いので、なかなか日本人の鼻幅に合わず、メガネが下がる原因になっている時もありますね。今回は日本のフレームでしたが、縦に長くて頬に当たるので、足の取り付けで解決しました。

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